FLY!/フライ!の紹介:2023年アメリカ, フランス映画。ミニオンで知られる『怪盗グルー』シリーズや『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』などの人気作を手掛け、今やアニメーション界をリードする存在となったスタジオ「イルミネーション」が贈る完全オリジナル長編アニメ作品です。渡り鳥でありながら一度も移動したことがなく、外の世界を知らないカモの家族がアメリカからジャマイカへ移住することになるのですが・・・。
監督:バンジャマン・レネール 声優:クメイル・ナンジアニ(マック)、エリザベス・バンクス(パム)、オークワフィナ(チャンプ)、キーガン=マイケル・キー(デルロイ)、デヴィッド・ミッチェル(グーグー)、キャロル・ケイン(エリン)、キャスパー・ジェニングス(ダックス)、トレシ・ガザル(グウェン)、ダニー・デヴィート(ダン)、イザベラ・メルセード(キム)ほか 日本語吹替版:堺雅人(マック)、麻生久美子(パム)、ヒコロヒー(チャンプ)、関智一(デルロイ)、鈴村健一(グーグー)、野沢雅子(エリン)、黒川想矢(ダックス)、池村碧彩(グウェン)、羽佐間道夫(ダン)、芹澤優(キム)、谷山紀章(ジョー)、喜多村英梨(エリー)、愛河里花子(グーグーの仲間)ほか
映画「FLY!/フライ!」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「FLY!/フライ!」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「FLY!/フライ!」解説
この解説記事には映画「FLY!/フライ!」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
FLY!/フライ!のネタバレあらすじ:起
アメリカ北東部ニューイングランドの森の中にある小さなムースヘッド池。そこではマガモの一家が暮らしていました。一家の大黒柱であるマック、妻のパム、息子のダックスと娘のグウェンです。心配性なマックは好奇心旺盛なダックスとグウェンがいつか池の外の世界に興味を持つであろうことを非常に恐れ、二羽に外の世界は危険だと教え続けてきました。
そんなある日、ムースヘッド池に南のジャマイカに行くというカモの群れがやってきました。マック一家は群れの娘キム、キムの父ジョーと母エリーからジャマイカは素晴らしいところだと誘われましたが、マックは断ってしまいました。外の世界に興味を持ったパム、ダックス、グウェンはマックを説得しましたが、マックは聞き入れませんでした。
その夜、マックは年老いた叔父のダンに会いました。ダンもまたこの池に留まりたいと考えていましたが、マックはダンとの話し合いで考えを改め、一転して家族全員で外の世界に出る決心をしました。マック一家にはダンも同行することになりました。
FLY!/フライ!のネタバレあらすじ:承
旅立ちの朝。マック、パム、ダックス、グウェン、ダンは編隊を組んで池から飛び立ちました。ところが、マック一家は他の渡り鳥とは逆方向に飛んでしまっていました。
やがて嵐になり、マックたちは雨宿りをしました。そこにサギのエリンが現れ、ここにいたら凍えるとマックたちを自分の巣へと案内しました。エリンは年老いたサギのハリーと同居していました。マックは子供たちにサギは悪者だと教えていたためマックたちは怯えていましたが、実はエリンたちは悪者ではありませんでした。翌朝、マックたちはエリンに見送られて出発しました。
やがてマックたちはニューヨークに辿り着きました。見たこともない大都会に混乱するマックたちはサンドイッチを見つけて食べようとしましたが、そこにハトたちもやってきて食べようとしました。マックたちはハトのボスのチャンプと一触即発になりましたが、パムの仲裁でその場は収まりました。マックたちがジャマイカに行きたいことをしったチャンプは、ジャマイカへの道に詳しい者がいるとマックたちをマンハッタンのレストランに連れて行きました。
FLY!/フライ!のネタバレあらすじ:転
レストランにはジャマイカでこの店のシェフに捕らえられ、シェフの部屋の鳥籠に入れられてホームシックになっているインコのデルロイがいました。マックたちはデルロイを助け出す決心をしました。
鳥籠の鍵はシェフの部屋の下の階の厨房にいるシェフが常に持ち歩いていました。厨房に潜入したマックとパムはこの店でカモ料理が作られていることに驚きながらも、何とかシェフから鍵を奪って部屋に戻りました。ところが、マックは誤って鍵を飲み込んでしまい、そこにシェフも戻ってきました。マックはグウェンが持ってきた風船のヘリウムガスにより鍵を吐き出し、デルロイは鳥籠から脱出することに成功しました。チャンプはマックたちの勇気を称え、マックたちはデルロイの案内でジャマイカに向けて出発しました。
マック一行は海へ向かって飛んでいましたが、途中でグウェンがトイレしたくなったので一旦地上に降りることにしました。そこにはアヒル小屋があり、ヨガインストラクターのアヒルのグーグーがアヒルたちにヨガを指導していました。マックたちはアヒルたちから歓迎を受け、しばしの休息を楽しみましたが、そこにあのシェフがトラックでやってきました。この小屋のアヒルたちは料理の材料としてシェフに売られてしまうのです。そのことに気づいたマックたちはグーグーを説得し、ダックスはトラックたちに乗せられたアヒルに逃げるよう促しました。ところが、ダックスは危うくシェフに捕まりそうになり、何とかマックに助けられたものの羽が抜けてしまいました。マックはダックスを背中に乗せ、一家やアヒルたちと共に飛び立ちました。
FLY!/フライ!の結末
その夜、海岸近くに降り立ったマックたちでしたが、マックとダックスがケンカをしてしまいました。グウェンはダックスの機嫌を取りに行っている間、マックたちとアヒルたちはヘリコプターでやってきたシェフに捕らえられてしまいました。難を逃れたダックスとグウェンはマックたちを助けに行くことにしました。
一方、ヘリコプター内の籠に押し込められたマックとパムは別の籠に閉じ込められたアヒルたちを救おうと試み、ダンやデルロイ、アヒルたちと力を合わせてシェフと闘いました。そこにデルロイやアヒルたちの羽をつけたダックスがグウェンと共に駆けつけ、マックたち一家は再会を喜び合いました。マックたちはヘリコプターから脱出し、ジャマイカに向けて飛び立ちました。
マックたちはようやくジャマイカに辿り着きました。ここはまさに楽園と呼ぶにふさわしいところでした。デルロイは親戚たちと再会し、ダックスは一足先にジャマイカに着いていたキムと再会しました。マックはパムに外の世界に出る踏ん切りをつけさせてくれたことを感謝しました。マックとパム、ダックスとグウェン、デルロイやインコたち、渡り鳥たち、アヒルたちは一緒に砂浜で踊りました。
翌年の春。パムたちはそろそろムースヘッド池へ戻ろうと考えていました。そこにマックが迷子になったペンギンたちを故郷に戻してあげようと提案し、マック一家は南極へ向けて出発しました。
以上、映画「FLY!/フライ!」のあらすじと結末でした。
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