映画「怪しい彼女」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
怪しい彼女の紹介：2014年韓国映画。家族にさえ無視される70代のお祖母さんがある日突然二十歳のかわいい女性に変わる。行動と考え方は70代のまま顔と体だけ20代に変わった彼女。そして20代に戻った彼女が後悔だらけの自分の人生をやる直す。
監督： ファン・ドンヒョク 出演者： シム・ウンギョン（オ・ドゥリ）、 ナ・ムニ（オ・マルスン）、 パク・イナン（パク氏）、 ソン・ドンイル（ パン・ヒョンチョル）、 イ・ジヌク（ハン・スンウ）、 ジニョン (B1A4)（パン・ジハ）、 ファン・ジョンミン（エジャ）、 キム・スルギ（パン・ハナ）ほか
この解説記事には映画「怪しい彼女」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
マルスンの一人しかいない息子ヒョンチョルは老人問題関係の大学教授です。若いとき夫を亡くしてからただ息子のためにがんばって来た彼女に息子は雄一の自慢でした。息子のおかげで老人専門カフェを開いたマルスンは自分のことを片思いしているパク氏と一緒に働いています。彼女は二十歳という歳でヒョンチョルの父に出会い結婚して、息子が生まれる前になくなった夫の分まで息子のために生きてきました。マルスンは若いとき、歌手を夢見ていて、歳を取るのが死ぬよりいやだった彼女は30歳なったら死ぬというくらいな人でした。でも、一人の息子のために彼女は自分を捨ててがんばって来た彼女はもう70歳になりました。ヒョンチョルノ家族と暮らしているマルスンはいつも家族にうるさいお祖母さんでした。マルスンには大学を卒業してもまだ就職ができないハナと大学の卒業が目の前なのに音楽がやりたいといっているジハという二人の孫がいます。マルスンはいつも嫁のエジャにうるさく小言を言うけど、愛情で話してきた小言が嫁にとっては全部ストレスにきてたまったストレスが原因で倒れてしまいます。嫁が手術を受けることになり、その原因はすべてマルスンのせいだと思われて結局マルスンと一緒に暮らすことを辞めようと決めたヒョンチョル。その事実がわかったマルスンは胸に穴が開いたような悲しみを感じたが、今までの一回も自分のために生きたことがない自分の人生を後悔しながら町を歩きます。それで偶然見つかった写真館で写真を撮ることにします。写真館の名前は‘青春写真館’。50年は若く撮ってあげますといわれて、彼女は写真を撮ります。
写真を撮って、孫との約束時間が近付いたと思ったマルスンは急いでバスに乗ります。でも、そんなマルスンをちらちらと見ている周りの人々。それで偶然窓に映った自分の顔を見たら、自分が二十歳のときの顔と体をしていたことにびっくりします。孫ジハに会いに行くけど、変わった自分の姿でわかってもらえずにマルスンはその場を離れます。今の姿では家族の前に現れないと思ったマルスンはそのまま家に帰らないことにします。家族はマルスンが家から出て行きたくないから帰ってこないと思ったけど、次の日も帰ってこないことに心配します。50年という時間を息子と、息子の家族のために生きてきたマルスンはこれから今までできなかったことを一つずつやってみると決めます。かわいい靴や洋服を買い、髪型も変えます。家に帰れないからパク氏の家で下宿することにしたマルスンのことをパク氏の娘ナヨンは怪しいと思います。マルスンは子供のときからお祖母さんの手で育てられたといい老人カフェに行きたいといいます。その日は老人カフェで開いた水曜の歌自慢の日で、マルスンは二十歳の自分をドゥリと紹介して歌を始めます。そして歌っている彼女のことにほれたように見ていた男の人3人。一人は二十歳のドゥリからマルスンの姿を感じたパク氏、もう一人は孫であるジハ、そして有能な音楽番組のPDスンウでした。
ドゥリに一目ぼれしたジハが一緒にお酒を飲みに行こうと誘います。ドゥリは自分の孫だから一緒にお酒を飲みに行くことにします。そこでジハはドゥリに一緒にバンドをしようと提案します。それで始まったバンドの練習。ドゥリは初めて会ったバンドのメンバーたちを自分がリードして新しい雰囲気のバンドに変えます。ドゥリのおかげでジハのバンドはもう暗いところではなく人が多いところで歌えるようになります。ドゥリの歌は町の人々に愛されて、ジハのバンドはすぐ人気になります。偶然、またドゥリの歌を聴くことができたPDスンウは自分が担当している音楽番組で新人紹介コナーでジハのバンドを紹介したいと話します。それで番組出演が決ったジハバンドは音楽番組でデビューします。
自分が本当に叶えたいと思っていた歌手という夢を実現させてドゥリはがんばって初舞台を成功させます。成功的な舞台を終えたジハバンドのためにスンウは一緒にプールに誘います。そこで一緒に水遊びをしているとき、水におぼれたドゥリを助けてくれたスンウに、ドゥリはドキドキを感じます。そしてその時にした怪我で、自分がまた70代に戻れる方法（ 怪我をして血が出たら、血が出たところだけがまた70代の姿に戻るということ）もわかります。怪我をして血が出たら、血が出たところだけがまた70代の姿に戻るということがわかります。ジハバンドはどんどん人気になり、やっと自分たちの曲を作って、作った音楽をアルバムとして舞台に上がれるチャンスをもらいます。ジハはドゥリの言葉で元気をもらいがんばって言い曲を書いて、ドゥリは長年夢見てきたことが自分の目の前にあると思い幸せな毎日を送っていました。やっとジハバンドの曲が世間に発表される当日、ジハが交通事故で病院に運ばれたと連絡がきます。手術をいなければならないジハに血が合う家族が必要となります。でも、ジハの血と合う家族は祖母である自分しかいないことがわかったドゥリは息子のヒョンチョルに今までの事実を正直に話して、自分の血をジハのために使うということを決心します。血をとると自分がまた70代のマルスンに戻ってくることをわかりながら自分より孫のほうが大事だと思ったドゥリは自分がずっと夢見ていた現実を捨てることにしたのです。ジハのために血をとりまた70代に戻ったマルスン。ジハはマルスンのおかげで助かってバンドのリーダーになり、いなくなったドゥリの変わりにもう一人の孫ハナがバンドのボーカルになります。そして、マルスンとエジャの仲がよくなり、この映画は終わります。
とっても楽しくて可愛くて最高です！おばあさんが容姿だけ若くて可愛い女性に変身して悪戦苦闘する姿は見ていてとっても笑えます。若くなった彼女がバンドを組んで歌う姿は必見です！そして、若い方がいいよ！というメッセージではなく、どんな年代も自分らしく生きよう！というメッセージが含まれていて、いろんな方に見てほしい作品です！