リンカーンの紹介:2012年アメリカ映画。アメリカ合衆国第16第大統領エイブラハム・リンカーンの物語。4年間にも及ぶ南北戦争中、奴隷を永久に開放するために、彼はアメリカ合衆国憲法修正第13条を議会で可決させようとするが、必要な数の賛成票を集めることができず、苦悩する。
監督:スティーヴン・スピルバーグ 出演:ダニエル・デイ=ルイス(エイブラハム・リンカーン)、サリー・フィールド(メアリー・トッド・リンカーン)、デヴィッド・ストラザーン(ウィリアム・スワード)、ジョセフ・ゴードン=レヴィット(ロバート・リンカーン)、トミー・リー・ジョーンズ(タデウス・スティーブンス)、ほか
映画「リンカーン」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「リンカーン」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
リンカーンの予告編 動画
映画「リンカーン」解説
この解説記事には映画「リンカーン」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
リンカーンのネタバレあらすじ:起
南北戦争が始まってから4年。大統領に再選されたリンカーンは奴隷を永久に開放するためにアメリカ合衆国憲法修正第13条を議会で可決させる決心をします。可決に必要な賛成票を集めるように指示された国務長官ウィリアム・スワードは奔走。影響力のある共和党保守派のブレアは、南北戦争終結が国民の願いと主張し、平和協定のため南部連邦の代表者と会わせるなら修正第13条を支持すると提案、リンカーンは極秘の交渉を許可します。
リンカーンのネタバレあらすじ:承
賛成票を集める工作員として雇われたビルボとレザムとシェルは、賄賂を贈ることで賛成票を得られそうな20人の議員を探します。一方、リンカーンの大学生の息子タッドが帰省し、軍隊に入ると言い出し、すでに息子が1人腸チフスで亡くなっている妻メアリーは激怒します。リンカーンは奴隷解放急進派のスティーブンスと密かに合い、修正案を通すことで意見が一致。南部から帰ったブレアが共和党は修正案を支持するとリンカーンに伝えます。
リンカーンのネタバレあらすじ:転
ワシントンでは南北戦争終結の講和条約の噂が流れ、修正案賛成派の一部が反対派にまわります。希望の職を用意したり、リンカーンが密かに会ったり、粘り強く説得を続けます。スティーブンスは修正案を通すために自分の主張を一部変える決心をします。投票当日、「平和派遣団がワシントンに送られた」と反対派たちが言い出します。リンカーンはすぐ書面で「ワシントンには南部からの平和交渉の派遣団はいない」としたためます。修正案可決前に戦争が終結すると奴隷解放宣言さえも無効になる可能性があるため、リンカーンは画策し、派遣団を足止め。派遣団はワシントンに入れずにいました。
リンカーンの結末
2票差で修正第13条が通過しました。スティーブンスはその議案を家に持ち帰り、表向きには家政婦としている黒人の妻リディアにそれをプレゼントします。リンカーンは南部連邦の派遣団と会い、奴隷制度終結を告げます。黒人の参政権について内閣と論じているリンカーンは、メアリーに促されて、劇場へ向かいます。末っ子の息子は、違う劇場で子供向けの劇を見ていましたが、父が撃たれたと聞き、急ぎ帰宅。翌朝、リンカーンは亡くなります。
この映画の感想を投稿する