抱きたいカンケイの紹介:2011年アメリカ映画。15年前、林間学校で知り合ったアダムとエマ。二人はその後も何度も偶然出会うことになる。しかし、まったく性格が違う二人の間に恋が芽生えることはなかった。二人が互いに社会人になったある日、アダムはひどく泥酔して気が付くとエマのシェアハウスにいた。そのことをきっかけに体を重ねた二人。アダムはエマに惚れこんでしまうが、エマにとって恋愛とは面倒事。体のカンケイのみを条件に二人はセックス フレンドとなる。
監督:アイヴァン・ライトマン 出演者: ナタリー・ポートマン(エマ)、アシュトン・カッチャー(アダム)、ケヴィン・クライン(アルヴィン)、レイク・ベル(ルーシー)
映画「抱きたいカンケイ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「抱きたいカンケイ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
抱きたいカンケイの予告編 動画
映画「抱きたいカンケイ」解説
この解説記事には映画「抱きたいカンケイ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
抱きたいカンケイのネタバレあらすじ:起
エマとアダムはまだあどけない少年少女時代に林間学校で知り合います。知り合ったばかりのエマにアダムは両親が離婚してしまうという悩みを話しました。エマは男女の恋愛なんてしょせん長くは続かないと冷めきった台詞で慰めるのでした。時は流れて大学生になった二人。とあるホームパーティーで偶然の再会を果たしました。かわいらしく成長したエマを見てアダムはテンションが上がります。するとエマから明日野暮用に付き合ってくれないかと聞かれアダムは快諾しました。野暮用とはアダムの父親の葬儀でした。何も聞かされていなかったアダムですが参列し、エマにまた会いたいと告げると、エマからは、あなたはいい人だけどもう私とは会わない方が良いと断られてしまうのでした。また時は流れ1年前二人はまたもや偶然の再会を果たします。エマは医師になっていました。アダムはヴァネッサという彼女がいました。複雑な表情をするエマ。お互いの連絡先を交換し別れました。
抱きたいカンケイのネタバレあらすじ:承
アダムにはアルヴィンという有名コメディアンの父親がいました。アダムは脚本家を目指して、テレビ番組のアシスタントとして働いています。ある日アダムが実家にいくと、そこには1年前に付き合っていた元カノであるヴァネッサがいました。呆然とするアダムに、父親のアルヴィンは今お付き合いしていると言うのでした。ショックを受けたアダムは友人のバーで酔いつぶれ、手当たり次第女の子に電話をかけまくるのでした。朝、目が覚めると、アダムはエマが暮らしている医師たちが集うシェアハウスに居ました。しかも裸でした。何が起きたかエマに問うと、ただ裸であなたが勝手に踊っていただけだと笑うのでした。そして二人はそのままエマの部屋で一線を越えてしまいました。1度体を重ねたことでエマに夢中になるアダム。しかしエマは恋愛を面倒なことだと考えており、恋愛しようと思うとむず痒い気分になるから付き合うことはできないと言います。そこでエマはセックス フレンドなら良いと提案します。喧嘩もしない、嫉妬もしない、電話もしないただ体を重ねるだけの関係。エマに惚れているアダムはそれで了承しました。今はそんなことを言っていてもいずれは付き合えるだろうと思っていたのです。二人は少しでも時間が合えば会い、体を重ねることを楽しんでしました。ひょんなことからアルヴィン、ヴァネッサ、アダム、エマと4人で食事をする機会がありました。アルヴィンとヴァネッサのバカップルぶりをみてあきれ返るアダムとエマ。エマはヴァネッサに、アダムを捨てるなんてもったいないことしたわね、と言い放つのでした。
抱きたいカンケイのネタバレあらすじ:転
ある日、重い生理痛にエマは苦しんでしました。そこにアダムが現れカップケーキとヒーリングCDを持って現れました。今日は体を重ねることはできないから帰ってというエマに対してアダムは傍に居られるだけで良いと添い寝をするのでした。二人の関係が縮まり始めていると警戒したエマは、アダムにほかの女性とも体を重ねてきて、と突拍子もないことを言いました。アダムもやはりエマとの距離が縮まっているように感じていたためその言葉にショックを受けました。そこで女友達と写真をとってエマに送りつけるのでした。それを見たエマは嫉妬してアダムの家に行きます。エマが嫉妬してくれたことを喜んだアダムは1度だけで良いからデートをしないかと誘います。二人はそのデートで楽しい時間を過ごすことができましたが、やはり最後にエマから恋愛は無理、と一線を引かれてしまうのでした。二人はしばらく会わない時間が続きます。
抱きたいカンケイの結末
会わない時間の間にアダムは仕事に没頭していました。同僚で実力あるディレクターのルーシーに脚本を渡しました。そして有名コメディアンの父親のコネではなく、自分の実力でデビュー作の収録までへと進めることができました。一方でエマはアダムと会わなくなって以来、元気が出ない日々が続いていました。エマの妹であるケイティは結婚することになり、エマは暗い気持ちのまま結婚パーティーへと向かいます。そこでケイティにアダムのことを本当に好きになってしまったと相談します。そこでケイティは電話した方が良いと言うので電話したところ、アダムの対応はとても冷たいものでした。しかしエマは電話でだめなら会いに行こうと決意し、アダムの家まで行きます。アダムの家の前で待っていたエマですが、帰ってきたアダムはルーシーと一緒でした。そのことにショックを受けたエマはアダムに会わずに帰ろうとします。一方アダムはルーシーと良い雰囲気になっていましたが、電話が鳴ります。アダムがしぶしぶ電話に出ると、ヴァネッサからでした。父親のアルヴィンが倒れたというのです。ルーシーには帰ってもらい、急いで病院に向かうアダム。病院の前でヴァネッサと会いました。そしてヴァネッサは年寄りには付き合いきれないとアルヴィンと別れるのでした。アルヴィンの元へ向かうと、エマとはまだ付き合っているか聞かれました。そもそも付き合っていないとアダムが答えると、あの子は良い子だった、大切にしなさいとアルヴィンは言うのでした。病院の外に出るとエマがいました。アルヴィンが運ばれた病院はエマの勤めている病院だったのです。同僚からアダムがいると連絡を受けたエマは病院に駆け付けたのです。そして、アダムに自分の気持ちを伝えました。アダムももう離さないとエマに伝えるのでした。そしてこの日はエマの妹ケイティの結婚式でした。エマはアダムに野暮用と伝え、ケイティの結婚式へと連れて行きます。アダムとエマは二人で参列しました。恋愛経験が乏しいエマはどうすればいいの、とアダムに聞きます。アダムは、まず手をつなぐことから始めようかとエマの手を優しく握るのでした。
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