少年たちの時代革命の紹介:2021年香港映画。2019年、“逃亡犯条例改正案”などに反対する学生たちによって民主化デモが起こり、香港の街は異様な状況に陥っていた。体制への考え方によって大人と子供、友人たち、街の人々は分断され、デモに参加した者は警察によって厳しく取り締まられた。『少年たちの時代革命』はそんなデモに参加しつつ、当時流行ってしまった抗議の自殺を止めるべく奔走する若者たちの姿を描いている。香港で上映禁止となった本作は台湾アカデミー賞で注目され、台湾そして日本などで劇場公開された。
監督:レックス・レン、ラム・サム 出演:ユー・ジーウィン(YY)、レイ・プイイー(ジーユー)、スン・クワントー(ナム)、マヤ・ツァン(ベル)、トン・カーファイ(ルイス)、アイビー・パン(バウ)、ホー・ワイワー(バーニズム)、スン・ツェン(ファイ)、マック・ウィンサム(ゾーイ)ほか
映画のあらすじ
「少年たちの時代革命」のネタバレあらすじ結末
「ギレルモ・デル・トロのピノッキオ」のネタバレあらすじ結末
ギレルモ・デル・トロのピノッキオの紹介:2022年アメリカ, メキシコ, フランス映画。ギレルモ・デル・トロのピノッキオ:最愛の息子カルロを亡くし、悲しみに暮れる木彫師ゼペット。心を癒すため作られた木製の操り人形に命が吹き込まれた。ピノッキオと名付けられた人形は、いたずら好きでわがままでゼペットを困らせてばかり。そんなピノッキオが世界をつなぐ魔法の冒険を繰り広げ、苦難を乗り越えていく物語。世代を超えて愛され続けるカルロ・コッローディの名作童話を新たにストップモーション・アニメーション・ミュージカルとして蘇らせた。
監督:ギレルモ・デル・トロ 出演:グレゴリー・マン(ピノッキオ)、デヴィッド・ブラッドリー(ゼペットじいさん)、ユアン・マクレガー(セバスチャン・J・クリケット)、クリストフ・ヴァルツ(ヴォルペ伯爵)、ティルダ・スウイントン(木の精霊/死後の世界の精霊)、ロン・パールマン(市長)、フィン・ウルフハード(キャンドルウイック)、ケイト・ブランシェット(スパッツァツゥーラ)、バーン・ドーマン(神父)、ジョン・タトゥーロ(イル・ドットーレ)、ティム・ブレイク・ネルソン(黒ウサギ)ほか
「MEN 同じ顔の男たち」のネタバレあらすじ結末
MEN 同じ顔の男たちの紹介:2022年イギリス映画。SFスリラー映画『エクス・マキナ』で第88回アカデミー賞視覚効果賞を受賞したアレックス・ガーランド監督が、『ミッドサマー』などで人気の配給会社「A24」と組んで挑んだ新作がこの『MEN 同じ顔の男たち』。女性にとって有害な男性性を、色彩豊かな映像美と印象的な音楽で紡ぎ出す異色のホラー作品だ。主演は『ロスト・ドーター』で第94回アカデミー賞助演女優賞にノミネートされ、ミュージカルなどでも評価の高いジェシー・バックリー。共演のロリー・キニアは7役を演じた。
監督・脚本:アレックス・ガーランド 出演:ジェシー・バックリー(ハーパー)、ロリー・キニア(ジェフリー)、パーパ・エッシードゥ(ジェームズ)、ゲイル・ランキン(ライリー)、ほか
「泣いたり笑ったり」のネタバレあらすじ結末
泣いたり笑ったりの紹介:2019年イタリア映画。バカンスを過ごすため南イタリアの港町ガエータにある別荘に、セレブなカステルヴェッキオ家と、代々漁師の庶民的なペターニャ家がやってくる。実は両家の顔合わせのために、カステルヴェッキオ家の主トニが恋仲にあるペターニャ家の主カルロとその家族を招待したのだった。トニは家族にあっけらかんと結婚したい旨を伝えるが、カルロは息子たちにどうしても言い出せず…。価値観や家族観もまるで対照的な2つの家族だが「父親の結婚」に嫌悪という同じ反応をするのが、トニの長女ペネロペとカルロの長男サンドロ。2人の変化を通して、家族とは、幸せとは、人生とは—と深く考えさせられる感動作。
監督:シモーネ・ゴーダノ 出演:アレッサンドロ・ガスマン(カルロ)、ジャスミン・トリンカ(ペネロペ)、ファブリツィオ・ベンティヴォッリオ(トニ)、フィリッポ・シッキターノ(サンドロ)、ルネッタ・サヴィーノ(イーダ)、アンナ・ガリエナ(ジュリエッタ)、ローザ・ディレッタ・ロッシ(カロリーナ)、クララ・ポンソ(オリヴィア)、ジャンドメニコ・クパイオーロ(ジャンルコーネ)ほか
「あのこと」のネタバレあらすじ結末
あのことの紹介:2021年フランス映画。1960年代のフランス。当時、人工妊娠中絶は違法とされ、何らかの処置を受けた女性、それを施した医師や助産師、さらに助言や斡旋をした者まで懲役と罰金が科されていた。そんな時代に望まぬ妊娠をした大学生のアンヌが、自らが願う未来をつかむためにたったひとりで戦うことを決意する。原作は2022年のノーベル賞文学賞受賞作家アニー・エルノーが自ら経験した実話をもとに書き上げた小説『事件』。本作は英国アカデミー賞、セザール賞の監督賞にノミネートされた。
監督:オードレイ・ディヴァン 出演:アナマリア・ヴァルトロメイ(アンヌ)、ケイシー・モッテ・クライン(ジャン)、ルアナ・バイラミ(エレーヌ)、ルイーズ・オリー・ディケロ(ブリジット)、サンドリーヌ・ボネール(ガブリエル/アンヌの母親)、アナ・ムグラリス(リヴィエール/闇医者)、ファブリツィオ・ロンジョーネ(ラヴィンスキー医師)ほか
「ブラックアダム」のネタバレあらすじ結末
ブラックアダムの紹介:2022年アメリカ映画。5000年の眠りから目覚めた破壊神ブラックアダム。最愛の息子は父を護るために自ら犠牲となった。息子からあずかったのは“呪われた力”。苦悩と悔恨に苛ませながらも、強大な力を使い現在の地球で破壊を繰り返す。そんな彼を人類の敵とみなし立ち向かうのは、スーパーヒーロー集団JSA<ジャスティス・ソサエティ・オブ・アメリカ>。彼は人類の敵なのか?それとも…!?
監督:ジャウマ・コレット=セラ 出演:ドウェイン・ジョンソン(ブラックアダム/テス・アダム)、オルディス・ホッジ(ホークマン/カーター・ホール)、ノア・センティネオ(アトム・スマッシャー/アル・ロススタイン)、サラ・シャヒ(アドリアナ)、マーワン・ケンザリ(イシュマエル/サバック/アクトン王)、クインテッサ・スウィンデル(サイクロン/マクシーン・ハンケル)、モー・アマー(カリーム)、ボディ・サボンギ(アモン)、ピアース・ブロスナン(ドクター・フェイト/ケント・ネルソン)ほか
「小原庄助さん」のネタバレあらすじ結末
小原庄助さんの紹介:1949年日本映画。名匠清水宏の戦後の代表作のひとつ。盟友である岸松雄が製作を担当、オリジナル脚本を共同で描き下ろした。戦後の世界に対応できないお人好しの大地主の悲哀をユーモラスに描いている。時代劇の大スター大河内傳次郎の飄々とした演技が見事。
監督:清水宏 出演:大河内傳次郎(杉本左平太)、飯田蝶子(おせき婆)、風見章子(おのぶ)、清川荘司(和尚)、日守新一(吉田次郎正)、坪井哲(正太郎)、田中春男(紺野青造)、杉寛(茂作老人)、宮川玲子(おりつ)、鮎川浩(哲男)、鳥羽陽之助(小六)、ほか
「ウォーキング・ゾンビランド」のネタバレあらすじ結末
ウォーキング・ゾンビランドの紹介:2015年アメリカ映画。人気テレビシリーズ「ウォーキング・デッド」シリーズを元ネタにし、数々のゾンビ映画の名シーンをパロディとしてミックスさせたコメディゾンビ映画です。人間もゾンビも撃ち殺す保安官リンカーン、言葉が話せて知能が残るゾンビ男ロミオ、そのロミオに惚れた美女ブルックリンらが、ゾンビのいない楽園「約束の地」を目指すドタバタ劇です。
監督:スコット・ダウ 出演者:デイヴ・シェリダン(リンカーン)、ティム・オルグツリー(グリーンベイ)、ジョーイ・オレスビー(シカゴ)、トロイ・オグルトゥリー(ロミオ)、ソフィア・アリ(ブルックリン)、ほか
「赤い殺意」のネタバレあらすじ結末
赤い殺意の紹介:1964年日本映画。『にっぽん昆虫記』に続いて製作された今村昌平監督の傑作。藤原審爾のサスペンス小説を長谷部慶治と監督自身が土着性あふれるドラマに脚色。強姦されることでかえって強くなっていく女性の心理をオールロケによる生々しい映像で描いている。春川ますみが好演。
監督:今村昌平 出演:春川ますみ(高橋貞子)、西村晃(高橋吏一)、露口茂(平岡)、赤木蘭子(高橋忠江)、楠侑子(増田義子)、加藤嘉(高橋清三)、小沢昭一(田丸和幸)、北村和夫(高橋清一郎)、橘田良江(高橋波江)、北林谷栄(高橋きぬ)、宮口精二(宮田源次)、殿山泰司(楽士ベレー)、ほか
「シャドー」のネタバレあらすじ結末
シャドーの紹介:1982年イタリア映画。ホラーの鬼才ダリオ・アルジェントが『サスペリア』の撮影監督ルチアーノ・トヴォリと再び手を組んだ血みどろのサスペンス映画。アルジェントらしい犯人当ての面白さがあり、またヒッチコックを思わせるカメラワークが素晴らしい
監督:ダリオ・アルジェント 出演:アンソニー・フランシオサ(ピーター・ニール)、ジュリアーノ・ジェンマ(ジェルマニ)、ダリア・ニコロディ(アン)、クリスチャン・ボロメオ(ジャンニ)、ジョン・サクソン(ブルマー)、ヴェロニカ・ラーリオ(ジェーン)、ジョン・シュタイナー(クリスチャーノ・ベルティ)、キャローラ・スタナーロ(アルティエリ)、ララ・ウェンデル(マリア・アルバレット)、ほか
「金閣寺」のネタバレあらすじ結末
金閣寺の紹介:1976年日本映画。三島由紀夫の『金閣寺』の2度目の映画化。前作(市川崑監督『炎上』)と違って低予算の映画だが、高林監督の美意識が全編に行き渡り、見応えのある佳作になっている。美術監督として有名な西岡善信が製作も担当。
監督:高林陽一 出演:篠田三郎(溝口)、市原悦子(母)、柴俊夫(鶴川)、横光勝彦(柏木)、島村佳江(有為子)、内田朝雄(老師)、加賀まり子(生け花の師匠)、水原ゆう紀(洋館の令嬢)、テレサ野田(まり子)、ダン・ケニー(アメリカ兵)、ほか
「ミズーリ・ブレイク」のネタバレあらすじ結末
ミズーリ・ブレイクの紹介:1976年アメリカ映画。ジャック・ニコルソン、マーロン・ブランドの共演で話題を呼んだ西部劇。ブランドが脚本を無視してアドリブを連発するため、製作者もストーリーを変えざるを得なくなった。監督は『逃亡地帯』でもブランドと組んだアーサー・ペン。
監督:アーサー・ペン 出演:マーロン・ブランド(リー・クレイトン)、ジャック・ニコルソン(トム・ローガン)、キャスリーン・ロイド(ジェーン・ブラックストン)、ランディ・クエイド(リトル・トッド)、ジョン・P・ライアン(サイ)、フレデリック・フォレスト(ケイリー)、ハリー・ディーン・スタントン(カルヴィン)、ジョン・マクライアム(デヴィッド・ブラクストン)、サム・ギルマン(ハンク・レイト)、ルアナ・アンダース(牧場主の妻)、ジェームズ・グリーン(牧場主)、スティーヴ・フランケン(ロンサム・キッド)、リチャード・ブラッドフォード(ピート・マーカー)、ほか
「マッドゴッド」のネタバレあらすじ結末
マッドゴッドの紹介:2021年アメリカ映画。『スター・ウォーズ』『ロボコップ』シリーズなどの特殊効果で名を馳せたフィル・ティペットが、30年もの長い年月をかけて制作したストップモーションアニメ。荒廃した地下世界に挑んだ孤高の戦士アサシン。彼が目撃する異様な地獄世界は、やがて想像もつかない結末へと繋がっていく。
監督:フィル・ティペット 脚本:フィル・ティペット 音楽:ダン・ウール 出演:アレックス・コックス(ラストマン)、ほか
「ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ」のネタバレあらすじ結末
ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコの紹介:2021年イギリス映画。19世紀末から20世紀にかけて、イギリスで大人気だった画家ルイス・ウェイン。まるで人間のような猫の姿を描いた彼の絵は、当時イギリスでペットとして扱われていなかった猫の人気を高め、留学していた夏目漱石にも影響を与えたのではないかと言われている。主人公のルイスを演じたのは、実在の人物や有名キャラクター役の多いベネディクト・カンバーバッチ。天才肌で風変り、現実社会を生き抜くことには向いていなかったルイスの半生を魅力的に表現している。
監督・脚本: ウィル・シャープ 出演:ベネディクト・カンバーバッチ(ルイス・ウェイン)、クレア・フォイ(エミリー・ウェイン)、アンドレア・ライズボロー(キャロライン・ウェイン)、トビー・ジョーンズ(ウィリアム・イングラム卿)、オリヴィア・コールマン(ナレーション)ほか
「ミセス・ハリス、パリへ行く」のネタバレあらすじ結末
ミセス・ハリス、パリへ行くの紹介:2022年イギリス映画。戦争で夫を失ったハリスは平凡な家政婦です。そんな彼女の憧れはディオールの華麗なドレスを着ること。幸運から大金を手にした彼女はパリで開かれるディオールのファッションショーに向かいますが、大騒動に巻き込まれることになります。本作は、平凡な女性が華麗なドレスに憧れ夢を実現するまでの騒動を描いたコメディ映画です。
監督:アンソニー・ファビアン 出演:レスリー・マンヴェル(エイダ・ハリス)、イザベル・ユペール(クロディーヌ・コルバート)、ジェイソン・アイザックス(アーチー)、ランベール・ウィルソン(シャサーヌ侯爵)、アルバ・バチスタ(ナターシャ)、リュカ・ブラヴォー(アンドレ・フォーベル)、ローズ・ウィリアムズ(パメラ・ペンローズ)、ほか