映画嫌われ松子の一生の紹介：2006年日本映画。中谷美紀主演で映画化した奇想天外な女の一生物語。他殺死体となって発見された松子の部屋の整理に訪れた甥の笙が叔母の半生を辿る。
監督：中島哲也 出演：中谷美紀、瑛太、伊勢谷友介、香川照之、市川実日子、木村カエラ、蒼井そら、木村カエラほか
映画「嫌われ松子の一生」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「嫌われ松子の一生」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「嫌われ松子の一生」解説
この解説記事には映画「嫌われ松子の一生」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
嫌われ松子の一生のネタバレあらすじ1
松子は福岡で育ち中学教師となりますが教え子である龍の現金窃盗事件を隠し辞職。それが転落人生の始まりでした。同棲していた小説家志望の八女川は、自分の才能のなさに失望し自殺。その後八女川の友人である岡野と不倫しますが捨てられます。松子はソープ嬢になり店のトップになりますが別な店へ移ります。その後、松子は同棲していた男の浮気を知り男を殺します。
嫌われ松子の一生のネタバレあらすじ2
松子は太宰が入水自殺を図った玉川上水で自殺しようとしますが、現代の玉川上水の水位は低すぎて目的を果たせそうにありません。そこで理髪店の店主である島津と知り合い、幸せに暮らしていましたが松子は警察に逮捕されます。出所を待つと言ってくれた島津の為に、服役中に理容師の資格を取り、出所後、島津を訪れますが島津は既に家庭をもっていました。
嫌われ松子の一生のネタバレあらすじ3
そんな松子も様々な経験を糧として強く生きるめぐみとの友情に慰められます。その後、松子は元教え子のやくざ、龍と再会。龍は中学時代の教師であった松子が好きだったと打ち明けます。そんな龍の想いは松子を喜ばせました。幸せな暮らしが始まりそうなその時、龍が逮捕されます。
嫌われ松子の一生の結末
孤独な松子は引きこもり、テレビでアイドルを追い続けながらジャンクフードを食べる生活で太ってしまいます。そんな松子に職を紹介しようとめぐみは名刺を渡します。一度は捨てたその名刺を公園で探している中、松子は不良中学生に撲殺されました。瀕死の松子は昔の幸せだったころを思い出します。
なんとも救いようがないほどについてないというかタイミングの悪い松子の人生。どこかで救われるのかと思うんだけどやっぱり最後までついてなくてでもきっと甥っ子が遺品整理しにきてくれることが最後の救いなのかなって思ってみたり…なんか中毒性がある映画でたまにすごく見たくなるんです。