オンリー・ザ・ロンリーの紹介:1991年アメリカ映画。38歳の警察官ダニーは母ローズと二人暮らしです。葬儀屋の娘テレサに一目ぼれしたダニーはデートにこぎつけ、結婚の約束までしますが、前に立ちふさがったのは母親ローズでした・・という内容のラブコメディです。
監督:クリス・コロンバス 出演者:ジョン・キャンディ(ダニー)、モーリン・オハラ(ローズ)、アリー・シンディ(テレサ)、アンソニー・クイン(ニック)、ジェームズ・ベルーシ(サル)、ケヴィン・ダン(パトリック)、ミロ・オーシャ(ドイル)ほか
映画「オンリー・ザ・ロンリー」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「オンリー・ザ・ロンリー」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
オンリー・ザ・ロンリーの予告編 動画
映画「オンリー・ザ・ロンリー」解説
この解説記事には映画「オンリー・ザ・ロンリー」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
オンリーザロンリーのネタバレあらすじ:起
シカゴ警察で犯人護送車の運転手をしているダニーは、38歳独身で、母のローズと二人暮らしをしています。弟のパトリックはフロリダに家族と住み、父親は他界していました。同僚のサルと、野球の試合を見に行く予定をしていたダニーでしたが、母ローズが週に一回のビンゴの日だと言ってゴネると、ダニーは野球を止めてビンゴの行われるフランクのバーへ行きました。
バーには老人で独身のドイルら二人が待っていました。そこに酔っぱらった老人をかかえた二人が入って来ました。フランクが入店を断ると、死ぬ前に3人で乾杯しようという約束をしたがトミーが死んだので、死体を連れてきたと言いました。
そこへ葬儀屋が娘と入って来て死体を返せと言いました。ダニーが警察手帳を見せ、死体を返すようにしましたが、葬儀屋の娘に一目ぼれしたダニーは、ドイルらの女性の事を聞きました。名前はテレサで、葬儀屋で死体に化粧をしているということがわかりました。
オンリーザロンリーのネタバレあらすじ:承
ダニーは勇気をだして葬儀屋に行きました。テレサは死体の顔に、ビデオを見ながらスターに似せたメイクをしていました。ダニーが早速デートに誘うと、テレサはOKしました。実はテレサも死体にメイクをする仕事のおかげで彼氏が全くできない状態でした。
家に帰り、ローズにデートの報告をしました。そして隣の家の老人のニックが母に恋していることも告げますが、ローズはギリシャ系の男はダメと言いました。デートは試合のないスタジアムでしました。ダニーの一人喋りに終始し、テレサはつまらなさそうに見えました。別れ際、テレサから告白があり、また会ってほしいと言われました。
喜んで家に帰ると、弟のパトリックがいました。パトリックはローズとダニーをフロリダに呼び寄せようとしていました。恋人の出来たダニーは不機嫌になり、パトリックに怒り散らしました。次のビンゴの日はテレサとのデートの日でした。ゴネる母ローズを突き放してデートしたものの、途中で気になり、ローズに電話してしまいました。この行為を見てテレサの顔色が変わりました。
オンリーザロンリーのネタバレあらすじ:転
ローズをパトリックの家に行かせて、ダニーはテレサを家に呼びました。テレサは今夜は帰らないと言い、二人は結ばれました。翌朝、テレサに朝食を食べさせていると、1番列車でローズが帰って来ました。驚いたダニーはテレサを隠しましたが、ローズはテレサの事をイタ公女と馬鹿にしました。それを聞いたテレサはむっとして隙を見て帰りました。
結婚を意識したダニーはローズに、レストランでテレサに合わせました。ローズは言いたいことを口走り、テレサに嫌味ばかり言いました。テレサも言い返し、怒って店を出ました。追いかけたダニーにテレサは、お母さんの悪口から私を守ってくれる人だと思ったと言い、今日で終わりと別れを告げました。
自宅に帰ったダニーは今までローズが言った事で迷惑をかけた人の事をぶちまけました。そして死んだ父も大口の契約をローズに台無しにされて泣いていたと話しました。ローズは何も言えなくなりました。ダニーは家を出て指輪を買い、テレサの家に行きプロポーズしました。テレサはプロポーズを受け入れました。
同僚のサル、弟のパトリックも反対する中、前夜祭がフランクのバーで行われました。ここでローズは突然立ち上がり、テレサを嫁とは認めないと言いました。静まり返る中、続けて、娘として認めると言い、歓声が上がりました。
オンリーザロンリーの結末
バーを出て、知り合いに車で送ってもらったローズを心配してダニーは、ローズに電話をかけました。これを見てテレサは、私よりお母さんが大事なのね、と言った後、明日教会で会いましょうと言って帰りました。翌日、教会にダニーもテレサも来ませんでした。
結婚は流れ、ビンゴの日、フランクのバーに来た二人はドイルが死んだことを聞かされました。葬儀にローズと共に行ったダニーの見たものは、身寄りのない寂しい独身老人の葬儀でした。別の部屋ではテレサがドイルの化粧をしていました。
フロリダ行きが決まり、出発の日、隣のニックが別れを惜しみローズにキスをしました。ダニーは家の中で、ドイルの葬儀に行って考え方が変わった、僕はフロリダに行かない、これからは自分の為に生きるとローズに話しました。ローズは口悪く言い返すも、最後は「テレサと結婚しなさい」と言いました。ダニーが葬儀屋に行くとテレサはいませんでした。父親がニューヨーク行きの列車に乗ったと言いました。
ダニーはパトカーでテレサの乗った列車を追いました。そのころ飛行機の中ではローズの隣にニックがいました。ダニーから切符をもらったと言い、ローズの手を握りました。ダニーは警察の権限で列車を止め、テレサに2度目のプロポーズをし、ニューヨークに一緒に行くと言いました。テレサはOKと言い、二人は列車に乗り込むのでした。
以上、映画「オンリー・ザ・ロンリー」のあらすじと結末でした。
この映画の感想を投稿する