日本一の若大将の紹介:1962年日本映画。加山雄三の代名詞「若大将シリーズ」の第3作です。マラソン部に入った若大将。こともあろうか部のマネージャーに就任したのは若大将の永遠のライバル青大将でした…。
監督:杉江敏男 出演者:加山雄三(田沼雄一(若大将))、星由里子(中里澄子)、田中邦衛(石山新次郎(青大将))、江原達怡(江口敏)、中真千子(田沼照子)ほか
映画「日本一の若大将」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「日本一の若大将」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「日本一の若大将」解説
この解説記事には映画「日本一の若大将」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
日本一の若大将のネタバレあらすじ:起
京南大学マラソン部のキャプテン、“若大将”こと田沼雄一(加山雄三)は、全日本大学マラソン大会に向けて練習に励んでいましたが、マネージャーの江口(江原達怡)が親から勘当されて実家からの仕送りが止まったので、何とかして生活費を稼ぎたいというので、若大将は江口を実家のすき焼き屋「田能久」に紹介します。そして、マネージャーを辞めたいという江口が後任として推薦してきたのは、こともあろうか若大将の永遠のライバル、“青大将”こと石山新次郎(田中邦衛)でした。ある日、若大将たちは不良に絡まれていた「メトロスポーツ」の店員・中里澄子(星由里子)を助けます。
日本一の若大将のネタバレあらすじ:承
澄子は若大将に好意を抱きましたが、同じく澄子を狙う青大将があれこれと横槍を入れてきました。そんな中、青大将は澄子の店で作ったモーターボートの代金400万円を立て替えてやるのですが、親の金の使い込みがバレた青大将は勘当されてしまい、「田能久」に転がり込んできました。残りの200万円はまだ支払われていないことから、若大将は祖母・りき(飯田蝶子)の計らいで父・久太郎(有島一郎)の口座から200万円を引き出します。一方、若大将の妹・照子(中真千子)がお見合いをすることになりましたが、実は江口は以前から照子に想いを寄せていました。
日本一の若大将のネタバレあらすじ:転
江口が実家から勘当されてというのは、実は照子のそばに居たいがための嘘だったのです。そこで若大将は青大将と組んで照子のお見合いを破談させ、二人の間を取り持ってあげます。しかし、見合いの破談や貯金の無断引き出しに激怒した久太郎により若大将は勘当あれてしまい、青大将も田能久から追い出されてしまいます。仕方なく若大将と青大将はマラソン部の合宿地である箱根・芦ノ湖に向かい、賞金を稼ぐため若大将が水上スキーコンテストに出場、見事優勝します。
日本一の若大将の結末
若大将は大会のスポンサー企業の令嬢・大原美幸(藤山陽子)から賞金10万円を受け取りますが、週刊誌に富豪令嬢との噂として書かれてしまい、誤解した澄子は青大将とデートに出てしまいます。そして迎えたマラソン大会当日。失恋のショックから若大将は序盤ペースが上がらず苦戦しますが、誤解が解けた澄子が青大将を振り切って若大将に想いを伝えるとすっかり元気を取り戻し、一気にスパートをかけるとゴール直前でトップを追い抜き見事に逆転優勝を飾ります。その後、若大将は青大将の父(上原謙)の会社に就職が内定し、盛大な優勝記念パーティーで盛り上がりました。
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