悲しみよりもっと悲しい物語の紹介:2009年の韓国映画。両親に捨てられたラジオディレクターのケイと、交通事故で天涯孤独となった作詞家のクリーム。2人は時には家族、時には親友、そして時には恋人のようにお互いを支えあって同居を続けてきたが、ある日ケイは自身の余命がわずかだと宣告される。
監督: ウォン・テヨン 出演者:クォン・サンウ(ケイ)、イ・ボムス(ジュファン)、イ・ボヨン(クリーム)ほか
映画「悲しみよりもっと悲しい物語」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「悲しみよりもっと悲しい物語」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
悲しみよりもっと悲しい物語の予告編 動画
映画「悲しみよりもっと悲しい物語」解説
この解説記事には映画「悲しみよりもっと悲しい物語」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
悲しみよりもっと悲しい物語のネタバレあらすじ:ケイの話
ケイは子供のときに病気の父の看護に疲れて家を出て行ってしまった母に捨てられた過去をもっています。そしてクリームは交通事故で家族全員を亡くして一人で生きていかなければならなくなった女の子です。ケイはクリームに出会ったときから彼女のことが好きになります。でも初めて会ったときから現在までクリームに自分の気持ちを告白するのではなく友達と家族の存在として二人の関係を続けてきます。ケイは大人になってからは放送局のPDとして普通の人生を生きていたが、ある日彼が病気にかかります。そしてその病気は不治の病気でしかし生きられる時間があまり残ってないといわれます。自分がいつ死ぬかわからなくなったケイは自分よりクリームのことを心配します。最後まで自分がそばで守ってあげたいと思っていたけど、それができなくなったケイはクリームのために結婚相手を探してあげることを決めます。クリームの将来のために歯医者であるジュファンをクリームと結婚させようとします。彼には婚約者がいるけど、ケイは絶対ジュファンがクリームと結婚してほしいという確信を持って彼をクリームと結婚させるために頑張ります。
悲しみよりもっと悲しい物語のネタバレあらすじ:クリームの話
交通事故で家族全員が死んで一人で生きてきたクリームは寂しがりやの女性です。でも、自分と似たような不幸な経験を持っているケイと出会い彼に恋に落ちます。でも、クリームはケイに自分の気持ちを表現できず、彼との思い出を大事にしながら友達として彼のそばにいます。大人になり、偶然ケイの病気のことがわかったクリームは彼が望んでいるまま自分が叶えてあげようと決めます。ケイの前では悲しみすら表現できず我慢しているクリーム。結局ケイが望んでいた相手と会い、ケイが死ぬ前に結婚式をあげることを決めます。全てケイのために。そして、結婚後ケイが病気で死んでしまった後、クリームも自殺をしてしまいます。
悲しみよりもっと悲しい物語の結末:ジュファンの話
有望な歯医者であるジュファンは性格も優しい男性でした。そんなジュファンにいつからしつこく誘惑してくる女性が現れます。ジュファンは婚約者がいたけど、いつもわかままで浮気ばかりしている婚約者にあきれてきたところに近付いてきた女性クリームがどんどん好きになります。結局、ケイとクリームの計画通りジュファンはクリームと結婚式をあげることを決めます。そして病気でケイが亡くなり、その後すぐ自殺をしてなくなったクリーム。二人の骨を同じところにおいて、ジュファンが二人のお墓参りを行き、二人の写真を見ているシーンが最後にこの映画は終わります。
以上、映画「悲しみよりもっと悲しい物語」のあらすじと結末でした。
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