ベリッシマの紹介:1951年イタリア映画。娘を映画女優にしようとする母親の奮闘を描くドラマ作品。映画業界に憧れるマッダレーナは、娘マリアを子役オーディションに参加させることにした。彼女の執念たるや凄まじく、金も時間も犠牲にしてマリアを合格させようと躍起になる。高価なドレスを作り、バレエを習わせ、スタッフに金を握らせた。そこまでの犠牲を払って、マッダレーナが手にしたものとは。
監督:ルキノ・ヴィスコンティ 出演者:アンナ・マニャーニ(マッダレーナ)、ワルテル・キアーリ(アンノヴァッツィ)、ディーナ・アビチェラ(マリア)、アレッサンドロ・ブラゼッティ(ブラゼッティ監督)、ガストーネ・レンツェッリ(スパルタコ)ほか
ドラマ映画のネタバレ
「ベリッシマ」のネタバレあらすじ結末
「まともな男」のネタバレあらすじ結末
まともな男の紹介:2015年スイス映画。スイスの雪山を舞台に、ごく普通の“まともな男”がついた小さな嘘をきっかけに衝撃の事態に巻き込まれていく姿を描いたスイス発の人間ドラマです。家族と上司の娘を連れてスキー旅行に出かけた主人公は、男からレイプされたという上司の娘から相談を受け、事態を収拾するために小さな嘘をついて乗り切ろうとするのですが・・・。
監督:ミヒャ・レヴィンスキー 出演者:デーヴィト・シュトリーゾフ(トーマス・エンゲル)、マレン・エッゲルト(マルティナ・エンゲル)、ロッテ・ベッカー(ジェニー・エンゲル)、アニーナ・ヴァルト(ザラ・オルロフ)、ステファン・メーダー(ルエディ)、マックス・フバッカー(セヴェリン)、ビート・マルティ(ザラの父)、オリアナ・シュラージ(エスター)、テレサ・アフォルター(セラピスト)ほか
「12人の怒れる男」のネタバレあらすじ結末
12人の怒れる男の紹介:2007年ロシア映画。1954年にアメリカのテレビドラマで放送されて以降、世界中で映画化、舞台化されている密室サスペンスの代表格を現代のロシアを舞台にリメイクした作品。陪審員となった12人の男たちが少年の犯した犯罪を評議していく物語である。ヴェネツィア国際映画祭に出品され生涯功労賞として特別銀獅子賞を受賞するなど、世界的な評価も高い。なお、本作を監督、脚本、製作したニキータ・ミハルコフは12人の陪審員のうち「陪審員2番」役で出演している。
監督: ニキータ・ミハルコフ 出演者:セルゲイ・マコヴェツキイ(陪審員1番)、ニキータ・ミハルコフ (陪審員2番)、セルゲイ・ガルマッシュ (陪審員3番)、ミハイル・イェフレモフ(陪審員8番)、ヴィクトル・ヴェルジビツキイ(陪審員11番)、アプティ・マガマイェフ (ウマル) ほか
「稲妻(1952年)」のネタバレあらすじ結末
稲妻の紹介:1952年日本映画。東宝所属だった成瀬巳喜男が大映に呼ばれて作った名作。「めし」で戦後のスランプを脱した監督が再び林芙美子作品を取り上げ、その後の作風を決定づけることになった。キネ旬ベストテンでは第2位。
監督:成瀬巳喜男 出演:高峰秀子(清子)、三浦光子(光子)、村田知英子(縫子)、丸山修(嘉助)、浦辺粂子(おせい)、小沢栄(綱吉)
「ふたりの女」のネタバレあらすじ結末
ふたりの女の紹介:1960年イタリア映画。戦時下のイタリアで激しさを増す空襲から逃れるため疎開した母と娘。ふたりの女性がたどる悲惨な運命を描く。本作でS・ローレンがアカデミー賞主演女優賞を受賞。
監督:ヴィットリオ・デ・シーカ 出演:ソフィア・ローレン、ジャン=ポール・ベルモンド、ラフ・ヴァローネ、エレオノラ・ブラウン、ほか
「スペイン狂想曲」のネタバレあらすじ結末
スペイン狂想曲(別題:西班牙狂奏曲)の紹介:1934年アメリカ映画。スタンバーグ(この作品では監督と撮影監督を兼務)とディートリヒのコンビ最終作となった『西班牙(スペイン)狂想曲』だが、ディートリヒの最もお気に入りの一本。翻弄される男たちにとって「悪魔」に見えようとも自由に生きるヒロインを、大胆に回想シーンを用いて描く。原作のピエール・ルイスの小説『女と人形』は何度か映画化されているが、ルイス・ブニュエル監督の遺作となった『欲望のあいまいな対象』もその一つ。
監督:ジョセフ・フォン・スタンバーグ 出演者:マレーネ・ディートリヒ(コンチャ・ペレス)、ライオネル・アトウィル(ドン・パスカル)、エドワード・エヴェレット・ホートン(ドン・パキート)、アリソン・スキップワース(コンチャの母)、シーザー・ロメロ(アントニオ)、ほか
「アフリカン・ドクター」のネタバレあらすじ結末
アフリカン・ドクターの紹介:2016年アメリカ映画。ザイール出身でフランスの医科大学を卒業したセヨロは独裁政権の国に戻るより子供たちの教育のためにもフランス国籍が欲しい。医科大学の卒業パーティーに医者をスカウトに来た片田舎の無医町の町長に、セヨロは自ら家族を連れて定住すると売り込むが、そこはアフリカより田舎の、無学の人たちが多く住む小さな町で、初めて黒人を見る人たちから冷たい仕打ちに合う。妻も子供たちも苦しんだが、産気づいた女性を助けたことで、町民からの信頼を徐々に得られるようになり、軌道に乗ったように見えたが、彼の存在が疎ましい次の町長候補に邪魔をされる。実話に基づく話。
監督: ジュリアン・ランバルディ 出演: アイサ・マイガ、ジャン=ブノワ・ユジョー、ジョナサン・ランベール、バイロン・レブリ、ほか
「リトル・オデッサ」のネタバレあらすじ結末
リトル・オデッサの紹介:1994年アメリカ映画。ニューヨーク、ブルックリンのブライトン・ビーチは、ロシアやウクライナからの移民が多く住んでいるため「リトル・オデッサ」と呼ばれる。ある冬、ティム・ロス演じる殺し屋ジョシュアがそこに帰ってきた。その日から彼の家族を襲う悲劇が、忘れがたく端正な映画となって語られる。第51回ヴェネツィア国際映画祭で助演女優賞(ヴァネッサ・レッドグレイヴ)、銀獅子賞を受賞した時、監督のジェームズ・グレイは25歳。
監督:ジェームズ・グレイ 出演者:ティム・ロス(ジョシュア・シャピラ)、エドワード・ファーロング(ルーベン・シャピラ)、モイラ・ケリー(アラ・シュスタヴィッチ)、ヴァネッサ・レッドグレイヴ(イリーナ・シャピラ)、マクシミリアン・シェル(アルカディ・シャピラ)その他
「DUST ダスト」のネタバレあらすじ結末
DUST ダストの紹介:2001年イギリス,ドイツ,イタリア,マケドニア映画。ニューヨークの古びたアパートに盗みに入った黒人青年を待ち構えていた家主の老女。老女はあるカウボーイ兄弟の物語を語り始め、青年も次第にその話に引き込まれていきます。100年前の動乱のマケドニアと現代のニューヨークを交錯させながら紡ぐ壮大な人間ドラマです。
監督:ミルチョ・マンチェフスキー 出演者:ジョセフ・ファインズ (イライジャ)、デビッド・ウェンハム (ルーク)、エイドリアン・レスター(エッジ)、アンヌ・ブロシェ(リリス)、ニコリナ・クジャカ(ネダ)ほか
「ディセンバー・ボーイズ」のネタバレあらすじ結末
ディセンバー・ボーイズの紹介:2007年アメリカ映画。孤児院育ちの4人の少年たちが、友情や家族との絆の大切さを学び、成長していくひと夏を描く感動ドラマ。「ハリーポッター」シリーズで一躍有名になったダニエル・ラドクリフがハリーポッターの撮影の合間に挑み完成した作品です。養子になりたい4人の少年の年長者マップスを見事に演じています。舞台となったオーストラリアの大自然の美しさはため息の出るほどでした。
監督:ロッド・ハーディ 出演:ダニエル・ラドクリフ(マップス)、クリスチャン・バイヤーズ(スパーク)、リー・コーミー(ミスティー)、ジェームズ・フレイザー(スピット)、テリーサ・パーマー(ルーシー)、ジャック・トンプソン(バンディー・マクアンシュ)、ほか
「喰いしん坊! 大喰い開眼篇」のネタバレあらすじ結末
喰いしん坊! 大喰い開眼篇の紹介:2007年日本映画。土山しげるの大人気漫画原作を実写化。プロのフードファイター・錠二と出会い、フードファイターとして成長していく青年とのコメディードラマ。ギャル曽根やジャイアント白田らが出演するなど、大食いの極意が学べる作品。
監督:松生秀二 出演者:河相我聞(大原満太郎)、萩原流行(ハンター錠二)、ほっしゃん。、ジャイアント白田、ギャル曽根、野村沙知代、萩原流行、岡崎二朗(丹下御前)、ほか
「尚衣院 サンイウォン」のネタバレあらすじ結末
尚衣院-サンイウォン-の紹介:2014年韓国映画。尚衣院(サンイウォン)とは李氏朝鮮(1392年から1910年)において王室の衣服の提供や王室の財貨などを管理する官衙であり、伝統を重んじる生粋の職人ドルソクと斬新なデザインで王宮の衣を作っていくゴンジンの仕立師としての人生と王から寵愛を受けられず王妃の座を危ぶまれる美しい王妃、その王妃に心引かれるゴンジンの半生を描いた愛と感動の作品です。
監督:イ・ウォンソク 出演:ハン・ソッキュ(チョ・ドルソク)、コ・ス(イ・ゴンジン)、パク・シネ(王妃)、ユ・ヨンソク(王)、ほか
「ブラディ・サンデー」のネタバレあらすじ結末
ブラディ・サンデーの紹介:2002年イギリス,アイルランド映画。1972年1月30日、北アイルランドのロンドンデリーで公民権を求めるデモ隊に、イギリス軍が軍事行動を起こし、13人の死者を出した『血の日曜日事件』をドキュメンタリータッチに再現した作品です。元々テレビドラマとして作られたものの、ベルリン国際映画祭の最高賞である金熊賞を受賞。
監督:ポール・グリーングラス 出演者:ジェームズ・ネスビット(アイバン・クーパー)、ティム・ピゴット=スミス(フォード少将)、ニコラス・ファレル(マクレラン准将)、ジェラルド・マクソーリー(ラガン警視正)、キャシー・キエラ・クラーク(フランシス)ほか
「イル・ポスティーノ」のネタバレあらすじ結末
イル・ポスティーノの紹介:1994年イタリア,フランス映画。イタリアの小さな島を舞台に、チリから政治亡命してきた高名な詩人と島の暮らしを疎んじていた青年とが、詩を通じて交流を深めていく。病に冒されながらも本作に挑んだM・トロイージはクランクアップ直後に他界。
監督:マイケル・ラドフォード 出演:マッシモ・トロイージ、フィリップ・ノワレ、マリア・グラツィア・クチノッタ、リンダ・モレッティ、アンナ・ボナルート、レナート・スカルパ、アンナ・ボナイウート、ほか
「君が生きた証」のネタバレあらすじ結末
君が生きた証の紹介:2014年アメリカ映画。大学の銃乱射事件で息子を失った父親が、息子の残した曲を演奏することで避け続けていた事件そのものと向き合っていく。序盤から中盤で観る人の目線が変わらざるを得ない描き方が秀逸。
監督:ウィリアム・H・メイシー 出演:ビリー・クラダップ(サム)、アントン・イェルチン(クエンティン)、フェリシティ・ハフマン(エミリー)、セレーナ・ゴメス(ケイト)、ローレンス・フィッシュバーン(デル)、ほか