ナタリーの紹介:2011年フランス映画。ダヴィド・フェンキノス原作のフランスのベストセラー小説「La d・licatesse」をダヴィド自身とその兄ステファンが共同で映画化したラブストーリーです。愛する夫を亡くした女性と冴えない同僚の男性が不意打ちのキスをきっかけに恋に落ちていく姿を描いています。
監督:ダヴィド・フェンキノス、ステファン・フェンキノス 出演者:オドレイ・トトゥ(ナタリー)、フランソワ・ダミアン(マーカス)、ブリュノ・トデスキーニ(シャルル社長)、メラニー・ベルニエ(クロエ)、ジョセフィーヌ・デ・ミオー(ソフィー)ほか
映画「ナタリー」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ナタリー」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ナタリーの予告編 動画
映画「ナタリー」解説
この解説記事には映画「ナタリー」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ナタリーのネタバレあらすじ:起
フランス・パリの劇場でパンフレットの売り子をしていた美しく聡明な女性ナタリー(オドレイ・トトゥ)は、カフェでの出会ったイケメンのフランソワ(ピオ・マルマイ)と恋に落ち、やがて結婚に至りました。ナタリーはスウェーデンの企業に就職、夫婦は幸せな暮らしを送っていました。しかし今から3年前、フランソワは突然の交通事故で亡くなってしまいます。ナタリーはフランソワとの想い出が詰まった私物全てを処分、職場に復帰すると社長(ブリュノ・トデスキーニ)をはじめ同僚たちがあまりにも気を遣ってくることを鬱陶しく思い、最大の理解者である友人ソフィー(ジョセフィーヌ・デ・ミオー)に相談しました。
ナタリーのネタバレあらすじ:承
そして現在。ナタリーは新たな恋愛をすることなく仕事に邁進、同僚のクロエ(メラニー・ベルニエ)からの「仕事だけの人生」という心無い批判にもめげずに働き続けていました。そんなある日、いつものように職場にいたナタリーは、同僚の冴えない男マーカス(フランソワ・ダミアン)から突然不意打ちのキスを受けます。マーカスはナタリーにべた惚れしてしまうのですが、ナタリーからなぜ突然キスをしたのか問われても全く覚えていないとの一点張りでした。ナタリーはソフィーに相談しますが、それまで全く恋の話などなかったナタリーにソフィーは驚くばかりでした。しかし、マーカスが思い切ってナタリーを食事に誘ったことから二人は打ち解け、少しずつ距離は縮まっていきました。
ナタリーのネタバレあらすじ:転
ナタリーはマーカスに誘われて演劇を鑑賞、そのまま夜のパリでデートします。しかしマーカスは職場では何事もなかったかのように振る舞い、ナタリーの問いに「自己防衛で君を見ないようにしている」とそっけない返事をするのみでした。ナタリーはが選んだ気取らぬ中華料理店で食事をし、ナタリーは「あなたといた時間は楽しかった」と返します。しかし二人の関係はクロエの告げ口により職場の知るところとなります。特にナタリーに感心を寄せる社長は彼女を呼び出しては二人の関係を探ろうとしつこく迫りました。
ナタリーの結末
ナタリーはマーカスをソフィーの家で開かれる食事会に誘いますが、ソフィーは思わずマーカスに嫌味を言ってしまったことからマーカスは取り乱してしまい、やむなくナタリーは彼を自宅に連れていきます。翌日、ナタリーに問い詰められた社長はマーカスをストックホルムに転勤させると言い出し、ナタリーは私も一緒に行くと反論します。会社を飛び出したナタリーはマーカスを祖母に紹介、温かい歓迎を受けます。ナタリーとマーカスは、かつてナタリーは幼少期に遊んでいた庭を散策します。マーカスはナタリーの心の傷は自分が全て踏み潰すと心に固く誓いました。
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