おっぱいとお月さまの紹介:1994年スペイン,フランス映画。母親のおっぱいを生まれたばかりの弟にとられた少年が、自分だけのおっぱいを探すことを決意。やがて彼は理想のおっぱいを持つ女性に出会い、彼女のミルクを得ようと奮闘する。
監督:ビガス・ルナ 出演:マチルダ・メイ、ピエル・ドゥーラン、ジェラール・ダルモン、ミゲル・ポベダ、アベル・フォルク、ラウラ・マニャー、ヘニス・サーンチェス、ハビエル・マッセ、ほか
映画「おっぱいとお月さま」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「おっぱいとお月さま」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「おっぱいとお月さま」解説
この解説記事には映画「おっぱいとお月さま」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
おっぱいとお月さまのネタバレあらすじ:起・自分だけのおっぱいを探して
スペイン、地中海沿岸の町で暮らす9歳の少年テテは、この地方の祭りで行われる「人間の塔」の登り手だったが、頂上付近で怖気づいてしまい失敗。友達が見事成功させたのをみて悔しがるばかりだ。ほどなくテテに弟ができるが、母親のおっぱいを独り占めしている弟が嫌いだった。面白くないテテは自分だけのおっぱいを探そうと決意する。唯一の味方であるおじいちゃんと2人で月を眺めていたテテは、「おっぱいが欲しい」と月に願いをかける。すると願いが聞き届けられたかのように完璧なおっぱいの持ち主が町にやってくる。
おっぱいとお月さまのネタバレあらすじ:承・ライバルとの攻防
そのおっぱいの持ち主エストレリータはフランスから夫モーリスとともにやってきた旅芸人で、2人は町のテント小屋でショーを行うため、キャンプ場にトレーラーを置いて生活していた。2人は深く愛し合っていたがモーリスは肉体的にエストレリータを満足させることができずにいた。そんな時、キャンプ場で働く青年ミゲルがエストレリータに一目ぼれし、毎日のように彼女のもとを訪れ、歌をささげるようになる。テテはそんなミゲルが邪魔でしかたがない。
おっぱいとお月さまのネタバレあらすじ:転・おっぱいを取り戻せ
テテは意を決して自分の宝物、カエルのワリーをエストレリータにプレゼントして、少しだけミルクを飲ませて欲しい、と頼む。すると彼女はテテにたくさんお飲み、と言って浴びせるように飲ませてくれた。
一方、彼女を諦めきれないミゲルは相変わらずトレーラーのそばで歌い続けていた。エストレリータは夫がいるからと取り合わずにいたが、モーリスもだんだんミゲルの行動に苛立ちはじめる。
そんな中、ミゲルの親友が事故死し、悲しみに涙するミゲルを見かねたエストレリータはついに彼を関係を持つ。モーリスは嫉妬にかられながらも、彼女を満たせない引け目から責めることができずにいた。ミゲルにうばわれ、モーリスの反撃も期待できないとみたテテは彼女をさらおうと決意する。トレーラーの下にテテが潜り込んだとき、ちょうどミゲルとエストレリータは情事の際中だった。はずみでウォーターベッドが裂けて中の水がドアの外まで溢れ出すと、それを見たテテはミゲルがエストレリータのおっぱいを破裂させたのだと思い込む。
おっぱいとお月さまの結末:それぞれのハッピーエンド
情事のあと、自分を責めないモーリスに、エストレリータは変わらぬ愛情を感じていた。2人は黙って町を去る。彼女を失い傷心のミゲルは自殺を図るが死に切れなかった。
翌年の祭りの日、テテは再び人間の塔の登り手となっていた。頂上付近でまた怖気づいたとき、エストレリータのおっぱいが目に入り、勇気付けられたテテは見事登りきることに成功する。
そしてミゲルはエストレリータに迎え入れられ、モーリスと3人でショーの舞台に立っていた。
スペースバンパイアをみてマチルダメイ主演の映画を探したところこの映画を発見しました。この映画でもマチルダメイは男性を虜にしてしまい、ミゲルが自殺を考えるくらいまでに惚れてしまったところ、身助けで自分の身体を与えたのだけれども今度は旦那が拗ねてしまう!可哀相になってまた旦那のもとに戻るという憧れの的になっていましたね。興奮しました。