アンラッキー・デイの紹介:2016年オーストラリア映画。依頼をうけて泥棒をするフロスティ、豪邸から小包を盗む仕事のために家に入ると、誰も居ないはずの家に若い女性ミシェルがいたことから、顔を見られたミシェルを人質にして友人の部屋に転がりこみ、そこから始まる珍騒動を描いたコメディ映画です。
監督:ダン・マッカーサー 出演者:ドウェイン・キャメロン(フロスティ)、レオン・カイン(ブライアン)、イザベラ・タノック(ミシェル)、アシュリー・ライオンズ(リコ)、ほか
映画「アンラッキー・デイ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「アンラッキー・デイ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
アンラッキー・デイの予告編 動画
映画「アンラッキー・デイ」解説
この解説記事には映画「アンラッキー・デイ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
アンラッキー・デイのネタバレあらすじ:起
フロスティはテリーから仕事をもらうプロの泥棒。盗めと言われたものを盗んで報酬をもらうだけだが、仕事を依頼するだけで報酬をピンハネするテリーに対して少し不信感をもっていました。仕事仲間としてリコとコグジーのゲイコンビがいますが、二人とはライバル関係にあります。
そんなフロスティにテリーから仕事の依頼がありました。「豪邸に忍び込み、女の絵の裏にある隠し金庫から小包を盗め」というものでした。「住人は不在か?」と聞くフロスティに、テリーは「不在だ」と言います。
その夜、早速忍び込んだフロスティは、指令通りに隠し金庫から小包を盗みます。そして家を出ようとした時、若い女ミシェルが入って来ます。
慌てたフロスティが抑え込もうとしますが、逆に肘打ちを食らいました。そこでフロスティは拳銃を突きつけ、「言うとおりにしないと殺す」と脅します。ミシェルは図太い女で、「今まで何人殺したの?50人、100人?」と馬鹿にしたように聞きます。するとフロスティは「一人も殺していない、いいから言うとおりにしろ」と言って、車に乗せて走りだします。
アンラッキー・デイのネタバレあらすじ:承
自宅には戻れないというフロスティは、ゲイで親友のブライアンの部屋にミシェルを連れて転がりこみます。あれこれ聞くブライアンと、口うるさいミシェルに頭に来たフロスティは、拳銃を出し「オレはプロの泥棒だ、ミシェルは人質だ」とブライアンにバラします。するとブライアンは『人質パーティー』と題してSNSにアップし始めます。
テリーから電話が入ったフロスティは、「小包は盗んだものの女に顔を見られ、女を人質に取った」と話します。テリーは「人質を始末しろ」と言って電話を切り、仕事を回してくれるボスに電話します。ボスは「小包を持って来い、方法はお前が考えろ」とテリーに言います。
フロスティは拳銃を構えミシェルを殺そうとしますが、撃てずアンティーク人形を撃ち抜きました。ブライアンとミシェルの提案で「今日の事は忘れて、明日から新しい生き方をしよう」と言った事から、フロスティも開き直り、小包を真ん中に置いて酒を飲んで宴会を始めます。一方、テリーはリコとコグジーに「フロスティがミスった。小包を取ってこい」と命じます。
アンラッキー・デイのネタバレあらすじ:転
翌朝、フロスティらは海に向かい、ビーチで楽しみます。この様子をSNSにブライアンがアップするとフォロワー数が跳ね上がっていました。そしてフロスティが自宅に二人を連れて帰りますが、部屋の中は荒らされていました。ミシェルがバスルームに入るとコグジーが寝ていて、背後からリコに捕らわれます。
コグジーが小包を開けるとただの紙切れでした。そこでリコとコグジーはミシェルを人質にして、自宅に向かいます。ミシェルが「小包の中身には意味がある」とリコに言うと、何かがひらめいたリコは、テリーに電話をします。するとテリーはボスに電話をし「小包と女はフロスティが持っている、欲しければ100万ドルを要求している」と告げます。
その時、フロスティとブライアンがリコの部屋に突入し、ミシェルをレイプしようとしていたコグジーをフロスティが射殺しました。するとミシェルが小包を持って逃げ出します。フロスティと争っていたリコは、フロスティを殴り倒すとミシェルを再び捕まえます。この時ミシェルは小包を持っていませんでした。
リコがテリーのところへミシェルを連れて行くと「小包は関係ない、狙いはお前だ」とテリーはミシェルの顔を見て言います。
アンラッキー・デイの結末
テリーはプロスティに電話をし、ボスの居場所を教え「今から小包を持って行け」と命令します。何も知らないフロスティがボスのところへ行って小包を渡すと「娘はどうした」と言います。ミシェルはボスの娘だったのです。
そこへテリーとリコがミシェルを連れて入って来ます。テリーがボスを殴り倒すと100万ドルを奪います。するとリコがテリーを射殺し100万ドルを横取りしました。
リコが「コグジーの仇だ」とフロスティに銃口を向けると、ミシェルが銃を奪い取ります。とっさにフロスティが銃を取りリコに向けますが撃てませんでした。
ブライアンの腹を撃ったリコがミシェルを連れて逃げるものの、ブライアンの反撃にあい、川に投げ落とされ100万ドルも川に放り込まれました。
川から上がってきたリコは、今度は堤防の下に突き落とされ死にました。散乱した札束を見ると溶けていました。それは偽札だったためミシェルは「私の命よりお金が大事なの?」とボスに言います。
ボスは「ミシェルが泥棒稼業をやりたいというから、プロの仕事はどんなものかを見せて理解さるために、同じ時間にフロスティとミシェルに自宅を狙わせた」と言います。
あきれたボスを殴り倒したフロスティとミシェルは、抱き合ってキスをしました。街ではSNSがきっかけでフロスティ、ブライアン、ミシェルの3人は人気者になっていました。
以上、映画「アンラッキー・デイ」のあらすじと結末でした。
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