コンフェッション ある振付師の過ちの紹介:2014年アメリカ映画。ブロードウェイミュージカルを映画化したヒューマンドラマ。名門バレエスクールの老教師のもとに、ある日、自分の父親ではないかという男とその妻が訪ねてくる。
監督:スティーヴン・ベルマー 出演:パトリック・スチュワート(トバイアス”トビー”パウエル)、カーラ・グギーノ(リサ)、マシュー・リラード(マイク)、ジェイミー・ティレリ(ラウル)、マドューカ・ステディ(キャビー)、ジェフリー・ノーフツ(ダリル)、ロブ・ヤン(ジム)、ほか
映画「コンフェッション ある振付師の過ち」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「コンフェッション ある振付師の過ち」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
コンフェッション ある振付師の過ちの予告編 動画
映画「コンフェッション ある振付師の過ち」解説
この解説記事には映画「コンフェッション ある振付師の過ち」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
コンフェッション ある振付師の過ちのネタバレあらすじ:起・インタビュー
NYの名門バレエスクールで教師をしているトビー。彼自身もかつてバレエダンサーだったかケガのためにダンサー生命を絶たれるが振付師として復帰、以来輝かしい経歴の持ち主であったが、老いた今は独身で人付き合いを避け、趣味は編み物という孤独な日々を送っていた。
そんな彼のもとにバレエの歴史について論文を書くのでインタビューがしたい、というリサと彼女の夫マイクがシアトルからやってくる。トビーは華やかな過去を語って聞かせるが、執拗に1960年代の女性関係について聞きたがるマイクを訝しく思う。
コンフェッション ある振付師の過ちのネタバレあらすじ:承・父親探し
リサはグローリアという女性の名前を出し、彼女からトビーのことを聞いたと話す。グローリアの名前を耳にしたトビーは態度が一変し、彼女が2年前にガンで亡くなったことを聞くとトビーはマイクが彼女の息子であることに気づく。2人はトビーが父親だと確信し、本人の口からそのことを聞くために論文と偽って会いに来たことを告白する。
しかしトビーは自分は父親ではないと否定、納得がいかないマイクはDNA鑑定に持ち込もうとするがトビーは拒否する。認めようとしないトビーに苛立ったマイクは、強引にトビーを抑えつけて無理やり口腔内からサンプルを採取する。常軌を逸した行動に怒ったリサはマイクを責めるが、そんなリサを残してマイクはサンプルを提出するために部屋を出て行く。
コンフェッション ある振付師の過ちのネタバレあらすじ:転・夫婦の現実と親子の真実
マイクはシアトルの警察官だったが、行き過ぎた行為により停職処分となっていた。結婚後、子供が欲しかったリサだったがマイクからは父親を知らない自分が親にはなれないと言われ、最近では夫婦仲が冷え切っていた。リサは父親の件に固執するマイクに父親を探さないと離婚だと言い、生前のグローリアからはトビーに聞くように言われていたのだった。
リサの話を聞いたトビーは、グローリアからマイクのことを聞いていたが自分はダンサーの道を諦めることができず、父親になることを拒んだこと、それでもマイクが経済的な理由から進学できないと知った時、トビーが学費を用立てていたことを話す。認めなかったのは理想とする父親ではなかったからで、父親に固執しリサを大切にしないマイクとの夫婦仲が改善しないのなら、人生をムダにすべきでないとリサに忠告する。
コンフェッション ある振付師の過ちの結末:人生を諦めない
その後、サンプルを提出したマイクがリサを迎えにくる。あくまで認めようとしないトビーだったがリサにこれが最後だと告げられ、マイクに全てを話し、そばに入れなかったことを謝罪する。それを聞いたマイクは言葉にしてくれたことに感謝する。
シアトルに帰る日、最後にトビーの部屋を訪れる途中マイクのもとに鑑定結果の連絡が入り、2人のDNAは一致しなかったことが分かる。その報告を聞いたトビーはショックを受けるが、夫婦を送り出したあと、これまでの人生に区切りをつけ、新しい人生に踏み出そうと決意する。
いずれにしても
幼い時に捨てられたという思いがきついと
感情のコントロールが出来なくて
言語、態度がいびつになる
愛、、包み込んでくれる愛 それが小さい時から大事