ザ・スタンド 連続殺人犯の元カレと妄想症に悩む私の紹介:2018年カナダ映画。連続殺人鬼の元彼を家ごと燃やして刑務所に入ったメアリーは、ガス・マーケットで深夜働くことになります。いまだ殺される女性の幻覚が消えないメアリーの前に、火傷をしてレインコートを着たジェイムスが現れたのです・・・という内容のスラッシャー映画です。恋愛映画のような邦画タイトルですが、本格派のホラー映画と言っていい作品です。
監督:パドレイグ・レイノルズ 出演者:ヴァネッサ・グラッセ(メアリー)、ブレンダン・フレッチャー(ボビー)、エミリー・テナント(デビー)、コール・ヴァイグ(ジェイムズ)、ダニエル・オメーラ(トム)ほか
映画「ザ・スタンド 連続殺人犯の元カレと妄想症に悩む私」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ザ・スタンド 連続殺人犯の元カレと妄想症に悩む私」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「ザ・スタンド 連続殺人犯の元カレと妄想症に悩む私」解説
この解説記事には映画「ザ・スタンド 連続殺人犯の元カレと妄想症に悩む私」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ザ・スタンド 連続殺人犯の元カレと妄想症に悩む私のネタバレあらすじ:起
出所したメアリーが、ガソリンスタンドを併設するガス・マーケットで店主のエドの面接を受けています。エドは履歴書を見て犯罪歴があることに気づき事情を聞きます。メアリーは「彼氏に火をつけた」と言います。「悪い奴だったのか?」と聞くエドは、正直に話したメアリーを信用し採用しました。
「時間は夜10:00~朝の6:00までだ、早速今日から来てくれ」というエドに感謝をし、メアリーは友人のデビーの車に乗りこみます。一旦自宅に戻ると、浴槽で元彼が女性をハンマーで惨殺する幻覚を見てしまいます。その後、保護観察官のトムと話をした後、デビーとの待ち合わせ場所の公園に行きます。再びレインコートを着た元彼の幻覚を見てしまいます。
デビーと食事をし、夜になりデビーに送ってもらいながら、メアリーは元彼のジェイムズの話をデビーにします。デビーは「刑務所から出れたとしても、あれだけ燃やされたら動けないから大丈夫」と元気づけガス・マーケットに着きました。
ザ・スタンド 連続殺人犯の元カレと妄想症に悩む私のネタバレあらすじ:承
店内には従業員のボビーがいて、レジの操作方法を教えます。ビールと煙草を買ったデビーのレジをメアリーが処理すると、デビーは帰って行きます。しかし車に乗ったデビーはジェイムズに襲われたのです。
ボビーも帰り一人になったメアリーに不安がよぎりはじめます。そこへ大型トラックの運転手がやってきます。メアリーを口説いた後、店を出て行くと、クレジットカードを忘れていました、メアリーが追いかけますがトラックは走り去ります。その時メアリーはジェイムズの姿を見つけます。慌てて殴りかかると様子を見に来たボビーでした。
ボビーはメアリーの過去を知っていて、35人の女性を殺したジェイムズとのことを聞きはじめます。メアリーがジェイムズが殺人鬼だと知ったのは、住んでいた家の水浸しの地下室に女性の腐乱死体があったことからでした。このことでジェイムズは「逃げたら殺す」と言って、メアリーの目の前で女性をハンマーで殴り殺すようになったのです。それも雨の日を狙い、レインコートを着て行うのでした。
そしてクリスティーンという女性の殺害をきっかけに、メアリーは眠ったジェイムズを家ごと燃やしてしまいました。その日以来、殺される女性の幻覚を見るようになったのです。
ザ・スタンド 連続殺人犯の元カレと妄想症に悩む私のネタバレあらすじ:転
ボビーが車に乗って帰っていると、ジェイムズにハンマーで襲われてしまいます。店には若いカップルがやって来ます。トイレに行った女性が「水浸しよ」と言ったため、メアリーが調べに行きます。するとトイレで殺されるクリスティーンの幻覚を見てしまいます。
店に戻るとトムがやって来ます。「様子を見に来た、トイレはどこだ」と言ってその場を離れると、レインコートを着たジェイムズが立っていました。「幻覚だ!」と言い聞かせ、再び前を見るとレインコートを着た中年女性がいます。「ガソリンを入れに来た」と言う女性を話していると、突然襲いかかってきます。
女性はクリスティーンの母親で、ジェイムズとメアリーに復讐に来ていたのです。女性がメアリーに馬乗りになり刺そうとした時、トムが女性を射殺します。自分は助かったものの、死んでしまった女性を見て「私はどうすればいいの」とトムに聞くメアリーでしたが、そこへジェイムズが現れトムをハンマーで殴り倒します。メアリーも殴られ気絶します。意識が戻ったメアリーは椅子に縛られていました。まわりにはデビー、トム、ボビーも縛られています。前にはジェイムズが立っていました。
ザ・スタンド 連続殺人犯の元カレと妄想症に悩む私の結末
ジェイムズはトムの頭を、大きなハンマーで叩きつぶします。次にデビーの頭に袋をかぶせ窒息死させます。ボビーをガソリンで焼き殺そうとした時、大型トラックの運転手が忘れたカードをとりにやって来ます。ジェイムスが見に行ったすきに、メアリーが拘束を解き、ボビーを助けショットガンを手にして隠れます。
店内に大量の血を見た運転手が警察に通報しますが、ジェイムズに見つかり追い込まれます。ジェイムスが運転手の首をナイフで切ると、運転手はメアリーらのいる部屋の扉に寄りかかり、勘違いしたメアリーに撃ち殺されます。
やがてパトカーがやって来ます。安心したボビーが外へ出ようとするとジェイムスに殺されます。隙を見てメアリーが外に出て警官に「中にジェイムスがいる」と言うと、慌てた警官はメアリーを車に乗せます。しかし運転席に座った警官は、近寄ってきたジェイムスにショットガンで頭を吹き飛ばされてしまいます。
再び店内に逃げ込んだメアリーは、エドの部屋の鹿の頭のはく製を持って、ジェイムスに突進すると、ツノがジェイムスに突き刺さり「愛してる」と言って、ジェイムスは死にました。
夜が明け、目覚めたメアリーが外に出ます。ジェイムスの死体はなくなっています。月日が経ち、ヘアサロンで働くメアリーの前に再びジェイムスが現れました。
以上、映画「ザ・スタンド 連続殺人犯の元カレと妄想症に悩む私」のあらすじと結末でした。
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