ワイルド・ギャンブルの紹介:2015年アメリカ映画。不動産屋の営業をするジェリーは、カジノで多額の借金を作って妻と子供に逃げられていました。それでもカジノ通いするジェリーの目の前に、カーティスという男が現れました。カーティスがいると、いつも勝つことが出来るジェリーは、カーティスのカジノめぐりの旅に付いて行くことになりますが…という内容のヒューマンドラマです。
監督:アンナ・ボーデン、ライアン・フレック 出演者:ライアン・レイノルズ(カーティス)、ベン・メンデルソーン(ジェリー)、シエナ・ミラー (シモーヌ)、アナリー・ティプトン(バネッサ)、アルフレ・ウッダード(サム)ほか
映画「ワイルド・ギャンブル」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ワイルド・ギャンブル」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ワイルド・ギャンブルの予告編 動画
映画「ワイルド・ギャンブル」解説
この解説記事には映画「ワイルド・ギャンブル」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ワイルド・ギャンブルのネタバレあらすじ:起
不動産屋の営業の仕事をするジェリーは、カジノのポーカーゲームに入りびたり、多額の借金を重ねて妻にも逃げられていました。この日も地元のカジノでポーカーゲームに賭けていました。すると一人の青年がやって来て、ジェリーにしきりに絡み始めました。勝負勘のいい青年は勝ち続け、ジェリーに酒をおごりました。ポーカーを止めた後、バーに立ち寄るとさっきの青年がいました。
二人は再び酒を飲み始め、青年はカーティスと名乗りました。大勝ちしたポーカーの手を聞くと、カーティスは勝負勘がいい事を知りました。相当な酒を飲んで目覚めたジェリーはカーティスの部屋にいました。虹の話をしていた二人に、今日のドッグレースの情報が飛び込んできました。ダイナミックレインボーという犬の名前が気になり、二人は賭ける事にしました。カーティスは少額を一点張りにし、ジェリーは高い金額を連勝で買いました。レース場で落ち合った二人の目の前で、大穴のダイナミックレインボーが勝ちました。
大勝ちした二人ですが、カーティスはもう帰ろうと言います。一方ジェリーは続けようと言い、扉から次に出てくる人が眼鏡だったら続けるとジェリーが言い、メガネの男性だったため続行しました。結果は全て負けてしまいました。
ワイルド・ギャンブルのネタバレあらすじ:承
バーで酒を飲んだ二人は、話し始めました。カーティスは常に勝ちの状態で止める引き際のいいタイプで、ジェリーは有り金がなくなるまでつぎ込むタイプでした。カーティスは引き際が重要だと説明し、今まで見てきた男たちの話をし始めました。そして胴元のトニーという男の話をしました。
その後、カーティスがバーでビリヤードをやっている男に勝負を持ちかけました。しかしジェリーが掛け金が少ないと言い、1000ドルにつり上げました。この無謀さにジェリーは追い出され、話を聞いていたチンピラに1000ドル出せと脅されるも、一文無しだったため腹を刺されました。
傷は浅く翌日の夜、ジェリーはカーティスを呼び出しました。そしてカーティスがいると勝ち、一人では負けると話し、カーティスの言う『マチュピチュタイム』の旅について行くと言いました。『マチュピチュタイム』とは、憧れのマチュピチュへ行くため、カジノめぐりの旅をしている事でした。
そして二人はジェリーの車で出発しました。最初に着いたのはニューオリンズでした。ここではシモーネという美人のいる家に行きました。もう一人バネッサがいて、二人は豪華客船のコンパニオンでした。夜になり、二人は豪華客船に乗り込み、カーティスは酒を飲み、ジェリーはポーカーゲームをしました。カーティスがいると感が冴えるジェリーは、バネッサが見守る中、勝ち続けました。そしてカーティスとシモーネ、ジェリーとバネッサは、それぞれ部屋で楽しい一夜を過ごしました。
シモーネはカーティスの別れた妻でした。よりを戻したいカーティスでしたが、シモーネは返事をしませんでした。ジェリーはバネッサに、妻に逃げられ、幼い娘と離れ離れになっていることを打ち明けました。
ワイルド・ギャンブルのネタバレあらすじ:転
翌朝、二人は次を目指して走り出しました。お互い昨日の事を話しました。そしてそれぞれ自分の事も話しました。ここでカーティスは、負ける男と勝つ男の体の動きを教えました。やがてメンフィスに着き、ジェリーはここでも調子づき、勝ち続けていました。しかし最後に悪い癖が出て、全額賭けの勝負に出て9000ドルを失いました。カーティスには勝ったと嘘をつき、別れた妻のいるリトルロックへ行こうと言い出しました。
翌日、別れた妻のドロシーを訪ねたジェリーは、娘に連絡もしない事からドロシーに冷たくされました。更に、新しい夫がいることを知ったジェリーは、トイレをして帰ると言って、妻のへそくりを盗もうとして見つかり、追い出されました。ジェリーはカーティスに負けて金がない事を打ち明けました。二人は換金出来るものを全て換金し、その金で競馬場に行きました。
焦っているジェリーは色々賭け方をカーティスに話しますが、カーティスはそうだとは言いませんでした。そしてトトという馬に賭けようとカーティスが言うと、ジェリーはその馬券を買いました。ジェリーの必死の応援もむなしく、トトは負けました。
カーティスは100ドル札を出し、汽車に乗ってこれで帰れと渡しました。ジェリーはこの100ドルで勝負しようと言いますが、カーティスは勝手にしろと言って見捨てました。実はカーティスは違う馬券を買っていて、5000ドルを稼いでいました。
ワイルド・ギャンブルの結末
ジェリーは一人でカーティスの話したトニーに会いに行きました。トニーと思われる男にカーティスの話や色々な説明をするジェリーでしたが、男に殴られて追い出されました。カーティスは母の歌うバーに行って、母と話をして、100ドルを手元に残してあとは母に金を渡し、店を出ました。
ジェリーはカジノにいました。残り少ない金でルーレットの一点張りをすると当たりました。一方、カーティスもカジノにやってきました。100ドル持ってポーカーゲームに座りました。横にはジェリーがいて、カーティスに酒をおごりました。ジェリーがチップをカーティスに回し、二人は勝ち続け、サイコロゲームに移りました。ここでも勝ち続け、二人の勝ちは28万5000ドルまでになっていました。
ここでジェリーが勝負に出ました。全額賭けようとカーティスに言いました。戸惑うカーティスでしたがジェリーに賭けました。そしてジェリーがサイコロを投げました。
二人は高級ホテルで食事をしていました。50万ドルを手にした二人は、今後の事を話しました。翌朝、カーティスが目を覚ますと、ジェリーはいませんでした。金庫の金は25万ドルになっており、ジェリーからの置手紙に『マチュピチュタイム』に行くと書かれていました。カーティスは25万ドルを持ってホテルを出ました。ジェリーは車をキャッシュで買い、エンジンをかけるのでした。
以上、映画「ワイルド・ギャンブル」のあらすじと結末でした。
ギャンブル依存症の男の常套句「勝って取り戻す」自分の昔の同僚を思い出した。競馬ですってんてんになって帰りにパチンコで電車賃までつぎこんで・・この映画ではラストに大逆転したが現実はそう甘くはない。舞台になっているニューオリンズやメンフィスのブルースやバー、モーテルがAmerican 主人公にイライラしながらも楽しんで視聴しました。