小さな恋のメロディの紹介:1971年イギリス映画。ロンドンを舞台に、まだ幼い少年と少女の淡い恋をメインに、厳格な大人に反抗する子供たちの姿や友情を織り交ぜた青春ラブストーリーです。後にハリウッドで監督として成功を収めるアラン・パーカーの脚本家デビュー作です。
監督:ワリス・フセイン 出演者:マーク・レスター(ダニエル・ラティマー)、トレイシー・ハイド(メロディ・パーキンス)、ジャック・ワイルド(トム・オーンショー)、シェイラ・スティーフェル(ミセス・ラティマー)、ジェームズ・コシンズ(校長先生)ほか
映画「小さな恋のメロディ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「小さな恋のメロディ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
小さな恋のメロディの予告編 動画
映画「小さな恋のメロディ」解説
この解説記事には映画「小さな恋のメロディ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
小さな恋のメロディのネタバレあらすじ:起
ごく普通の家庭に育った気の弱い美少年のダニエル(マーク・レスター)と貧しい家庭に育ったガキ大将のトム・オーンショー(ジャック・ワイルド)は大の仲良しで、学校が終わるといつも一緒に遊んでいました。彼らの通う学校は厳格な校風で、保護者も保守的で過干渉な親が多いのですが、子供たちはそれらに反発するかのように自由に伸び伸びと過ごしていました。
小さな恋のメロディのネタバレあらすじ:承
ある日、ダニエルとトムは校内で女子生徒がバレエの練習をしているのを見かけます。ダニエルは、その中で一際素敵な女の子・メロディ(トレイシー・ハイド)を見つけ、すっかり虜になってしまいます。
それ以来ダニエルは授業に全く身が入らず、いつも彼女の事を想ってばかり。やがてメロディも友達からダニエルの恋心を知り、次第にダニエルの優しさに魅かれていきます。
ある日、宿題を忘れたダニエルとトムが先生から体罰を受けた時、メロディはダニエルを出迎えてくれました。トムは嫉妬心から引き止めようとしますがダニエルとメロディはそのまま駆け出して行きました。
小さな恋のメロディのネタバレあらすじ:転
墓地での初めてのデート、学校をサボっての海岸へのデートを経て、二人はいつしか「結婚」を意識し始めていました。
翌日、学校で校長に叱られ、クラスメートからからかわれても二人の意志は固まっていました。ダニエルとメロディは「僕たちは結婚します」と宣言、からかったトムとダニエルは取っ組みあいの喧嘩となりますが、ダニエルの本心を知ったトムは二人を結婚させてあげようと思い始めます。
小さな恋のメロディの結末
ある日、昼休みが終わって授業に入ろうとすると、生徒は誰一人もいません。やがて学校にダニエルの母親から息子が駆け落ちしたと電話があり、先生やダニエルの母親ら大人たちは慌てて廃線の側の廃墟へ行くと、そこでは何とトムを牧師役としてダニエルとメロディの結婚式が執り行われていました。
大人たちは式を阻止しようと生徒らと大乱闘となり、生徒の一人が作ったお手製爆弾まで飛び出す騒動の中、遂に大人たちは諦めて引き上げていき、生徒たちは歓声を上げました。やがてダニエルとメロディはトムの助けを得てトロッコのある野原に落ち延び、ダニエルとメロディはトロッコに乗って花の咲く果てしない草原を駆け抜けていきました。
以上、映画「小さな恋のメロディ」のあらすじと結末でした。
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