未来予想図 ~ア・イ・シ・テ・ルのサイン~の紹介:2007年日本映画。「未来予想図~アイシテルのサイン」は2007年に、ドリームズカムトゥルーの楽曲「未来予想図I」、「未来予想図II」の楽曲の世界観を映像化しようという目的で映画化されました。ドリカムのリーダー中村正人が音楽監修をしており、随所に代表曲が挿入されています。一つの恋を月日を追って追跡しているような、少し工夫された作品です。スペインでのロケも敢行しています。エンディングロールが流れた後も、ストーリーが続いているので最後まで見ることをおすすめします。
監督:蝶野博 出演者:松下奈緒(宮本さやか)、竹財輝之介(福島慶太)、原田泰造(井上拓巳)、西田尚美(井上苑)、石黒賢(後藤大介)、松坂慶子(宮本陽子)ほか
映画「未来予想図 アイシテルのサイン」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「未来予想図 アイシテルのサイン」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
未来予想図 アイシテルのサインの予告編 動画
映画「未来予想図 アイシテルのサイン」解説
この解説記事には映画「未来予想図 アイシテルのサイン」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
未来予想図 アイシテルのサインのネタバレあらすじ:運命の出会い
主人公のさやかは通っている大学の友達に頼まれて、自主映画の花嫁役をかってでます。しかし、当日になり相手役が盲腸で倒れ、代役として監督の友達の慶太がやってきます。見ず知らずの者同士、急に結婚式の花嫁、花婿役などぎこちなく、それでも二人はなんとか役をやりきりました。その後、キャンパスで偶然会った慶太に誘われて、慶太の研究室を訪れたさやかは、慶太が建築家を目指していること、スペインの建築家の巨匠、ガウディに憧れていることを知ります。夢を語るきらきらした瞳の慶太に、さやかは次第に惹かれていきます。
未来予想図 アイシテルのサインのネタバレあらすじ:恋人同士に
さやかと慶太は頻繁に会って出かけるようになり、やがて恋人同士になります。お互いが好きでおり、お互いを思い合う気持ちがとても強くなります。慶太はさやかをバイクで送ると、「アイシテイル」のサインをバイクのメットで送ってくれます。そんな慶太が大好きなさやかでした。二人は卒業旅行に、スペインのサクラダファミリア教会を訪れます。「10年後も二人でこの教会を見にいこう」と二人は約束します。
未来予想図 アイシテルのサインのネタバレあらすじ:別れ
5年の月日が経ち、二人はそれぞれ就職していました。慶太は設計事務所に勤めて、さやかは印刷会社の事務に勤めていましたが、圧倒的に慶太の方が忙しく、二人は次第にすれ違います。また慶太は好きな仕事に就けましたが、さやかには出版社に勤める夢を諦めていたため、仕事のモチベーションも違っていました。そんなさやかに夢を諦めないように慶太は言います。慶太の言葉を受け、さやかは一念発起し、出版社に再就職することが出来ます。今度は好きな仕事のためさやかはやりがいを感じます。そのころ、慶太には建築の才能を見込まれ、スペインの設計事務所へ転勤する話が出ます。スペインで建築の仕事をすることは慶太の夢でした。しかしいつ帰ってくるか分からず、行ってしまえばさやかと離れ離れになります。慶太は話を断り、さやかにプロポーズしようとしますが、さやかは「あなたは結婚の対象ではない。」と慶太のプロポーズを断ります。
未来予想図 アイシテルのサインの結末:スペインと東京
失意の元、慶太はスペインへ行ってしまいます。さやかは慶太に夢を諦めないでほしいため、わざと振ったのでした。月日は経ち、スペインで慶太は建築家として活躍し、さやかは出版社でバリバリと働くようになります。ある日さやかは、恋が叶う花火を作れる花火師を取材したいと思いますが、その花火師は自分の家庭が上手くいっておらず、取材を受けてくれません。さやかは取材を受けてもらうため、花火師の家庭が少しでも上手くいくように機転を利かせます。その情熱に負け、花火師は取材を受けることにします。そんな折、福岡にいる、さやかの母が入院したという知らせを受けます。
以上、映画「未来予想図 ~ア・イ・シ・テ・ルのサイン~」のあらすじと結末でした。
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