マネートレインの紹介:1995年アメリカ映画。黒人と白人ながら乳兄弟として育った二人の鉄道公安官が、賭博で借金を作ってしまったことなどからニューヨーク地下鉄の売上金を運ぶ運行時刻表に載らない特別列車「マネートレイン」を強奪する姿を描いた、コメディ要素も含んだアクションサスペンスです。
監督:ジョゼフ・ルーベン 出演者:ウェズリー・スナイプス(ジョン)、ウディー・ハレルソン(チャーリー)、ジェニファー・ロペス(グレース・サンチャゴ)、ロバート・ブレイク(ドナルド・パターソン)、クリス・クーパー(放火魔のトーチ)ほか
映画「マネートレイン」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「マネートレイン」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「マネートレイン」解説
この解説記事には映画「マネートレイン」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
マネートレインのネタバレあらすじ:起
ニューヨーク地下鉄公安のおとり捜査官をしている黒人のジョン(ウェズリー・スナイプス)と、白人のチャーリー(ウディ・ハレルソン)は、人種の違いを超えて幼い頃からひとつ屋根の下で育った乳兄弟です。
面倒見の良いしっかり者のジョンと血の気の多い問題児のチャーリーは抜群のコンビネーションで、地下鉄内で多発する凶悪犯罪に挑み続けていましたが、上司で市交通局局長のパターソン(ロバート・ブレーク)はそんな二人を苦々しく思っていました。
ある時、ジョンとチャーリーの職場に新任の美人捜査官グレース(ジェニファー・ロペス)が赴任、二人はそれぞれグレースに惹かれていきます。
ある日、チャーリーは賭博好きが高じて1万5千ドルもの借金を作ってしまい、ジョンは仕方なく返済金を立て替えてあげますが、チャーリーはその金を地下鉄内でスられてしまい、胴元のブラウン(スコット・ソワーズ)一味に捕らえられて高層ビルから宙吊りにされてしまいますが、間一髪でジョンに助けられます。
マネートレインのネタバレあらすじ:承
そんなある日、ジョンとチャーリーは地下鉄各駅の売上金を徴収して回る運行時刻表に載らない特別現金輸送列車「マネートレイン」の警備を担当することになります。
しかし地下鉄の切符売り場が放火魔(クリス・クーパー)に襲われ、二人はあと一歩の所で犯人を逃がしてしまったあげく、今度は集金袋の一つが紛失するという騒ぎが起き、パターソンはジョンとチャーリーに疑いの目を向けます。
何とか疑惑は晴れたものの、今度はグレースへの恋心を巡って二人の仲はギクシャクしてしまいます。
マネートレインのネタバレあらすじ:転
先日二人が取り逃がした放火魔が再び現れ、ジョンは追撃しますが、追い詰められた放火魔は自殺してしまい、過剰捜査に怒ったパターソンは遂にジョンとチャーリーを解雇してしまいます。
そして二人は口論の末に喧嘩別れとなり、さらにチャーリーはブラウン一味から執拗に借金返済を迫られたことから、追い詰められたチャーリーは遂にマネートレイン強奪を企てます。
チャーリーの計画を知ったジョンは現場に急ぐも時既に遅し、チャーリーは計画を実行に移します。
マネートレインの結末
マネートレインは暴走を始め、パターソンは先行車両の乗客の危険も省みず強奪を阻止しようとしますが、とうとうマネートレインは脱線、チャーリーとジョンは辛うじて車両から脱出して逃げようとしますが、パターソンとバッタリ鉢合わせしてしまいます。
しかし、幸いなことにパターソンはチャーリーが強奪犯であるとは気付かず、更に現場に駆け付けたグレースは先行車両の乗客たちを危険な目に会わせたとしてパターソンを逮捕、ジョンとチャーリーは大金を持ったまま追手を振り切りまんまと逃亡に成功します。
ジョンはチャーリーを叱りつつも、二人はまた仲の良い”兄弟“に戻ることができました。
以上、映画「マネートレイン」のあらすじと結末でした。
この映画の感想を投稿する