若い女の紹介:2017年フランス映画。嘘つき・泣き虫・見栄っぱり…。パリを舞台に、10年間交際していた男にフラれて無職・宿無し・無一文となったダメ女がやけっぱちになりながらも等身大の暮らしを送ろうと奮闘する様を描いたヒューマンドラマです。本作で長編監督デビューを飾った監督・脚本のレオノール・セライユはカンヌ国際映画祭でカメラドール(新人監督賞)を、主演のレティシア・ドッシュはリュミエール賞最有望女優賞を受賞しています。
監督:レオノール・セライユ 出演者:レティシア・ドッシュ(ポーラ)、グレゴワール・モンサンジョン(ジョアキム)、スレイマン・セイ・ンディアイ(ウスマン)、ナタリー・リシャール(ポーラの母)ほか
ドラマ映画のあらすじ
「若い女」のネタバレあらすじ結末
「パパは奮闘中!」のネタバレあらすじ結末
パパは奮闘中!の紹介:2018年ベルギー,フランス映画。フランスを舞台に、突然妻に家を出て行かれた男が仕事と育児に悪戦苦闘しながらも子供たちと向き合う姿を描いたヒューマンドラマです。本作はトリノ映画祭で2冠を達成するなど世界各地の映画賞で高い評価を得ました。
監督:ギヨーム・セネズ 出演者:ロマン・デュルス(オリヴィエ)、ロール・カラミー(クレール)、レティシア・ドッシュ(ベティ)、ルーシー・ドゥベイ(ローラ)、バジル・グルンベルガー(エリオット)、リナ・ジラード・ボス(ローズ)、ドミニク・ヴァラディエ(ジョエル)、サラ・ル・ピカール(アガト)、セドリック・ヴィエイラ(ポール)ほか
「エム・バタフライ」のネタバレあらすじ結末
エム・バタフライの紹介:1993年アメリカ映画。デヴィット・ヘンリー・ホアンによる戯曲『M.バタフライ』を映画化。文化大革命が吹き荒れる60年代の中国を舞台に、悲劇的な愛を描いたドラマ作品。1964年、北京のフランス大使館に派遣された外交官ガリマールは、美しい京劇の舞台女優ソン・リリンに熱烈な恋をする。ソンは慎ましく従順で、ガリマールが思い描く「東洋の女性」そのものだった。ソンを深く愛していくガリマールだったが、彼女には驚愕すべき秘密が隠されていた。実話を基にした、人間ドラマの傑作。
監督:デヴィッド・クローネンバーグ 出演:ジェレミー・アイアンズ(ルネ・ガリマール)、ジョン・ローン(ソン・リリン)、バルバラ・スコヴァ(ジーン・ガリマール)、イアン・リチャードソン(トゥーロン大使)、アナベル・レヴェントン(フロー・ベイデン)ほか
「ここに泉あり」のネタバレあらすじ結末
ここに泉ありの紹介:1955年日本映画。監督今井正、脚本水木洋子の名コンビによる、日本の地方管弦楽団の草分け的存在である群馬交響楽団(映画の中では高崎市民フィルハーモニー)の草創期の実話を基にした作品。ただし、劇中の演奏は東京交響楽団によるもの。この映画の中でも歌われる「赤とんぼ」の作曲者山田耕筰と、若き日の、90歳代で現役ピアニストである室井摩耶子が本人役で出演している。
監督:今井正 出演者:岸恵子(佐川かの子)、岡田英次(速水明)、小林桂樹(井田亀夫)、三井弘次(丸屋)、加東大介(工藤)、山田耕筰(本人)、室井摩耶子(本人)、ほか
「学生ロマンス 若き日」のネタバレあらすじ結末
学生ロマンス 若き日の紹介:1929年日本映画。小津作品の中では現存する最も古いプリントだといわれています。小津安二郎は当時26歳。誰もが経験した若き日のあの時。古いアルバムをめくるように思い起こすあの時代。小津監督が大学生の日常をスナップやビデオムービーのように綴っていきます。後年の帝釈天の御前様、笠智衆の大学生姿も見どころです。
監督: 小津安二郎 出演者:結城一朗(学生渡辺)、斎藤達雄(学生山本) 、松井潤子(千恵子)、飯田蝶子(千恵子の叔母)、高松榮子(下宿の内儀)、坂本武(教授)、日守新一(スキー部主将畑本)、笠智衆(スキー部学生)ほか
「ジャズ・シンガー」のネタバレあらすじ結末
ジャズ・シンガーの紹介:1927年アメリカ映画。映像と音声が同期したトーキー映画での長編第一作となるのが本作。本作をきっかけに時代はトーキー映画へ結びつき今に至ります。映画史上初めての「お楽しみはこれからだ」は映画史に残る名台詞として語り継がれています。
監督:アラン・クロスランド 出演:アル・ジョンソン(ジェイキー/ジャック)、メイ・マカヴォイ(メアリー)、ユージニー・ベッセラー(サラ)、ワーナー・オーランド、オットー・レデラー、ウィリアム・デマレスト、ロスコー・カーンズ、マーナ・ロイ、ほか
「ブギーナイツ」のネタバレあらすじ結末
ブギーナイツの紹介:1997年アメリカ映画。ポール・トーマス・アンダーソン監督とマーク・ウォールバーグの出世作。ポルノ映画業界で働く人々の群像を描き、高い評価を得た。不遇の状態にあったバート・レイノルズも多くの賞を獲得。
監督:ポール・トーマス・アンダーソン 出演:マーク・ウォールバーグ(エディ・アダムス/ダーク・ディグラー)、バート・レイノルズ(ジャック・ホーナー)、ジュリアン・ムーア(アンバー・ウェイブス)、ウィリアム・H・メイシー(リトル・ビル)、ヘザー・グラハム(ローラーガール)、ジョン・C・ライリー(リード・ロスチャイルド)、トーマス・ジェーン(トッド・パーカー)、ドン・チードル(バック・スウォープ)、フィリップ・シーモア・ホフマン(スコティJr.)
「赫い髪の女」のネタバレあらすじ結末
赫い髪の女(あかいかみのおんな)の紹介:1979年日本映画。光造は仕事帰りに見ず知らずの赫(あか)い髪の女を拾う。その日から二人は来る日も来る日も身体を重ね続ける。宮下順子が全身儚げな女を好演。雨の日の湿り気を帯びたラヴストーリー。中上健次の小説「赫髪」を荒井晴彦が脚本化。神代辰巳監督の、また日活ロマンポルノの傑作の一つ。
監督:神代辰巳 出演者:宮下順子(赫い髪の女)、石橋蓮司(光造)、亜湖(和子)、阿藤海(孝男)、絵沢萠子(光造の姉)、山谷初男(光造の義兄)ほか
「キクとイサム」のネタバレあらすじ結末
キクとイサムの紹介:1959年日本映画。会津の山村に祖母と暮らす、アメリカ軍黒人兵士と日本人との間の混血児姉弟の物語。姉弟を演じるのは一般の小学生だった二人。綿密な調査の上で本作を書いた脚本家・水木洋子が今井正監督に推薦した高橋恵美子が圧倒的な存在感を見せる。ばあちゃんを演じるのは当時48歳の北林谷栄。第33回キネマ旬報ベスト・テン第1位。
監督:今井正 出演者:高橋恵美子(キク)、奥の山ジョージ(イサム)、北林谷栄(しげばあちゃん)、滝沢修(カメラの男)、宮口精二(病院院長)ほか
「母を恋はずや」のネタバレあらすじ結末
母を恋はずやの紹介:1934年日本映画。小学生の時に父親を亡くした貞夫は、青年になると、母が実の母親でないことを知ります。実の子である弟への母の親しみとは違い、貞夫に対する母は、どこかに他人行儀を隠せないよそよそしさがあります。母に反発した貞夫は家を出ますが…。サイレント映画の本作は、最初の巻と最終の巻のフィルムが紛失しています。現存する作品のオープニング、エンディングは残念ながら共に鑑賞が不可能になっています。
監督: 小津安二郎 出演者:吉川満子(母)、大日方傳(長男貞夫)、加藤精一(少年時代)、三井秀雄(次男幸作)、野村秋生(少年時代)、奈良真養(岡崎)、青木しのぶ(岡崎夫人)、笠智衆(服部)、逢初夢子(光子)、飯田蝶子(チャブ屋の掃除婦)ほか
「小説吉田学校」のネタバレあらすじ結末
小説吉田学校の紹介:1983年日本映画。終戦後、アメリカの占領下にあった日本の独立を目指した吉田茂。吉田内閣が門下生を率いて日本の講話独立を果たしたあと、鳩山一郎ら党人派との熾烈な争いを描いた権力闘争史。政治評論家の戸川猪佐武による日本の実録政治小説を原作として映画化された作品。
監督:森谷司郎 出演者:森繫久彌(吉田茂)、若山富三郎(三木武吉)、鳩山一郎(芦田伸介)、藤岡琢也(広川弘禅)、小沢栄太郎(松野鶴平)、竹脇無我(佐藤栄作)、高橋悦司(池田勇人)、池部良(緒方竹虎)、ほか
「その住人たちは」のネタバレあらすじ結末
その住人たちはの紹介:2020年スペインスペイン映画。広告業界の重役の仕事を失った中年のハビエルは、転職活動をしていますがなかなか思うようにいきません。それによって、なくなく手放した高級マンションの暮らしを忘れられず、ハビエルはその部屋の新しい住人を観察するようになります。その行動はどんどんエスカレートしていき、ハビエルは2つの家族を壊していくことになります。ホロコースト映画の『マウトハウゼンの写真家』で主演を務めたマリオ・カサスがトマスを演じます。
監督:デビッド・パストール、アレックス・パストール 出演:ハビエル・グティエレス(ハビエル)、マリオ・カサス(トマス)、ブルーナ・クッシ(ララ)、ルース・ディアス(マルガ)、ほか
「フェアウェル」のネタバレあらすじ結末
フェアウェルの紹介:2019年アメリカ,中国映画。幼い頃に中国からアメリカに移住したビリーは、人生に不満を感じ、両親との関係もよくありません。そんな彼女に中国の祖母がガンで余命もわずかという知らせが届きます。慌てて中国に向かったビリーでしたが、中国とアメリカの文化の違いに悩みます。『フェアウェル』は、祖母の余命をめぐるアメリカ系中国人の悩みを描いた映画で、アメリカでは批評家から好意的に評価されています。
監督:ルル・ワン 出演:オークワフィナ(ビリー)、ツィ・マー(ハイヤン)、ダイアナ・リン(ルー・ジアン)、チャオ・シュウチェン(ナイナイ)、水原碧衣(アイコ)、ほか
「マーシャル 法廷を変えた男」のネタバレあらすじ結末
マーシャル 法廷を変えた男の紹介:2017年アメリカ映画。1967年にアフリカ系アメリカ人として初の合衆国最高裁判所の判事に任命されたサーグッド・マーシャルの若き日を描いた作品。未だに色濃く残る黒人差別問題に真っ向から立ち向かった黒人弁護士のマーシャルを「ブラックパンサー」で有名なチャドウィック・ボーズマンが熱演しています。
監督:レジナルド・ハドリン 出演:チャドウィック・ボーズマン(マーシャル)、ジョシュ・ギャッド(サム)、ケイト・ハドソン(エレノア)、ダン・スティーヴンス(ローリン)、スターリング・K・ブラウン、ジェームズ・クロムウェル、キーシャ・シャープ、ソフィア・ブッシュ、ほか
「無法松の一生(1965年)」のネタバレあらすじ結末
無法松の一生の紹介:1965年日本映画。何度も映画化されている岩下俊作の小説『富島松五郎伝』を勝新太郎主演でリメイク。脚本は1943年のオリジナルである伊丹万作のものをそのまま利用している。監督は大映のプログラムピクチャーを多数手がけた三隅研次。
監督:三隅研次 出演:勝新太郎(富島松五郎)、有馬稲子(吉岡よし子)、宇津井健(吉岡小太郎)、二宮秀樹(少年時代の敏雄)、大塚和彦(中学以降の敏雄)、安部徹(撃剣の師範)、東野英治郎(結城重蔵)、大辻伺郎(オィチニの薬屋)、遠藤辰雄(俥夫熊吉)、ほか