Never Goin’ Back / ネバー・ゴーイン・バックの紹介:2018年アメリカ映画。テキサスの夏。アンジェラとジェシーは、高校を中退し、ウェイトレスのバイトをしながらワンルームに同居していた。ある日、アンジェラがジェシーの誕生日に憧れのリゾートビーチへのバケーションをプレゼントすることに。旅行費用は家賃から拝借したとのこと。2人は不足の家賃を稼ぐためにアルバイトを増やしていく。その矢先、自宅に突然強盗が入る騒ぎでやってきた警察が、2人の部屋でドラッグを発見し、逮捕されてしまう。アンジェラとジェシーは、憧れのリゾートビーチへ行くことができるのか…。オーガスティン・フリッゼル監督の自伝的作品。困難な中サバイブして必死で生きる女子たちを魅力的に描く。
監督:オーガスティン・フリッゼル
出演:マイア・ミッチェル(アンジェラ)、カミラ・モローネ(ジェシー)、カイル・ムーニー(ブランドン)、ジョエル・アレン(ダスティン)、ケンダル・スミス(トニー)、マシュー・ホルコム(ライアン)、アティーナ・フリッゼル(クリスタル)ほか
映画「Never Goin’ Back / ネバーゴーインバック」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「Never Goin’ Back / ネバーゴーインバック」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「Never Goin’ Back / ネバーゴーインバック」解説
この解説記事には映画「Never Goin’ Back / ネバーゴーインバック」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
Never Goin’ Back / ネバー・ゴーイン・バックのネタバレあらすじ:起
テキサス州ガーランド。大親友のアンジェラとジェシーはいつも一緒にいました。高校を中退した2人は、ジェシーの兄ダスティンとその友人ブランドンの4人で奇妙な共同生活をしていました。
ダイナーで働くアンジェラとジェシーは、毎月の家賃を払うのもやっとの生活を送っていましたが、楽しく刺激的な毎日を送っていました。
そんなある日、アンジェラはジェシーの17歳の誕生日プレゼントに、テキサスのガルベストンで過ごすバケーションを贈りました。憧れのビーチリゾートのプレゼントに大興奮のジェシーでしたが、喜んだのも束の間。アンジェラは旅費を家賃から捻出したため、シフトをたくさんいれて家賃を補わなくてはいけなくなりました。
Never Goin’ Back / ネバー・ゴーイン・バックのネタバレあらすじ:承
一方ジェシーの兄ダスティンも一攫千金を狙うべく、悪友トニーを巻き込んで麻薬ビジネスを企てていました。しかしその翌日、アンジェラとジェシーしかいない家にトニーが突然押し入り、テレビなどを持ち去ってしまいます。隣人の通報によって駆け付けた警察は部屋に置いてあったマリファナやドラッグを見つけてしまい、あろうことかアンジェラとジェシーが逮捕されてしまいます。
その翌日にダスティンが身元引受人となり無事帰れることになった2人。誤解から家を襲ってしまったと軽く謝るトニーに2人は苛立ちを見せました。留置所のトイレが汚くて排泄を我慢し便秘になっていたジェシーは家に着くやいなやトイレへ直行。
しかし、ジェシーたちのお金をダスティンが使い込んでしまったことで水道が止められてしまい、再びジェシーはトイレを我慢しなくてならなくなりました。
ジェシーの便秘を改善するために2人はバイト前にスーパーに寄り、売り物のプルーンを食べてドリンクの冷蔵庫で涼んでいました。この行いを見かねて注意してきた中年男性に好戦的な態度を取り、罵声を浴びせて逃げる2人。途中でドラッグ仲間のポールと出会い、バイトの制服を洗濯するために彼が開いているドラッグパーティへと向かいます。
ところがそこで口にしたクッキーには大量にマリファナが含まれており、2人はハイになりフラフラしながらバイト先に到着しました。仕事などできる状態ではなく、そのままバイトをクビになってしまいました。
Never Goin’ Back / ネバー・ゴーイン・バックのネタバレあらすじ:転
収入源を絶たれたアンジェラとジェシーはある奇策を思いつきます。ダスティンの友人ブランドンを巻き込んで、自分たち2人と寝る代わりに、彼が働くカフェに強盗を装って金を奪い、ブランドンを含めて山分けしようというものでした。
最初は計画に反対だったブランドンも、2人に乗せられその気になってきました。
ところが、ダスティンも同じようにブランドンの店を襲撃することを計画し、トニーとライアンを伴って3人で店に入ってきました。ブランドンはストッキングを被っていた3人の正体に気付きませんでしたが、隠れていたジェシーはすぐ見破りました。全員の計画は失敗に終わり、ダスティンらは帰っていきました。
Never Goin’ Back / ネバー・ゴーイン・バックの結末
ジェシーとアンジェラは金を諦めて店のサンドイッチをほおばりながら途方に暮れていました。するとそこへ、中年の男が入ってきたので2人は急いで裏の物置へ隠れました。男はこの店の店長で、なんとジェシーたちがスーパーで罵声を浴びせた男だったのです。
男は「自分が店を閉めるから今すぐに帰れ」とブランドンを半ば強制的に追い払うと、店のサンドイッチに自分のペニスを挟んで写真を撮り、SNSで知り合った女性に送っていました。
その行為をこっそり盗み見して開いた口がふさがらない2人でしたが、次の瞬間、ジェシーに突然の便意がやってきます。物置から出るわけにもいかず置いてあったバケツに排泄してしまいます。
物音に気付いた男はペニスをしまって物置へ近づいてきました。
しかしその時、ジェシーの排便の強烈な臭いに気分が悪くなったアンジェラはドアを開けて勢いよく吐いてしまいます。目の前にいた男はアンジェラの吐しゃ物まみれになり気絶してしまいました。
男が気絶しているうちに逃げようとした2人でしたが、金庫があることに気付きます。中には大金が入っており、ごっそりいただくと店をあとにしました。
男のスマホには「お金いただくね。通報したら写真を奥さんに送るから」と2人からのメッセージが残されていました。
こうしてカオスな数日間が終わりました。
後日、ガルベストンのビーチを楽しむ2人の姿がありました。
以上、映画「Never Goin’ Back / ネバー・ゴーイン・バック」のあらすじと結末でした。
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