ニューイヤーズ・イブの紹介:2011年アメリカ映画。ある年の大晦日。一年の終わりと始まりを告げるこの日に街の至る所で様々な出来事が起こる。ニューヨークの大晦日は毎年恒例のボール・ドロップ、その大役を任されたクレアだったが当日ボールに不具合が発生。さらに予定していた歌手ジェンセンのライブまでも危うくなる。一年の最後を迎えるこの日に彼らに奇跡はやってくるのか。監督は「バレンタインデー」のゲイリー・マーシャル。監督は2016年に81歳で亡くなっている。
監督:ゲイリー・マーシャル 出演:ハル・ベリー(エイミー看護師)、ジェシカ・ビール(テス)、ジョン・ボン・ジョヴィ(ジェンセン)、アビゲイル・ブレスリン(ヘイリー)、クリス・“リュダクリス”・ブリッジス(ブレンダン)、ロバート・デ・ニーロ(スタン)、ザック・エフロン(ポール)、ほか
映画「ニューイヤーズ・イブ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ニューイヤーズ・イブ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ニューイヤーズ・イブの予告編 動画
映画「ニューイヤーズ・イブ」解説
この解説記事には映画「ニューイヤーズ・イブ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ニューイヤーズ・イブのネタバレあらすじ:ボール
一年の終わりと始まりを迎える大晦日。ニューヨークのタイムズスクエアでは毎年ボール・ドロップというイベントを開催していた。その大役に抜擢されたクレアは興奮と不安を隠しきれなかった。そしてその不安が的中する。肝心のボールが不具合を起こしてしまった。同じ時ある病院でも一つの終わりが迎えようとしていた。スタンは医者に新年を迎えるのは難しいと言われていた。しかし彼にはどうしても毎年見ていたボール・ドロップを見たかった。そんな彼に付きそうのは看護師のエイミー。彼女もまたその夜を楽しみにしていた。それはボール・ドロップではなく遠く離れた夫に会うことが出来るからだった。
ニューイヤーズ・イブのネタバレあらすじ:故障
友人の結婚式を終えたサムはすぐにニューヨークへと車を走らせた。しかし不慮の事故に遭い、車は修理に出すことに。そんな時、先ほどの結婚式の神父が彼をニューヨークまで送ると言ってきた。そんなニューヨークの街には既にたくさんの人が集まっていた。ヘイリーもまた夜12時に街の中心へ向かうつもりだった。しかし母親のキムは断固反対。子供をそんな時間に家から出す事は出来ないと言ってしまう。キムはヘイリーと二人で過ごすため自分の夜の約束をやめた。しかしそんなキムを置いてヘイリーは家を出て行ってしまう。街では着々とイベントの準備が整ってきていた。
ニューイヤーズ・イブのネタバレあらすじ:過去
パーティのケータリングサービスでやってきたローラは会いたくない人物と再会してしまう。それは今日のイベントの目玉の一つである歌手ジェンセン、それはローラの元カレだった。ジェンセンはよりを戻すつもりでいた。しかしローラは過去を許していなかった。自分を捨てたジェンセンを許せなかった。その頃テレビでクレアによる会見が放送されていた。ボールの不具合に関する謝罪、そんな彼女の言葉に多くの人間が心を動かされた。会社の秘書として働くイングリッドはその日突如会社を辞めた。そしてある計画を会社に来ていた配達係にお願いした。それはその年の内にこなす「やることリスト」。つまり時間は1日だけだった。
ニューイヤーズ・イブのネタバレあらすじ:引きこもり
大晦日を忌み嫌うランディはその日家に閉じこもるつもりだった。しかしひょんなことに乗り込んだアパートのエレベーターが突如止まってしまう。エレベーターにはもう一人女性の姿も、彼女は約束があるらしく焦っている様子だった。病院では二組の夫婦による戦争が勃発していた。年の一番初めに子供が生まれた夫婦には賞金が出る。二人の夫婦、というより夫二人が盛り上がっていた。そして刻一刻と時間が進み、街はいよいよ盛り上がりを見せ始めた。ある所ではパーティが始まりある所ではライブが始まり、世界の全員がこの時を待ち望んでいた。
ニューイヤーズ・イブの結末
大晦日には不可能はない。クレアの言葉通り街に奇跡が舞い降りた。ボールの不具合は直り、ライブは多少の変更はあったものの無事進んだ。パーティは盛り上がり過去も許された。そしていよいよカウントダウンの時が来る。ボールが完全に降りる時、世界では新たな年が始まる。そして街にはキスが溢れるのだった。
以上、映画「ニューイヤーズ・イブ」のあらすじと結末でした。
「ニューイヤーズ・イブ」感想・レビュー
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どこにでもいるような登場人物たち皆それぞれのニューイヤーズイブ、そして人生をちょっとずつ、という感じの映画。他人同士なんだけど、実は皆なにかしらで繋がってるんですね。
ネタバレしますがそれぞれのエピソードメイン関係者はこんなところです。全体の中心エピソード☆ボールドロップ:クレア
レコード会社辞めた今日はやりたいことやるわ:秘書イングリッド バイク便ポール
出産:テス&グリフィン夫妻vsグレース&ジェームス夫妻
エレベーター閉じ込められ:ランディとエリーズ
牧師さん一家と一路NYへ:サム
パーティのケータリング準備:ローラ(シェフ)と元彼ジェンセン(パーティで歌う歌手)
同級生とボールドロップを見たい:ヘイリー(娘)とキム(ママ)
病院で治療中:スタン(患者)とエイミー(看護師)つながりは、
イングリッドの働いている(いた)レコード会社→大晦日のパーティ料理をローラに頼む
閉じ込められたエリーズ→パーティでジェンセンのバックコーラス歌手として参加予定
閉じ込められたランディ→バイク便ポールの友人(劇中で何回かランディに電話)
キム→バイク便ポールの姉 ミュージカルの衣装関係のお仕事らしい
スタンの入院している病院で、テス&グレースが出産中
スタンはクレアのパパ。家族を捨てて後悔しているとエイミー(娘と間違えて)に言い残す。
サムは上記レコード会社の社長の息子で、去年の同じ日にバーで出会った女性とこの日に
再開する約束をしていて、その相手が実はサム一番切ないのはエイミー。旦那さんは軍の関係のようで、皆がおめでとうムードの中、
パソコンの画面に映る彼と少しだけ会話をすると、彼はすぐに出動に…。
全然画面に映らないのに、少ししか話せないのに、綺麗なドレスを着て、愛しているって
言うんですね。早く旦那さんと過ごせるようになるといいねと願ってしまいます。エンディングではNG集というかちょっとしたサービス映像がいくつかあるんですけど、
本編で街中の同じ時計に逆方向から、病院に急ぐクレアと待ち合わせ場所に行くサムが
同じタイミングで走ってきて時計を見上げて別方向へそれぞれ急ぐところを、
抱き合ってぐるぐるまわってキスしてじゃっ、と別れてまた走り出すっていうのがありまして、
ちょっとお気に入りです。
アマゾンプライムでみました。
いろんな登場人物がいて、あまり映画を見ない方だとごちゃごちゃになってしまうかもしれない。僕も最初どの人物に関係性があるのかないのかわからなくて、最後にいろんな人が繋がって行く。
でも難しい話ではないので、普通に楽しめると思う。
ニューヨークの大晦日とはこんなに盛り上がって、伝統のあるもんなんだ何となく感じた。
画家のランディは引きこもりで、イベント嫌いでも、女の子に対して逃げずにはちゃんと思いを伝えられる人。あんな可愛い子とエレベーターで二人きりになれば他人でも緊張しますね笑
中年女性イングリットは窮屈な仕事生活から自分をかえるために、思い切った行動をして、大げさだが自分の人生を変えたと思う。
陽気なメッセンジャー、彼は楽しい人生を送れてて、友達を楽しませようとする、優しくて、フットワークの軽い、前向きな人。(全く素敵な性格です。。)
15歳のヘイリー、大晦日の晩にタイムズスクエアーで好きな子と過ごしたいが、お母さんに外出許可がもらえない。それに負けずお母さんと言い合い、しまいには、内緒で外出、行動力のある子です。
他にも個性あるキャラがたくさんいます。
気になった方はご覧ください。