ネクロマンティックの紹介：1987年ドイツ映画。ドイツの映画監督のユルグ・ブットゲライトによる死の３部作の１作目で、世界各地で上映禁止の憂き目に会った問題作です。腐乱死体と交わる恍惚のシーンなど見るに耐えない映像の連続です。この悪趣味や変態志向が逆にカルト映画として熱狂的なファンがついています。
監督：ユルグ・ブットゲライト 出演者：ダクタリ・ロレンツ（ロベルト）、ベアトリス・M（ベティ）ほか
映画「ネクロマンティック」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ネクロマンティック」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
作品紹介・キャスト
ネクロマンティックの予告編 動画
映画「ネクロマンティック」解説
この解説記事には映画「ネクロマンティック」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ネクロマンティックのネタバレあらすじ：起
夜一人の女性が道路わきで小便をしています。済ますと男性の待つ車に乗り込み、走り始めました。走行中探し物が見つからない女性に、運転していた男性が一緒に探していると目の前の踏切を見落とし列車と衝突しました。翌朝、遺体処理の人たちがやって来ました。無残になった二人の遺体を回収しました。その中の一人が男性の飛び出した目玉を盗み取りました。彼はロベルトという男で、遺体を扱う仕事上、遺体や体の一部を収集する趣味の変態でした。その部屋に恋人のベティがやって来ました。彼女も同様に遺体を愛好するのが趣味です。
ネクロマンティックのネタバレあらすじ：承
ロベルトは仕事上、遺体の解剖も行っていました。そんな彼の脳裏にはウサギの解体の様子が浮かんでいました。ある日農場で収穫する男と、椅子に座って銃で鳥を撃っている男がいました。誤って弾が収穫している男に当たり男は死んでしまいました。撃った男は遺体を隠しました。月日がたち遺体発見後の回収の連絡がロベルトの働く会社に入りました。回収すると遺体は腐乱していました。ロベルトはこの死体を自宅に持ち帰りました。部屋に入るとベティに見せ、ベティも大喜びしました。
ネクロマンティックのネタバレあらすじ：転
ベティは死体に男性自身代わりの棒を立てロベルトも加わり、死体を交えた3Ｐが始まりました。満足した二人は巨大なステーキを焼いて食べました。翌日ロベルトが仕事に行っている間もベティは死体と寝転がっています。一方ロベルトは勤務態度が悪いと言って会社をクビになってしまいます。部屋に帰ってベティに話すと、もう死体を持って帰れないのならといって、別れを告げ出て行きました。ロベルトは失意から飼っていた猫を殺してベティの写真を焼きました。そして憂さ晴らしにホラー映画を見に行きますが、彼の気分は晴れませんでした。
ネクロマンティックの結末
ロベルトは深夜、娼婦を誘い野原で体を重ね、娼婦を殺害してしまいます。そのまま眠りこけ目覚めると農場の親父がスコップを持って立っていました。ロベルトはスコップで親父の顔を半分に飛ばし殺害しました。その後自宅に帰ったロベルトはベッドの上で自分の腹を何度も刺し自殺を計りました。この間ロベルトは過去の思い出が走馬灯のように流れ、最後にオーガズムに達して逝ってしまいました。
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