U.M.A レイク・プラシッド3の紹介:2010年アメリカ映画。「“ヤツら”は胃袋でモノを考える!!」静かな湖のほとりに引っ越してきた家族を中心に、人食いモンスターへと成長してしまった巨大ワニが巻き起こす恐怖を描いたモンスター・パニック映画「レイク・プラシッド」シリーズの第3弾です。
監督:G・E・ファースト 出演:コリン・ファーガソン(ネイサン・ビッカーマン)、ヤンシー・バトラー(リバ)、カースティ・ミッチェル(スーザン)、ケイシー・バーンフィールド(エリー)、マイケル・アイアンサイド(保安官トニー・ウィリンガー)、ほか
映画「U.M.A レイク・プラシッド3」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「U.M.A レイク・プラシッド3」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「U.M.A レイク・プラシッド3」解説
この解説記事には映画「U.M.A レイク・プラシッド3」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
UMAレイクプラシッド3のネタバレあらすじ:起・生息
舞台はアメリカ・メイン州の雄大な自然に囲まれた静かな湖「ブラック湖」です。ある日、環境保護庁の猟区監視官であるネイサン・ビッカーマンが、妻・スーザンと一人息子・コナーを連れ、ほとりの一軒家に引っ越してきました。その一軒家とはかつて、人喰い巨大ワニを餌付けしていた姉妹が住んでいた家でした。ネイサンは数年前にその巨大ワニに喰われて死亡した叔母の遺品整理のために引っ越してきたのです。
かつての惨劇を知っているネイサンとスーザンは一抹の不安をいただいていました。そんなネイサンたちのもとに保安官トニー・ウィリンガーがやってきました。「湖は調べ尽くした。音波探知式を使って隅から隅まで。今ではこの湖にはマスより大きい生き物はいない。…恐ろしいのは動物より人間ですよ」ベテラン保安官のトニーは言います。それでもスーザンは不安を拭い切れませんでした。そんなやり取りの中、まだ幼いコナーは一人、湖畔に遊びに行くと、そこで数匹のワニが生息しているのを見つけます。「ペットができたみたい!たくさん」かつての惨劇など知らないコナーは、無邪気にそのワニに餌を与え、喜びました。その後、両親が仕事で忙しく、孤独感を覚えたコナーは寂しさを紛らすため、見つけたワニの子供を密かに育てていきます。すると2年後、ワニたちは手に負えない程に巨大に成長していくのでした。
UMAレイクプラシッド3のネタバレあらすじ:承・出現!
そんなある日、湖畔を調査していたネイサンは、続発している動物の変死に不安感を抱き、ネイサンは保安官に訴えました。「最後の調査は1年半前だろ?変化はありえる。安全確認は僕らの義務だ」ネイサンの不安を払拭するため、保安官は湖の調査に動き出します。
その頃、コナーはいつものようにワニたちに餌を与えていると、突如、ワニたちが牙をむいてきました。ワニたちはコナーのベビーシッターの愛犬とベビーシッターを襲いました。返り血を浴び、コナーはパニック状態に陥りながら、家に飛んで帰りました。家にいた母・スーザンはコナーの姿を見て驚きます。更にそこに血だらけのベビーシッターが飛び込んできました。スーザンはコナーがワニを密かに育てていたことを知り、仰天します。そんな2人の前に、巨大ワニが2匹迫ってきました。
同じ頃、湖には女ハンター・リバが仲間と共に密猟に来ていました。片想いのエリーを追ってきた大学生・ブレッドから彼女を探してほしいと依頼を受け、リバは仲間と共に湖に入りました。その時、突如、ボートが巨大な何かに襲撃されてしまいました。それは10メートルはある巨大ワニでした。大切な仲間の1人を巨大なワニに喰い殺され、リバは怒りに燃えます。またその同じ時、観光に来ていたエリーの友人たちもワニの餌食となってしまいます。
UMAレイクプラシッド3のネタバレあらすじ:転・猛襲!
湖を調査していたネイサンと保安官は、スーザンからの通報を受け、家に急行しました。そこで2人は目を疑う光景を目にします。スーザンたちを2匹の巨大ワニが襲おうとしていたのでした。2人は迫ってくる巨大ワニを銃撃しますが、ビクともしません。巨大ワニは2人に牙をむきます。ネイサンと保安官は家に逃げ込み、なんとか家に逃げ込みました。なぜ巨大ワニが生息しているのかと2人は疑問を抱きますが、その理由は直ぐにわかりました。「ワニは友達じゃない。危険な野生動物だ。動物には生きるためのルールがある。それに従い、自分より小さい生き物は何でも食べる」ネイサンは息子・コナーを叱りました。「けど、ボクが寂しいとき、一緒に遊んでくれた。…親が自分の子供の面倒を見るのがルールだと思っていたけれど、違うんだ…」寂しそうに呟くコナーにネイサンはそれ以上、何も言えませんでした。
ネイサンと保安官は家にスーザンとコナーを置き、巨大ワニの退治に向かいました。しかし、待っていたのは巨大ワニでした。巨大ワニは容赦なく襲ってきました。再び家の中にネイサンは逃げ込み、なんとか難を逃れますが、車の中にいた保安官はワニに車ごと湖に引きずり込まれ、喰い殺されてしまいました。
その頃、リバたちも巨大ワニに襲われ、リバは仲間の1人を失くし、リバも負傷してしまいます。窮地に陥ったリバはブレッドを連れ、ネイサンの家に向かい、ネイサンと合流します。ブレッドは恋人エリーを探すと言い放ち、ひとり、エリーを探しに湖に行きます。ようやくエリーと再会したブレッドは、エリーを巨大ワニから助けるため、自らを犠牲にしてしまいます。
UMAレイクプラシッド3の結末:撃破!
エリーはネイサンのもとに助けを求めて逃げ込みました。そこには襲撃してきた巨大ワニを撃退し、深い痛手を負ったリバとネイサンたちがいました。ネイサンたちはリバとエリーを連れ、街に避難しました。助けを呼ぼうとするネイサンたちを喰い殺そうと、巨大ワニが襲ってきました。死闘の中で、リバは殺されてしまいます。ネイサンは家族とエリーを守るため、1人、巨大ワニに立ち向かいます。牙をむく巨大ワニに大量のガソリンをかけ、ネイサンは火を放って、ついに巨大ワニを木っ端みじんに撃破します。
ネイサンの活躍で湖畔の街から恐怖は消えました。ネイサンは湖に課外学習に来た学生たちに語ります。「どうにもならないことがある。仕事のことや、子供のこと。この地球も人の力は及ばない。自然に鉄則というものはない。だから、動物の行動を分類したり、分析するシステムを作り、動物がどこへ行き、何をするか予測することなどできない」と。そして、ネイサンは「メインリバー・ワニはもう絶滅した」と話しました。しかし、湖にはまだ、ワニが生息していました。
以上、映画「U.M.A レイク・プラシッド3」のあらすじと結末でした。
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