おかしなおかしな訪問者の紹介:1992年フランス映画。魔女のたくらみによって婚約者の父親を殺めてしまった中世の騎士。時を遡って惨事を食い止めようとするが、魔術師の手違いで20世紀に送られてしまい、元の時代に戻ろうと奔走する。
監督:ジャン=マリー・ポワレ 出演:ジャン・レノ、クリスチャン・クラヴィエ、ヴァレリー・ルメルシェ、マリ=アンヌ・シャゼル、イザベル・ナンティ、ほか
映画「おかしなおかしな訪問者」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「おかしなおかしな訪問者」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「おかしなおかしな訪問者」解説
この解説記事には映画「おかしなおかしな訪問者」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
おかしなおかしな訪問者のネタバレあらすじ:魔女の呪い
1123年フランス。ルイ6世が英国王ヘンリー1世とノルマンディで対峙しているその時、国王ルイが敵方の姫と逢引中、敵に知られ襲われたところを騎士ゴッドフロワが倒し、無事野営地に帰還。褒美としてブイユ公の姫フレネゴントとの結婚を許される。ゴッドフロワは下僕を連れ姫のいる城へ向かう途中、森の中で黒ミサを行っていた魔女を捕獲した。城に着く直前、魔女に一服盛られたゴッドフロワは出迎えたフレネゴントの目の前で姫の父ブイユ公を誤って殺してしまう。姫には婚約を解消され、絶望したゴッドフロワは大魔術師エウザエビエスに助けを求める。死者をよみがえらせることはできないが、公を殺める前まで時間をさかのぼることはできるといわれ、ゴッドフロワは下僕ジャクイユを道づれに秘薬を飲む。
おかしなおかしな訪問者のネタバレあらすじ:手違いで未来へ
2人が目を覚ますとそこは過去ではなく未来、1992年のフランスだった。未来にきてしまったことに気づいたゴッドフロワはそこで自分の子孫である、フレネゴントにそっくりな女伯爵ベアトリスに出会うが、ベアトリスは行方不明のいとこだと勘違いしてゴッドフロワとジャクイユを自宅に引き取る。とりあえず自分の城へ行き、もとの時代に戻ることを考えたゴッドフロワは、城がいまやジャクイユの子孫、ジャック=アンリが買い取ってホテルになっていると知る。ベアトリスの自宅で大騒ぎの一夜を過ごした翌日、城を取り戻すためベアトリスの案内で2人は城へ向かう。かつての自分の部屋の暖炉から地下道を見つけたゴッドフロワとベアトリスはその奥で魔法の書と「これを見たらフェルディナンドに連絡を」というメモを見つける。会いに行ってみるとフェルディナンドは大魔術師エウザエビエスの末裔で、過去に戻る秘薬を作ってゴッドフロワを待っていた。
おかしなおかしな訪問者の結末:過去へ、やり直し
やっと秘薬を手に入れたゴットフロワは真夜中の城で、現代に残りたいと戻ることを嫌がるジャクイユに無理やり薬を飲ませて魔法を唱え共に過去へと帰って行った。それを目の当たりにしたベアトリスはようやく真実を受け入れる。魔法が効き、ブイユ公を殺める直前に戻ったゴッドフロワはすんでのところで放った矢の方向を変え、その矢は魔女に命中、無事フレネゴントとの結婚が実現した。
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