少女ムシェットの紹介:1967年フランス映画。生活は貧しく、母が病気の14歳のムシェット。学校でも先生に目を付けられ、友だちはいない。心休まる場所のない少女はある夜、森で道に迷う…。ジョルジュ・ベルナノスの小説を原作に、ロベール・ブレッソンが前作『バルタザールどこへ行く』等と同様に素人俳優たちを起用して、虚飾を排した抑制された演出で孤独な少女の姿をフィルムに定着させた。
監督:ロベール・ブレッソン 出演者:ナディーヌ・ノルティエ(ムシェット)、ジャン=クロード・ギルベール(アルセーヌ)、ポール・エベール、(父)、マリア・カルディナール(母)、ジャン・ヴィムネ(マチュー)、マリーヌ・トリシェ(ルイザ)ほか