映画「マイル22」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
マイル22の紹介：2018年アメリカ映画。世界中でテロと戦うため極秘活動をするアメリカのスパイ諜報機関CIAは、アメリカ映画の多くの題材になっていますが、諜報活動だけでなく銃や爆弾を使う危険な任務も行います。アジアでテロのための恐怖の化学物質の行方を追う諜報員達は、化学物質の行方を知る男を守るため、ロシア諜報機関と激しい戦いを繰り広げますが、意外な結末が待ち構えています。『マイル２２』はハリウッドで最も稼ぐ男のマーク・ウォールバーグが短気で有能な諜報員、アジアの架空の国で激しいアクションを演じ最後まで目の話せないストーリーです。
監督：ピーター・バーグ 出演：
マーク・ウォールバーグ（ジェームズ・シルバ）、ローレン・コーハン（アリス・カー）、イコ・ウワイス（リー・ノア）、ロンダ・ラウジー（サム・スノウ）、ジョン・マルコヴィッチ（ビショップ）、CL（クィーン）、ほか
この解説記事には映画「マイル22」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
CIAエージェントのアリス（ローレン・コーハン）はFSB(ロシア連邦保安庁、ロシアの諜報機関)アジトに向かいます。アリスはCIAのオーバーウォッチというチームのメンバー、ビショップ（ジョン・マルコビッチ）は責任者で遠隔地からコンピューターで指示をだします。現場リーダーのシルバ（マーク・ウォールバーグ）は木陰から銃を構えています。チームはアジトを急襲し、テロに使われるかもしれないセシウムという物質を探しますが見つかりません。メンバーはほとんどのロシア人を殺しアジトを破壊しますが、最後に１８歳の少年を殺害します。
16ヶ月後、オーバーウォッチはアジアのインドカーでのセシウムの捜索を続けています。シルバはチームメンバーに緊急だと早口でまくしたて、アリスとシルバはセシウムの場所などで口論します。怒りのアリスは離婚した夫と娘と電話で話しますが、仕事で娘に会うこともできずイライラから電話を叩きつけます。モスクワではヴェラをリーダーとするロシア諜報機関が飛行場より秘密任務を開始するようです。
アメリカ大使館では軍が警備する中、一人の男がディスクをもって近づきます。アリスがその男リー（イコ・ウアイス）を尋問します。リーはディスクの中にセシウムの場所の情報があるといいます。アリスは直ちにディスクを開けるように要求しますが、リーはインドカーが嫌いでアメリカへの亡命を求めます。空からはヴェラとロシア諜報機関がリーのことを監視しているようです。
シルバはセルシムの危険性は原爆並みといい、早く見つけなければならないといいます。アクセルと言うインドカー政府高官がリーをスパイと呼び身柄の引き渡しを求めますが、アメリカ大使は拒絶しリーも政府は嫌いだといいます。リーは大使館で医療検査を受けますが、アクセルの指示を受けた男たちがリーを殺そうとします。強いリーは暗殺者を撃退します。シルバは、リーはインドカーから命を狙われる重要人物と考えます。ビショップはリーの希望通りにアメリカに亡命させる計画をオーバーウォッチのメンバーに話します。アメリカ大使館から飛行場までの２２マイル（約３５．４キロ）を車で運ぶ、リーを飛行機に乗せるまでの１０分間でディスクのコードを聞き出しセシウムを見つけるということになります。シルバはリーに会い飛行場まで運ぶ準備をします。
シルバとオーバーウォッチはリーを車に乗せ飛行場までの作戦を開始します。作戦メンバーはシルバ、アリス、サム（ロンダ・ラウジー）とダグラス、ビショップが遠隔地からコンピューターと無線で作戦を指揮します。その一方で専門家がディスクの分析をします。途中、アクセルに率いられた数台のバイクが近づきますが、明らかにリーを狙っています。シルバとアリスは車から降りバイク部隊を攻撃し、激しい銃撃戦となります。リーもバイク部隊を殺害します。サムが血まみれになりますが、シルバは小型爆弾をサムに渡します。サムは自爆しバイク部隊も全滅します。シルバは「直ちにコードを言え」とリーに怒鳴りますが、リーは拒絶します。ビショップはオーバーウォッチに安全な小さなレストランへ行くことを指示します。シルバはアクセルの姿を見かけます。アクセルはリーの引き渡しを要求しますがシルバは拒否します。シルバはレストランへ戻ると爆弾が炸裂します。リーを狙う暗殺者と激しい乱闘、銃撃戦になり爆弾も炸裂しダグラスは怪我をします。レストランから逃れるオーバーウォッチ、空港まで１２マイルになります。バイクで追いかけるアクセル達、シルバとダグラスがアクセル達を戦い、アリスはリーを連れてマンションに避難します。シルバとダグラスはアクセル達と銃撃戦になりますが、ダグラスは大怪我をします。アリスはマンション内部でアクセルの仲間に殺されそうになりますが、リーに助けられます。オーバーウォッチは飛行場へ向かいます。
飛行場にはリーを乗せる飛行機が到着し、専門家はディスクの解析を急ぎます。しかし、飛行場ではリーが到着しないため飛行機は飛び立とうとします。空港まで急ぐシルバとアリスはアクセルに追われますが、アクセルの車を破壊し飛行場に到着します。リーはシルバにコードを言いアリスと飛行機にのり、シルバは車で去ります。コンピューターの専門家はコードによりセシウムの隠し場所をつきとめます。しかし、コンピューターに現れたのはロシア語、さらに少年の写真が現れます。その少年は冒頭のシーンオーバーウォッチに殺害された１８歳の少年、ロシア諜報機関のヴェラは少年の母で、オーバーウォッチにリーを使い復讐したようです。ビショップはリーがロシア人のために働いていたと確信します。ロシアではヴェラは作戦の発動を命令、ロシア人部隊がビショップの本部を襲いビショップを銃撃します。自宅に戻るシルバはリーの写真を前にリベンジを誓います。
以上『マイル２２』のあらすじと結末でした。
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