フライトSOS ロスト・イン・ザ・パシフィックの紹介:2016年中国, アメリカ映画。1億ドルをかけた次世代旅客機A390の初フライトに招待されたVIP達でしたが、途中で嵐に遭いフォーチュン島に緊急着陸します。この島には突然変異の化け猫が無数にいて乗組員たちが襲われてしまいます。島にいた兵士に助けられ、兵士たちと島を飛び立つまでは良かったのでしたが・・・という内容のサバイバルパニック映画です。モンスターパニックとハイジャックパニックをかけあわせたような作品です。
監督:ヴィンセント・チョウ 出演者:ブランドン・ラウス(マイク)、キティ・チャン(リュウセン)、ラッセル・ウォン(ガオ)、バーニス・リウ(リー)、ほか
映画「フライトSOS ロスト・イン・ザ・パシフィック」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「フライトSOS ロスト・イン・ザ・パシフィック」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「フライトSOS ロスト・イン・ザ・パシフィック」解説
この解説記事には映画「フライトSOS ロスト・イン・ザ・パシフィック」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
フライトSOS ロスト・イン・ザ・パシフィックのネタバレあらすじ:起
夜、フォーチュン島で滑走路を整備に来た兵士たちが、赤く光る眼の生き物に襲われマシンガンをぶっ放します。ジープて送ってきた兵士は、二人を置き去りにして逃げ出しました。
ブラジルのリオデジャネイロの空港にVIPたちが集まります。彼らは、大洋航空が1億ドルかけて制作した次世代旅客機A390の初フライトに招待されています。機内に入ると、大洋航空のガオ社長が一人ずつ迎えます。ボクシングのロッドマン、チェロ奏者のキム、中東の国のガザ王子、女優のリリー・ヤングなどで、グローバルニュースのミアもカメラマンのボブと乗りこみます。
遅れて人気歌手のコリンが入って来ます。コリンはガザ王子の友人で楽しく振る舞いますが、コリンを見たガオは不機嫌になり、マネージャーのピーターに「何故呼んだんだ!」と小言を言います。
コックピットでは機長のジェイソンと操縦士のシャンとリョウセンが準備をしていますが、女性操縦士のリュウセンは、キャビンアテンタントの手伝いをやらされ文句を言っています。やがてA390は香港に向かって飛び立ち、機内では四川料理のシェフ・マイクによる料理が振る舞われます。しばらくすると、コックピットがざわめきだします。
フライトSOS ロスト・イン・ザ・パシフィックのネタバレあらすじ:承
目の前に巨大が嵐が発生しています。ジェイソンはガオに「迂回ルートを進まないと危険だ」と連絡します。2時間遅れると聞いたガオは「ダメだ、香港でマスコミが待っている。そのまま突っ込め」と命令します。反発するリュウセンでしたが、ジェイソンが命令に従います。
嵐に突っ込んだ機体に異常を知らせるアラームが鳴りだします。リュウセンが翼から煙が出ているのを見つけジェイソンに報告します。ジェイソンは「雷にうたれたようだ、近くの空港に着陸してチェックしないと危ない」とガオに報告します。ガオが「一番近い空港にしろ」と言った事に、ジェイソンが「フォーチュン島がある」と言います。リュウセンとシャンは「化け物が棲んでいると言われている島だ、軍も撤退していて危険だ」と言いますが、ゴアの「噂話を信じるな」の一言でジェイソンはフォーチュン島に着陸します。
ピーターが「サプライズで無人島のフォーチュン島に降ります」と案内したことで、化け物話を知っているミアがゴアに「外で取材させないと、悪い記事を書く」と脅し外に出ます。
ジェイソンとリュウセンがチェックした結果問題は無く、機内の戻ろうとした時、ミアとボブを見つけます。ミアとボブは人骨を見つけ取材を決行しますが、その時、赤く光る眼のの生き物が襲ってきてボブが殺されます。やがて無数の生き物が襲ってきます。
フライトSOS ロスト・イン・ザ・パシフィックのネタバレあらすじ:転
そこへジープに乗った兵士が現れ、生き物にマシンガンを連射します。リュウセンはミアを助け飛行機に戻りますが、途中でジェイソンが死んでいます。リュウセン達が機内に戻ると、「おれ達も乗せてくれ」と兵士二人が乗りこんできます。
ヴィンセントとリーという男女二人で、「国連の部隊でやってきたが、突然変異した猫に襲われオレ達以外全員殺された」と言います。元軍人だったシェフのマイクが疑いの目を見せると、ヴィンセントが身分証明を見せますが、通信が壊れ確認が取れませんでした。
その時、ガオとコリンが言い争いを始めます。二人は親子で「会社の事しか頭になくオレをずっとほったらかしにした男」と言うコリンに対し、「お前に金を送っていたのはオレだ」と言うガオ。二人の言い争いはしばらく続きました。
ヴィンセントが「猫の変異は世界中に広がっている。オレ達の基地はそれを止めるために動いている。基地まで行ってくれ。燃料補給もできる」と言います。ガオは「香港へ行け」と言いますが、リュウセンらは「助けてくれた人達の基地に行こう。ジェイソンが死んだから私が機長だ」と言い張ります。
ピーターがトイレの中で言い争うヴィンセントとリーの会話を聞きます。二人は国連の部隊ではなく、これから向かう基地にフォーチュン島から採取したサンプル土を高額で売ろうとしていたのでした。盗み聞きが見つかったピーターはヴィンセントに捕まってしまいます。
リリー・ヤングが殺されたとの一報が入ります。化け猫に噛まれたようで血まみれです。ピーターもトイレで死体で発見されます。ヴィンセントらが怪しいとマイクが向かっていきますが、人を撃てなくて軍を辞めたマイクは捕まってしまいます。ヴィンセントとリーは、全員を拉致し、リュウセンとシャンにA390を基地へ向かわせます。
フライトSOS ロスト・イン・ザ・パシフィックの結末
ヴィンセントの言う基地とは空母でした。「着陸は無理だ」と言うシャンが失敗します。リュウセンに代わるものの失敗し、3回目は熱料全て捨てて、最後の賭けに出ます。機体を壊しながらも胴体着陸に成功したリュウセンでしたが、機体が止らず慌てます。
そのころ機内に化け猫が1匹現れます。キムがチェロを弾くと大人しくなり、その間に皆が逃げ出します。やがて機体が海に落ちそうになると、シャンが「化け猫を外に出してはいけない」と言って、最後まで機内に残り、化け猫と共に海に沈んでしまいます。
空母の上は死体が転がっています。ヴィンセントは全員を一列に並ばせ、化け猫に噛まれたキャビンアテンタントを射殺します。リーに見張らせ、基地に入るとハン医師がいて「洞窟の土を持ってきたぞ」と言うヴィンセントに、「時すでに遅しだ、奴らは解き放たれた。自爆装置を起動させた」と言います。
ガザ王子がリーが化け猫に噛まれているキズを見つけ、近づき銃をおろさせます。リョウセンとミアはヘリで逃げる準備をします。ヴィンセントを追いかけたマイクは格闘の末、ヴィンセントを射殺します。その時、化け猫の群れが現れます。
キムがチェロを弾き、化け猫を止め全員をヘリ乗せます。するとキムを助ける為、コリンが口笛を吹いてキムをヘリに乗せます。この様子を見たガオが燃料ホースに火をつけ化け猫の群れに浴びせます。コリンに「早く乗れ」と促し、「おれの会社を売るなよ」と言い残し化け猫に襲われます。ヘリが飛び立ち、しばらくすると、空母は化け猫もろとも爆発したのでした。
以上、映画「フライトSOS ロスト・イン・ザ・パシフィック」のあらすじと結末でした。
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