結び目の紹介:2009年日本映画。結婚して毎日親の介護に追われていたが、中学に付き合っていた教師と会ったことがきっかけに日常の歯車が狂っていく。恋とはこのような憎しみから生まれることもあるのだとハッとさせられる物語。
監督:小沼雄一 出演:赤澤ムック(浅尾絢子)、川本淳市(奥津啓介)、広澤草(奥津茜)、三浦誠己(浅尾雁太郎)、辰巳琢郎(奥津克己)、上田耕一(浅尾将司)、ほか
映画「結び目」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「結び目」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
結び目の予告編 動画
映画「結び目」解説
この解説記事には映画「結び目」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
結び目のネタバレあらすじ:起
絢子は認知症の義父の世話と家事で疲労の日々でした。ある日絢子は近所にあるクリーニング店に洗って服を抱えて行きました。なんとスタッフは絢子が中学時代に付き合っていた教師の啓介だったのです。啓介は結婚しており奥さんと仲良さげでした。
結び目のネタバレあらすじ:承
そして絢子は義父に殴られてしまいます。義父は目の前の人物が誰か分かっていないようでした。夫に相談しましたが、信じてくれませんでした。殴られた際の血のついた服を例のクリーニング店に出しました。数日後にポストにその洋服と赤いリボンが入っていました。それは中学時代に啓介の手に渡った絢子のリボンでした。その後絢子はたびたびクリーニング店に嫌がらせをします。啓介の奥さんである茜は何故こんなことが起こるのか不思議がっていましたが、啓介は絢子の仕業であることを確信していました。
結び目のネタバレあらすじ:転
しかしついに絢子はクリーニング店に直接に電話して激怒しました。その電話に出たのは茜で中学時代の啓介との関係を話し、茜は気分が悪くなりトイレへ走りました。ついに啓介も絢子に対して嫌がらせをはじめます。そんな中、絢子と茜は商店街で会い茜は話し合いをしようと持ち掛けますが、絢子は無視します。そして絢子は昔啓介と会っていた森に行くと、啓介が待っていました。そして二人はたびたび二人きりで会うようになります。啓介も絢子を愛しはじめます。
結び目の結末
しかしある日そうやって二人で会っている最中に、義父が行方不明になります。それがきっかけで夫に全てバレてしまい、絢子は夫からも暴力をふるわれました。しかし絢子は一人で義父を探しに飛び出します。その間に夫は啓介の元を訪れ、お互い元に戻らないかと提案します。絢子は無事義父を見つけます。その後、もう一度絢子と啓介は会い、啓介は絢子と別れられないのだと自分の首にナイフを当てます。しかしそんな啓介に絢子は別れを告げ、立ち去ります。そして全てが元通りになり、また以前の生活に戻ったのでした。
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