パーフェクト・ノーマル・ファミリーの紹介:2020年デンマーク映画。デンマーク郊外で暮らす11歳のエマ。地元のサッカークラブで活躍し、家族とも仲が良く慎ましくも幸せな日々を送っていた。ところが突然、これまでの生活が一変してしまう。両親が離婚をすると言うのだ。しかも離婚の理由は、パパが女性として生きていきたいからだった。パニックに陥ったエマは、ホルモン治療によって女性らしくなり、名前まで変え、やがて性別適合手術を受けるというパパに戸惑いを隠せない。大嫌いと叫びながらも、本当にはパパのことが大好きなエマが、葛藤の末に気付いた気持ちとは?北欧の国デンマークのアカデミー賞を呼ばれるロバート賞で9部門にノミネートされ、メイクアップ賞、児童青少年映画賞を受賞した。1990年代末を背景にした家族の物語は、11歳の時に父親が女性になった経験を持つライマン監督の自伝的作品。
監督:マルー・ライマン 出演:カヤ・トフト・ローホルト(エマ)、ミケル・ボー・フォロスゴー(トマス/アウネーテ)、リーモア・ランテ(カロリーネ)、ニール・ランホルト(ヘレ)、ジェシカ・ディネジ(ナヤ)、ハデヴィヒ・ミニス(ペトラ)ほか
ドラマ映画のあらすじ
「パーフェクト・ノーマル・ファミリー」のネタバレあらすじ結末
「ローラとふたりの兄」のネタバレあらすじ結末
ローラとふたりの兄の紹介:2018年フランス映画。フランス西部の都市、アングレーム。弁護士のローラには2人の兄がいる。眼鏡士の長男ブノワと、解体業者の次男ピエール。三兄妹は死別した両親の墓参りで月に一度集まることが習慣となっているが、兄たちは顔を合わせれば必ず揉め、そのたびにローラが間にはいらなければならなかった。そんな中、ブノワの三度目の結婚式で兄弟喧嘩が勃発。ピエールは仕事のトラブルを抱え、ブノワは新婚早々で妻とすれ違うことに。そして離婚調停の依頼人だったゾエールとの恋仲がはじまったローラはある事実を告げられる。様々な問題にぶつかりながらも、日常をひたむきに生きる家族の姿を描く。
監督:ジャン=ポール・ルーヴ 出演:リュディヴィーヌ・サニエ(ローラ)、ジョゼ・ガルシア(ピエール)、ジャン=ポール・ルーヴ(ブノワ)、ラムジー・ベディア(ゾエール)、ポーリ-ヌ・クレマン(サラ)、フィリピーヌ・ルノワー=ボリュー(サビーヌ)、フラン・ブリュノー(アントワーヌ)、ガブリエル・ナカーシュ(ロミュアルド)ほか
「聖なる酔っぱらいの伝説」のネタバレあらすじ結末
聖なる酔っぱらいの伝説の紹介:1988年イタリア,フランス映画。ヨーゼフ・ロートの同名原作の映画化。善良だが酒好きのホームレスの男に起こった奇跡と、その愚かしさゆえに奇跡を活かせず身を亡ぼしていく様を描く。
監督:エルマンノ・オルミ 出演:ルトガー・ハウアー(アンドレアス)、アンソニー・クエイル(老紳士)、サンドリーヌ・デュマ(ギャビー)、ドミニク・ピノン(ヴォイテク)、ほか
「レフト・トゥ・ダイ/悪夢のバカンス」のネタバレあらすじ結末
レフト・トゥ・ダイ/悪夢のバカンスの紹介:2012年アメリカ映画。南米エクアドルで、薬物所持の濡れ衣を着せられて逮捕された米国人女性の絶望と、彼女を救おうとする娘の奔走する姿を描いた社会派ドラマ。
監督:レオン・イチャソ 出演:バーバラ・ハーシー、レイチェル・リー・クック、ヴィンセント・アイリザリー、ニコラス・ゴンザレス、ほか
「コール・ミー・クレイジー 5つの処方箋」のネタバレあらすじ結末
コール・ミー・クレイジー 5つの処方箋の紹介:2013年アメリカ映画。統合失調症を抱えながら弁護士になった女性を軸に、家族とともに心の病に立ち向かう人々の姿を5つのオムニバス形式で描いたヒューマン・ドラマ。
監督:ブライス・ダラス・ハワード(ルーシー)、ローラ・ダーン(グレイス)、シャロン・マグアイア(アリソン)、ボニー・ハント(エディ)、アシュレイ・ジャッド(マギー) 出演:ブリタニー・スノウ、リー・トンプソン、メラニー・グリフィス、クリント・ハワード、オクタヴィア・スペンサー、ほか
「フォーリング 50年間の想い出」のネタバレあらすじ結末
フォーリング 50年間の想い出の紹介:2020年カナダ,イギリス映画。認知症を抱える父ウィリスが引退後の住まいを探すために息子ジョンのもとを訪れた。思春期の頃から保守的で口の悪いウィリスと溝があり、言葉にできなかった喜びや悲しみ、愛情や怒りを互いにぶつけ合い人生の意味を確かめようとする。不器用な父と繊細な息子。やがてジョンは父の秘めた思いに気付いていく。3度のアカデミー賞にノミネートされた経験を持つ名優ヴィゴ・モーテンセンの初監督作品。自身の親子関係を反映した半自伝的な物語。
監督:ヴィゴ・モーテンセン 出演:ランス・ヘンリクセン(75歳時のウィリス)、ヴィゴ・モーテンセン(50歳時のジョン)、スヴェリル・グドナソン(23~43歳時のウィリス)、ローラ・リニー(サラ)、テリー・チェン(エリック)、ハンナ・グロス(グウェン)、ブラッケン・バーンズ(ジル)、ガビー・ヴェリス(モニカ)ほか
「モロッコ、彼女たちの朝」のネタバレあらすじ結末
モロッコ、彼女たちの朝の紹介:2019年モロッコ,フランス,ベルギー映画。未婚の母親をテーマにし、モロッコにおける女性の生きずらさを描いた作品。マリヤム・トゥザニ女性監督初のアカデミー賞モロッコ代表となった1作で、本作は日本初のモロッコ映画劇場公開作品となりました。監督の思い出の詰まった印象的な作品です。
監督:マリヤム・トゥザニ 出演:ルブナ・アザバル(アブラ)、ニスリン・エラディ(サミア)、ドゥーエ・ベルカウダ(ワルダ)、アジズ・ハッタブ(スリマニ)、ほか
「皮膚を売った男」のネタバレあらすじ結末
皮膚を売った男の紹介:2020年チュニジア,フランス,ベルギー,スウェーデン,ドイツ,カタール,サウジアラビア映画。シリア難民のサムは偶然出会った芸術家からあるオファーを受ける。それは大金と自由を手に入れる代わりに背中にタトゥーを施し、彼自身がアート作品になることだった。美術館に展示され、自由を手に入れた彼は離ればなれになっていた恋人に会いに行くが、思いもよらない出来事が起こり精神的に追い詰められていく。本作は保険業者役で出演している芸術家ヴィム・デルボアが2006年に発表した作品「Tim」に影響を受けている。
監督:カウテール・ベン・ハニア 出演:ヤヤ・マヘイニ(サム・アリ)、ディア・リアン(アビール)、ケーン・デ・ボーウ(ジェフリー・ゴドフロワ)、モニカ・ベルッチ(ソラヤ・ウォルディ)、サード・ロスタン(ジアッド)、ダリナ・アル・ジュンディ(サムの母)、ヴィム・デルボア(保険業者)ほか
「MONOS 猿と呼ばれし者たち」のネタバレあらすじ結末
MONOS 猿と呼ばれし者たちの紹介:2019年コロンビア,アルゼンチン,オランダ,ドイツ,スウェーデン,ウルグアイ,スイス,デンマーク映画。時も場所も定かではない、どこかの山岳地方で暮らす8人の少年少女の兵士たち。ゲリラ組織の一員である彼らは「モノス(猿)」と呼ばれ、組織の指示のもと、人質であるアメリカ人女性の監視と世話をしている。厳しい訓練で心身を鍛える一方で、10代らしく無邪気に戯れる時を過ごす彼らだったが、ある日組織から預かった乳牛を仲間の1人が誤って撃ち殺したことをきっかけに仲間のバランスを崩していく。南米・コロンビアで50年以上続いた内戦を下敷きにした物語にした本作。サンダンス映画祭をはじめとする世界各国の映画祭でノミネート、受賞を果たした。
監督:アレハンドロ・ランデス 出演:ジュリアンヌ・ニコルソン(博士)、モイセス・アリアス(ビッグフット)、ウィルソン・サラザール(メッセンジャー)、ソフィア・ブエナベントゥーラ(ランボー)、デイビー・ルエダ(スマーフ)、ラウラ・カストゥリジョン(スウェーデン)、フリアン・ヒラルド(ウルフ)、パウル・キュビデス(ドッグ)、スナイデル・カストロ(ブンブン)、カレン・キンテーロ(レディ)ほか
「弁護人」のネタバレあらすじ結末
弁護人の紹介:2013年韓国映画。釜山で学歴もなく不動産ブームに乗り事務所を開いたばかりのソン・ウンンソク(ソン・ガンホ)その後税務専門の弁護士になったウンソクに大企業から顧問弁護士の依頼を受け、順調に見えた華やかな弁護士デビューを目前にしていたその時貧乏な時代にお世話になった食堂の店主主スネ(キム・ヨンエ)の息子ジヌ(イム・シワン)が国家保安法違反事で逮捕され、その裁判で弁護士を引き受けたことで人生が変わっていくという話でソン・ガンホの熱演ぶりが釘付けになります。
監督:ヤン・ウソク 出演:ソン・ガンホ(ソン・ウンソク)、キム・ヨンエ(パク・スネ)、オ・ダルス(パク・ドンホ)、クァク・ドウォン(チャ・ドンヨン)、イム・シワン(パク・ジヌ)、ソン・ヨンチャン(裁判官)、チョン・ウォンジュン(先輩弁護士)、イ・ソンミン(イ記者)、イ・ハンナ(ウソクの妻)、リュ・スヨン(イ・チャンジュン)、ほか
「スウィート・シング」のネタバレあらすじ結末
スウィート・シング(別題:愛しい存在)の紹介:2020年アメリカ映画。マサチューセッツ州、ニューベッドフォード。普段は愛情深く優しいが酒のトラブルが尽きない父アダムと暮らす少女ビリーと弟のニコ。度重なるトラブルから父が強制入院となり、身寄りがなくなったビリーとニコは男と暮らす母親イヴのもとへ行く。しかしここからも追われることとなり、友達になったマリクとともに冒険の旅に出る。
監督:アレクサンダー・ロックウェル 出演:ラナ・ロックウェル(ビリー)、ニコ・ロックウェル(ニコ)、ウィル・パットン(アダム)、カリン・パーソンズ(イヴ)、ML・ジョゼファー(ボー)、ジャパリ・ワトキンス(マリク)、ケリー・チャーペント(ビリー・ホリデイ)、スティーヴン・ランダッツォ(オーウェン)、ジャンヌ・コスタ(ルイーズ)ほか
「モーリタニアン 黒塗りの記録」のネタバレあらすじ結末
モーリタニアン 黒塗りの記録の紹介:2021年イギリス,アメリカ映画。ある日突然、アフリカのモーリタニア出身モハメドゥ・スラヒが連行された。彼は9.11の首謀者の1人として拘束されたが、裁判は一度も開かれておらず、キューバのグアンタナモ収容所へ移送された。2005年、弁護士のナンシー・ホランダーは不当な拘禁だとしてアメリカ合衆国を訴える。政府は米軍にモハメドゥを死刑判決に処するための起訴をスチュアート中佐に任命。黒塗りにされた記録の真相を明らかにすべく両サイドからの綿密な調査がはじまる。
監督:ケヴィン・マクドナルド 出演:ジョディ・フォスター(ナンシー・ホランダー)、タハール・ラヒム(モハメドゥ・ウルド・スラヒ)、ザッカリー・リーヴァイ(ニール・バックランド)、サーメル・ウスマニ(アージュン)、シャイリーン・ウッドリー(テリー・ダンカン)、ベネディクト・カンバーバッチ(スチュアート・カウチ中佐)ほか
「ムクドリ」のネタバレあらすじ結末
ムクドリの紹介:2021年アメリカ映画。幼い娘を亡くしてしまった母リリーと夫ジャック。ジャックは精神病院に入院し、リリーは上の空。そんなリリーの元に攻撃的なムクドリが現れ、リリーは対応に四苦八苦。しかし、そのムクドリをきっかけに獣医のラリーと交流を深め、リリーはジャックとの間にできた溝に向き合います。『ヴィンセントが教えてくれたこと』のセオドア・メルフィが監督を務めます。
監督: セオドア・メルフィ 出演:メリッサ・マッカーシー(リリー)、クリス・オダウド(ジャック)、ケヴィン・クライン(ラリー)、キンバリー・クイン(レジーナ・ミラー)、ほか
「Our Friend/アワー・フレンド」のネタバレあらすじ結末
Our Friend/アワー・フレンドの紹介:2019年アメリカ映画。ジャーナリストのマットと舞台女優で美しい妻ニコルは2人の幼い娘を育てながら穏やかに暮らしていた。しかし、ニコルが末期ガンの宣告を受けた日から、一家の生活は大きく変わってしまう。妻の介護と子育てで日に日に疲弊していくマット。そんな彼を見かねて救いの手を差し伸べたのは、2人の親友デインだった。デインもまた、かつて人生に絶望した時にマットとニコルから救われた過去を持っていた。デインは彼らのために、ニューオリンズから夫婦の自宅があるアラバマ州の田舎町フェアホープまで車を走らせ、ティーグ家に住み込みでサポートした。親友の献身的な助けを得て、愛と友情という言葉ではとても語り切れない絆を結び、限られた時間をかけがえのない日々に変えていく。アメリカの一流雑誌「Esquire」に掲載され、熱い共感の声に包まれて大反響を巻き起こし全米雑誌賞に輝いた、ベテランジャーナリストのマシュー(マット)・ティーグによるエッセーの映画化。
監督:ガブリエラ・カウパースウェイト 出演:ケイシー・アフレック(マット・ティーグ)、ダコタ・ジョンソン(ニコル・ティーグ)、ジェイソン・シーゲル(デイン・フォシュー)、イザベラ・カイ・ライス(モリー・ティーグ)、ヴァイオレット・マグロウ(イーヴィー・ティーグ)、チェリー・ジョーンズ(フェイス・プルイット)、ジェイク・オーウェン(アーロン)、グウェンドリン・クリスティー(テレサ)ほか
「メインストリーム」のネタバレあらすじ結末
メインストリームの紹介:2021年アメリカ映画。何者かになりたい人々が集まり、夢と野心が交錯する米国ロサンゼルス。20代のフランキーもまたこの街で、なりたい自分を探してもがくワンオブゼムだった。そんな彼女の憂鬱な日々は、街で出会ったリンクという謎めいたカリスマによって一変する。2人は作家志望の友人ジェイクを巻き込んで、動画制作をスタートさせた。リンクは自らを「ノーワン・スペシャル(ただの一般人)」と名乗り、瞬く間に人気YouTuberに。いつしか「いいね!」は媚薬となり、リンクの人格を変えていく…。監督は、フランシス・フォード・コッポラの孫で、ソフィア・コッポラの姪にあたるジア・コッポラ。著名なYouTuberやインフルエンサーが本人として登場することで現実と隣り合わせの世界を生み出している。
監督:ジア・コッポラ 出演:アンドリュー・ガーフィールド(リンク)、マヤ・ホーク(フランキー)、ナット・ウルフ(ジェイク)、ジェイソン・シュワルツマン(マーク・シュワルツ)、ジョニー・ノックスヴィル(テッド・ウィック)、アレクサ・デミー(イザベル・ロバーツ)、コリーン・キャンプ(ジュディ)ほか