イノセントの紹介:1975年イタリア映画。1900年前後、ローマに住む貴族のトゥリオは無神論者で地上のものを越えるものの価値を認めない。貞淑な妻がありながら愛人を独占しようと願う。そして妻にも愛する男が現れる。ガブリエーレ・ダヌンツィオの『罪なき者』(1892)を原作とする。ズームによる視線の演出が冴える、ヴィスコンティの遺作。
監督:ルキーノ・ヴィスコンティ 出演者:ジャンカルロ・ジャンニーニ(トゥリオ・エルミル)、ラウラ・アントネッリ(ジュリアーナ・エルミル)、ジェニファー・オニール(テレーザ・ラッフォ)、ディディエ・オードパン(フェデリコ・エルミル)、マルク・ボレル(フィリッポ・ダルボリオ)その他
ドラマ映画のネタバレ
「イノセント」のネタバレあらすじ結末
「迷子の黒猫とボク」のネタバレあらすじ結末
迷子の黒猫とボクの紹介:2017年アメリカ映画。妻コニーの愛猫レナードを逃がしてしまい、必ず見つけ出すよう命令されてしまった中年男ドミニク。レナードを探すため街へ飛び出したドミニクでしたが、様々な災難が彼に襲いかかります。ニューヨークの片隅で猫探しをする中年男の波乱に飛んだ一日をコメディタッチで描いた作品。「ベスト・キッド」の主演で一躍スターとなったラルフ・マッチオが冴えない中年男を熱演しています。
監督:アンソニー・ターシターノ 出演者:ラルフ・マッチオ(ドミニク)、デヴィッド・ザヤス(ポンス)、コニー(ジーナ・ガーション)、ADAM FERRARA(サル)、SEAN YOUNG(ロッキー)、TOM WOPAT(ジミー)、JEFF KOBER(スー)、ほか
「間諜X27」のネタバレあらすじ結末
間諜X27の紹介:1931年アメリカ映画。第一次世界戦中のウィーン。娼婦に転落した軍人の未亡人がスパイとして雇われる。女であることを生かして祖国のために尽くすが敵国スパイとの運命の出会いが。ウィーン出身のフォン・スタンバーグがディートリヒと組んだ3本目の作品。
監督:ジョセフ・フォン・スタンバーグ 出演者:マレーネ・ディートリヒ(X-27)、ヴィクター・マクラグレン(H-14:ロシア陸軍大佐)、グスタフ・フォン・セイファーティッツ(オーストリア諜報部長官)、ワーナー・オーランド(フォン・ヒンダウ大佐)、バリー・ノートン(若い将校)その他
「僕と彼女とオーソン・ウェルズ」のネタバレあらすじ結末
僕と彼女とオーソン・ウェルズの紹介:2008年イギリス映画。1930年代後半のニューヨーク。俳優志望の高校生リチャードはひょんなことから天才演出家オーソン・ウェルズの主催する劇団に俳優として採用されます。リチャードは女優の卵ソニアに恋をしますが、彼女がオーソン・ウェルズの愛人の一人だと知り…。監督は「6才のボクが、大人になるまで」のリチャード・リンクレイター。鬼才オーソン・ウェルズを演じたクリスチャン・マッケイの迫真の演技が話題を呼びました。
監督:リチャード・リンクレイター 出演者:ザック・エフロン(リチャード・サミュエルズ)、クリスチャン・マッケイ(オーソン・ウェルズ)、クレア・デインズ(ソニア・ジョーンズ)、 ジェームズ・タッパー(ジョゼフ・コットン)、 ベン・チャップリン(ジョージ・クールリス)、ゾーイ・カザン(グレタ・アドラー)、ケリー・ライリー(ミュリエル・ブラスラー)、ほか
「タルサ」のネタバレあらすじ結末
タルサの紹介:1949年アメリカ映画。1920年代の石油ブームに沸く石油の町・タルサを舞台に、一人の女性の愛と野望を描いたスペクタクル・ヒューマンドラマです。主演は『私は死にたくない』(1958年)でアカデミー主演女優賞に輝いたスーザン・ヘイワード、監督は『ブルー・スカイ』(1946年)のスチュアート・ハイスラー、製作は『駅馬車』(1939年)のウォルター・ウェンジャーです。
監督:スチュアート・ヘイスラー 出演:スーザン・ヘイワード(チェロキー・ランシング)、ペドロ・アルメンダリス(ジム・レッドバード)、ロバート・プレストン(ブラッド・ブレイディ)、ロイド・ガフ(ブルース・タナー)、チル・ウィルス(ピンキー・ジンプソン)、ローラ・オルブライト(キャンディ・ウィリアムズ)、ほか
「警察日記」のネタバレあらすじ結末
警察日記の紹介:1955年日本映画。1952年に刊行された伊藤永之介の同名小説の映画化。貧しい農村を管轄下に置く、会津磐梯山麓の小さな町の警察官たちの仕事ぶりを人情味たっぷりに描く。名子役だった二木てるみ演じるユキ子ちゃんの弟思いがいじらしい。
監督:久松静児 出演者:森繁久彌(吉井巡査)、三國連太郎(花川巡査)、三島雅夫(石割署長)、伊藤雄之助(岩太)、杉村春子(杉田モヨ)、岩崎加根子(二田アヤ)、二木てるみ(ユキ子)その他
「夢千代日記」のネタバレあらすじ結末
夢千代日記の紹介:1985年日本映画。吉永小百合主演で人気を博した連続テレビドラマを映画化した作品。山間の温泉地を舞台に白血病を患う原爆被爆者の芸者夢千代と指名手配中の男との悲恋がドラマチックに描かれていきます。浦山桐郎監督の遺作となった作品です。
監督:浦山桐郎 出演者:吉永小百合(夢千代(永井左千子)、名取裕子(兎)、樹木希林(菊奴)、田中好子(紅)、小川眞由美(春川桃之介)、北大路欣也(宗方勝)ほか
「暗黒街のふたり」のネタバレあらすじ結末
暗黒街のふたりの紹介:1973年フランス映画。名優アラン・ドロンとジャン・ギャバンのダブル主演で贈る、10年の刑期を終えて堅気として生きようと決意した元銀行強盗が理不尽な社会に飲み込まれて破滅へと向かっていく悲劇を、彼を見守って来た保護司の視点から描いた社会派ドラマです。
監督:ジョゼ・ジョヴァンニ 出演者:アラン・ドロン(ジーノ)、ジャン・ギャバン(ジェルマン・カズヌーブ)、ミシェル・ブーケ(ゴワトロー警部)、ミムジー・ファーマー(ルシー)、イラリア・オッキーニ(ソフィー)、クリスティーヌ・ファブレガ(ジュヌビエーブ)、ベルナール・ジロドー(フレデリック)、マルカ・リボヴスカ(弁護士)ほか
「夢の祭り」のネタバレあらすじ結末
夢の祭りの紹介:1989年日本映画。津軽出身の直木賞作家で映画評論家の長部日出雄の唯一の映画監督作品。柴田恭兵が津軽三味線の魅力に取りつかれた若者を演じる。『乱』(1985年)の衣裳デザインによりアカデミー賞を受賞したワダ・エミが衣装デザインを担当。明石家さんまが人形使いの芸人の役で出演。
監督:長部日出雄 出演者:柴田恭兵(健吉)、有森也実(ちよ)、佐野史郎(勇造)、織本順吉(健吉の父)、馬渕晴子(健吉の母)、佐藤慶(津村信作)、加賀まりこ(ゆき)その他
「ストリーマーズ/若き兵士たちの物語」のネタバレあらすじ結末
ストリーマーズ/若き兵士たちの物語の紹介:1983年アメリカ映画。ベトナム戦争下のアメリカ軍において、日毎に精神を摩耗させていく若者の苦悩を描いたドラマ作品。舞台を兵舎に限定し、兵士たちの閉塞感と悲壮感を効果的に演出している。ビリー、ロジャー、リッチーは全く違う環境に生まれ育ったものの、同じ小隊に所属しそれなりに仲良くやっていた。しかし新入りの兵士カーライルが出入りするようになり、絶妙なバランスを保っていたビリー達の関係はおかしくなっていく。そして異様な軋轢の中、彼らは思わぬ悲劇を引き起こしてしまうのだった。
監督:ロバート・アルトマン 出演者:マイケル・ライト(カーライル)、マシュー・モディーン(ビリー)、ミッチェル・リヒテンシュタイン(リッチー)、デヴィッド・アラン・グリア(ロジャー)、ガイ・ボイド(ルーニー)ほか
「シンプルメン」のネタバレあらすじ結末
シンプルメンの紹介:1992年アメリカ,イギリス,イタリア映画。真面目な大学生の弟と犯罪者の兄が、爆破事件の容疑者とされて逃走中の父親を探しに旅に出たことで、弟は冒険心を、兄は本当の愛を知る。
監督:ハル・ハートリー 出演:ロバート・バーク、ウィリアム・セイジ、カレン・サイラス、エリナ・レーヴェンソン、マーティン・ドノヴァン、ジョン・アレクサンダー・マッケイ、メアリー・マッケンジー、ジェームズ・ハンセン・プライス、ほか
「歓楽通り」のネタバレあらすじ結末
歓楽通りの紹介:2002年フランス映画。新人娼婦のマリオンの世話を焼き運命の男を探す、プチ・ルイ。しかし夢のような成功劇の後には代償がつきものだった。
監督:パトリス・ルコント 出演:パトリック・ティムシット(プチ=ルイ)、レティシア・カスタ(マリオン)、ヴァンサン・エルバズ(ディミトリ)、カトリーヌ・ムシェ(レナ)、イザベル・スパッド(カミーユ)、ベランジェール・アロー(ヴァイオレット)、ほか
「洲崎パラダイス 赤信号」のネタバレあらすじ結末
洲崎パラダイス 赤信号の紹介:1956年日本映画。異才・川島雄三監督の代表作の一つ。当時の風俗街「洲崎パラダイス」の入り口近くにある飲み屋を舞台に、別れても別れきれない腐れ縁の男女の姿を見事に描いている。後に巨匠となる今村昌平が助監督としてクレジット。
監督:川島雄三 出演:新珠三千代(蔦枝)、三橋達也(義治)、轟夕起子(お徳)、河津清三郎(落合)、芦川いづみ(玉子)、小沢昭一(三吉)、ほか
「キス・アンド・クライ」のネタバレあらすじ結末
キス・アンド・クライの紹介:2017年カナダ映画。フィギュア・スケートのオリンピック強化選手でもあり、歌唱力も抜群の高校3年生カーリー・アリソンが、気管支にガンを患い、闘病しながら恋人や家族との関係を深めていく実話に基づいた感動の青春ストーリー。
監督:シーン・シスターネ 出演:サラ・フィッシャー、ルーク・ビライク、シャンタール・クレヴィアジック、セルジオ・ディ・ジオ、デニス・アキヤマ、ほか
「ブロンド・ヴィナス」のネタバレあらすじ結末
ブロンド・ヴィナスの紹介:1932年アメリカ映画。ゴリラの着ぐるみの中から出てくるのはマレーネ・ディートリッヒ。彼女が演じるのは強い母、そして夫と愛人の間で揺れる女。ただし、この作品から監督スタンバーグ、主演ディートリッヒの作品の人気は下降線をたどり始めた。アメリカでのキャリアをスタートさせて間もないケーリー・グラントが愛人。『風と共に去りぬ』で黒人として初めてアカデミー賞を受賞することになるハティ・マクダニエルも母子を助ける役で出演している。
監督:ジョセフ・フォン・スタンバーグ 出演者:マレーネ・ディートリッヒ(ヘレン・ファラデー)、ハーバート・マーシャル(エドワード・ファラデー)、ケーリー・グラント(ニック・タウンゼンド)、ディッキー・ムーア(ジョニー・ファラデー)その他