ラブ・クリニックの紹介:2014年韓国映画。診察で男性のモノは全て知っているがプライベートでは男性と付き合う事が出来ない女医のシンソルと、女性のすべてを知る膣縮小術の名医ながら、同じくプライベートでは女性と付き合う事の出来ないソンギ。この二人が隣同士に医院を開業したことから巻き起こる騒動をエロチックに描いた韓国コメディ映画です。
監督:キム・アロン 出演者:オ・ジホ(ワン・ソンギ)、カン・イェウォン(キル・シンソル)、ハ・ジュヒ(メン・イニョン)、チェ・リョン(カン・ヒョンミン)ほか
映画「ラブ・クリニック」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ラブ・クリニック」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ラブ・クリニックの予告編 動画
映画「ラブ・クリニック」解説
この解説記事には映画「ラブ・クリニック」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ラブクリニックのネタバレあらすじ:起
泌尿器科の開業医であるキル・シンソルは、恋人とのデートでキスをします。唐辛子アレルギーのあるシンソルは、彼がトッポッキを食べていたことからそのまま病院送りとなりました。そんなソンシルは、日々悩む男性の性器の診察や手術をし、学校では性教育を教えています。
産婦人科医のワン・ソンギは膣縮小術の名医ですが、プライベートでの女性への対応が苦手で、この日も新しくできた彼女の嫌いなところを全て言葉に出し、別れを迎えます。そんな二人が出会ったのはソンギの住む自宅マンションでした。
601号に住むソンギは、602号から聞こえるSEXの声より、701号のドリルの音が耳触りで、管理人に文句を言いに行きます。翌日シンソルが、マンションのエントランスで、学校の性教育用のコンドームが大量に入った箱を落とします。通りかかったソンギが手伝おうとした時、701号のドリルの部屋の住人だと知り、二人は性的な侮辱めいた言葉でののしり合います。
その夜、合コンに行ったシンソルはヒョンミンという医師に一目ぼれし、話が弾み今度食事に行く約束をします。バッチリ決めてデートに行ったシンソルに、ヒョンミンが神妙な顔で「包茎手術をしてください。結婚の前にどうしようか悩んでいました」と言われます。完全にシンソルの勘違いだったものの、いざ手術になると、立派なイチモツに見とれていました。
ラブクリニックのネタバレあらすじ:承
ソンギがマンションの駐車場で、602号のイニョンから「車を入れにくいので動かしてくれ」と頼まれます。イニョンはフードコーディネーターのセレブながら男好きでした。しばらくしてシンソルが代行で帰ってくると、自分の駐車場をまたいで停めている車がありました。
よく見ると701号のソンギの札があったため、部屋に向かいます。ちょうどその時はソンギが宅急便の荷物を取りに行っていて、鍵が開いたままでした。中に入って部屋の中を見回しているとソンギが帰って来ます。隠れて見ているとソンギは、性器増強剤を取り出し、自分で塗るとバラエティ番組を見て自分のモノをいじりはじめます。シンソルは変態だと思い隠れながら逃げ出していると、ソンギと鉢合わせになります。その場で大喧嘩をして自分の部屋に戻りました。
少ししてシンソルの泌尿器科の横に、ソンギの産婦人科がオープンします。病院が終わりシンソルがゴンジュと居酒屋に行くと、ソンギが職員の女性たちと入って来ます。一緒に飲むことになり、酔ってくると二人は大喧嘩を始めます。シンソルがソンギの頭を鍋で殴ると、ふらついたソンギがシンソルのスカートを掴んで倒れます。スカートがずり落ち、シンソルのヒップパットが人目にさらされると、怒ったシンソルがソンギに蹴りを入れます。
その後、ソンギの産婦人科は大盛況、シンソルの泌尿器科は閑古鳥で、二人は顔を合わせるたび口喧嘩ばかりしていました。イニョンがスーパーで会ったソンギを部屋に誘い、パンチラをして誘惑しますがソンギは逃げ帰ります。夜の街に出たソンギは、大酔いになったシンソルが屋台で若い男に性的侮辱の暴言を吐いているのを見ます。今にも殴られそうな状況にソンギは「僕の彼女だ」と割って入り、暴れるシンソルを自分の部屋に連れ帰ります。
ラブクリニックのネタバレあらすじ:転
朝、目覚めたシンソルはベッドに血がそこらじゅうに付いているのを見て、処女を奪われたと思いソンギを叩き起こします。そして怒鳴り散らすと、ソンギは、昨夜若者に殴られ鼻血を出していたと言いました。ソンギは昨夜シンソルの寝顔を見て勃起したことを思い出します。
翌日、シンソルの病院に性器の手術をした夫の妻が「浮気性の旦那の手術を何故やったんだ」とシンソルに掴みかかって怒鳴り散らしています。ソンギが止めに入り、シンソルは「何故助けたの」と聞きます。ソンギは「守りたい、守りたかった」と言います。
再びイニョンがソンギを部屋に呼ぶと、全裸になり、コスプレをしたりと誘惑し始めます。イニョンがズボンを脱がそうとするとソンギは「僕は勃起不全だ」と言います。部屋に戻ったソンギは、シンソルのホームページのネット相談にハンドルネームで7年ぶりに勃起したことを書き込みます。ソンギだとは知らないシンソルは、その恋を応援します。
シンソルは親友のウヒンの結婚式に行き、「守りたい」と言われたことを相談します。ウヒンは「運命の人かもしれない」と言います。ソンギとシンソルは二人で会うようになりました。そのたびソンギは勃起しています。シンソルは「泌尿器科で名をはせた父を見習い、医学部に入学し国家試験も受かったが、父に不合格にされた」と過去を話します。ソンギも初めての難産手術で、判断ミスを起こして胎児を死なせてしまったことを話します。
ラブクリニックの結末
二人が話している店にイニョンが彼氏とやって来ます。イニョンはシンソルに勃起不全に対する見解を聞きます。シンソルはズバリ男が悪い事を話します。するとイニョンは「ソンギは勃起不全よ」と言います。顔色を変えて店を出るソンギにシンソルが詰め寄ります。「あの日、寝てる私を守りたかったのね」と言います。ソンギは「守りたかったんじゃない、起たなかったんだ」と言います。
ショックで走り出すシンソルをソンギが追いかけ、キスをします。しかしシンソルは唐辛子アレルギーが出て病院へ入ります。翌日シンソルは病院を休業にし、一人悩んでいると母がやって来て「テレビをつけて」と言います。テレビでは、父が泌尿器科の最優秀賞を受賞し、インタビューに答え「私の研究の後継者は娘だ、若い頃は、一人前にするためにきつく当たったが、もう大丈夫だ」と言います。同じころソンギもニュースを見ていました。
マンションの駐車場で女性が破水します。シンソルが様子を見ているとソンギがやって来ます。「助けて!」と叫ぶシンソルに対しソンギは何も出来ませんでした。二人で救急車に乗り込み、しばらくしてソンギはトラウマから脱却し、女性を診はじめます。適切な処理をし、病院に送ると無事出産しました。安堵したソンギがシンソルを探すといませんでした。
部屋にもいないことから、ソンギは拡声器を使ってシンソルに告白し、シンソルを見て7年ぶりに勃起したことや、ネット相談の事を伝えます。恥ずかしくなったシンソルが降りてきました。二人は抱き合い、やがて結婚しました。
二人は何かあるとすぐSEXをする仲の良い夫婦になっていました。
以上、映画「ラブ・クリニック」のあらすじと結末でした。
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