リバイアサンの紹介:1989年アメリカ,イタリア映画。海底で貴金属を発掘していた作業員が、ソ連の沈没船『リバイアサン』から持ち帰った酒を飲んでしまったことにより、ソ連が遺伝子操作で開発した化け物が復活し、乗組員を殺し、自分の体に同化させながら、襲いかかるという、深海モンスターパニック映画です。内容的には『エイリアン』の深海版と行っていいくらい酷似しています。
監督:ジョージ・P・コスマトス 出演:ピーター・ウェラー(ベック)、リチャード・クレンナ(トンプソン博士)、アマンダ・ペイズ(ウイリー)、ダニエル・スターン(シックスパック)、
マイケル・カーマイン(デジーザス)、リサ・アイルバッハー(ボーマン)、ヘクター・エリゾンド(コッブ)、メグ・フォスター(マーティン)ほか
映画「リバイアサン」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「リバイアサン」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
リバイアサンの予告編 動画
映画「リバイアサン」解説
この解説記事には映画「リバイアサン」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
リバイアサンのネタバレあらすじ:起
ドライオセアニック海洋開発では深海から貴金属の採掘を行っていました。大型潜水艇でベックをリーダーとするチームが発掘作業にあたっていました。ある日、デジーザスの酸素が減りはじめる異常が起りました。デジーザスはパニックに陥りますが、なんとか潜水艇に戻り事なきをえました。潜水発掘作業があと3日となった日、発掘ノルマの達成のメドがついたベックは、作業終了後にメンテナンス作業をして、明日は休みにしようと言う提案をしました。みんな賛成し、メンテナンス作業が終わりますが、シックスバックが深海クモを持ち帰り、ウイリーにいたずらをしました。そしてウイリーもいたずらをやり返したことで揉め事が起り、ベックは罰として二人に、翌日の半日作業を命じました。そして翌日、二人が作業中にシックスバックが崖から落ち、探すためにウイリーが崖下に降りました。するとウイリーのカメラに沈没船が映りました。それはソ連船で、トンプソン博士によると『リバイアサン号』で、調べるとこの船はバルト海で航行中だという事になっていました。
リバイアサンのネタバレあらすじ:承
ウイリーが『リバイアサン』の船内に入るとシックスバックが金庫を持っていました。金庫を潜水艇に引き上げて調べると、船員の記録が出てきました。全員病死と書かれてありました。ビデオもあり再生すると、船内に熱病が発生したという内容でした。その時シックスバックが一人用のウイスキーボトルをみつけ、ポケットに隠しました。その後、トンプソン博士と、ベックがウイリーのカメラ映像を検証しました。すると沈没させられたかのような大きな穴を船体に見つけました。シックスバックがベッドでウイスキーボトルの酒を飲んでいると、ボーマンもやって来て二人で飲みました。翌日、シックスバックは体の不調を訴えトンプソンが診察しました。体に斑点が出来ており、この細胞をトンプソンは調べました。すると遺伝子変更された細胞でした。残りのメンバーは発掘作業を行いノルマは完了しました。そのころシックスバックは死亡し、トンプソンは全員の検査をしました。
リバイアサンのネタバレあらすじ:転
本社のマーティンがモニターを通して、ハリケーン発生のため潜水艇の回収が12時間遅れるという連絡が入りました。そのころボーマンの体は不調を訴え、斑点ができていました。そしてトンプソンのいない医務室でシックスバックの体を見ると、化け物のような形に変異していました。ボーマンはシャワー室で手首を切って自殺しました。ベックらは、シックスバックとボーマンの死体が合体して動く生物となった死体を、海に捨てるため運搬しました。途中でコップがひっかかれますが、捨てました。しかし腕がちぎれて船内に残りました。その後、腕から成長した生物がデジーザスの腹に食いつき体内にもぐりました。トンプソンはこの生物は人間の脳の記憶まで吸収していると言いました。そしてソ連による遺伝子操作の実験の失敗で化け物が生まれ、ソ連によって沈められたのだろうと仮説しました。そしてコップが不調を訴え、生物に同化しました。ベックとジョーンズとウイリーは化け物と闘いながら脱出用バブルで脱出するため向かいました。そのころトンプソンは本社の指示で脱出用バブルを発射させ、全員脱出できないようにしました。トンプソンは本社からのスパイ的役割を与えられていたのでした。
リバイアサンの結末
脱出用バブルがない事に気づいたベックらは、ニュース報道を調べました。すると自分たちはすでに全員死亡していました。潜水服で脱出する覚悟を決めた3人は、潜水服を着て脱出しますが。すでに化け物は迫っていました。ベックが一人残り、化け物を船内に閉じ込めることに成功しました。そしてウキ袋を3倍に膨らませ、それにつかまって3人は海上を目指しました。そのころ潜水艇は時限装置で爆破されました。海面の手前で潜水服から脱出し、水面に上がりました。ハリケーンとは全くの嘘で、天気は晴天で海上は穏やかでした。3人が脱出した情報を得ていたマーティンは、救助ヘリを飛ばしていました。そして3人を見つけますがサメに襲われました。なんとかサメをかわし、ヘリに向かって泳いで行ったとき、海中から化け物が現れました。ショーンが襲われ、ウイリーがヘリに乗り込みました。ベックはヘリから爆破装置をとり、再び化け物の所へ行き、化け物の口に投げ込み、化け物を爆破しました。ウイリーと共に帰路についたベックは駆け寄って来たマーティンを殴り倒しました。
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