バチカンで逢いましょうの紹介:2012年ドイツ映画。ローマ法王に謁見するために、単身でローマを訪れた老女が、ローマで出会った人々との交流をきっかけに、家族との絆を深め、人生について見つめ直していく姿を描いた心温まる作品です。
監督:トミー・ヴィガント 出演者:マリアンネ・ゼーゲブレヒト(マルガレーテ)、ジャンカルロ・ジャンニー二(ロレンツォ)、アネット・フリヤー(マリー)、ミリナム・シュタイン(マルティナ)
ほか
映画「バチカンで逢いましょう」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「バチカンで逢いましょう」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「バチカンで逢いましょう」解説
この解説記事には映画「バチカンで逢いましょう」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
バチカンで逢いましょうのネタバレあらすじ:ローマへの旅立ち
夫に先立たれたマルガレーテは、住み慣れた場所を離れ、独り身の母のことを心配した娘のマリーの住む街へとやってきます。マルガレーテには、かねがね、敬愛するローマ法王に謁見したいという願いがありました。しかし、楽しみにしていた家族でのローマ旅行に、娘は行こうとする気配すらありません。ローマ行きを諦めることができないマルガレーテは、一人でローマへと向かい、ローマに住む孫娘のマルティナの家にやっかいになることにします。
バチカンで逢いましょうのネタバレあらすじ:最悪の事態
長旅でくたくたになったマルガレーテでしたが、休息をとると、早速、バチカンへと向かいます。マルガレーテは憧れのバチカンに目を輝かせますが、ローマ法王にはなかなか会えません。日を改め、ついにマルガレーテはローマ法王との謁見を果たします。しかし幸せもつかの間、その場にいた不審な男ロレンツォを撃退しようとした際に、誤って、ローマ法王に危害を加えてしまい、マルガレーテは捕らえられてしまいます。結局、ロレンツォが嫌疑を晴らしてくれたおかげで、誤解が解け、マルガレーテは釈放されます。
バチカンで逢いましょうのネタバレあらすじ:長年の秘密
マルゲリーテとロレンツォの出会いは最悪でしたが、何としてもローマ法王に謁見したいという共通の願いから2人は意気投合します。事件の騒動を知ってローマへとやってきたマリーに、マルゲリータは長年の秘密を打ち明けます。実は、マルゲリーテは、過去にイタリア人のミュージシャンと一度だけ過ちを犯したことがありました。そのとき授かった子供がマリーだったのでした。本当の父親を知ってしまった衝撃に、マリーはショックを隠し切れません。
バチカンで逢いましょうの結末:新しい生活
マリーは、マルティナにマルガレーテの秘密を打ち明けます。マルティナは、たとえ血がつながっていなくてもおじいちゃんを好きな気持ちに変わりはないと言い、それを聞いたマリーの心は軽くなります。マルゲリーテがローマを去る日が近づいたある日、料理上手で評判のマルゲリーテに、法王たちをもてなすデザートを作るよう依頼が舞い込みます。マルゲリーテとマリー、マルティナの3人は協力して、デザートの制作にとりかかります。デザートを作り終えたマルゲリーテは、心が通じ合ったロレンツォがいるローマに残ることを決め、ローマで幸せに暮らし始めます
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