私たちの幸せな時間の紹介:2006年韓国映画。文学賞を受賞しているベストセラー女流作家コン・ジヨンの同名小説の映画化。第14回(2006年)春史大賞映画祭にて脚本賞受賞。
監督:ソン・ヘソン 出演者:カン・ドンウォン(チョン・ユンス)、イ・ナヨン(ムン・ユジョン)、シスタ・モニカ(ユン・ヨジョン)ほか
映画「私たちの幸せな時間」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「私たちの幸せな時間」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「私たちの幸せな時間」解説
この解説記事には映画「私たちの幸せな時間」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
私たちの幸せな時間のネタバレあらすじ1
ユジョンは薬を飲んで自殺をしようとするが、結局病院で目が覚めます。目が覚めた彼女のそばには母と叔母がいました。母は何回も自殺しようとしているユジョンに冷たく、そんな母をユジョンは嫌っています。そしてそんなユジョンを本当に理解してくれるのは叔母だけでした。病院では一ヶ月間精神病院に入院して治療したほうがいいといわれるが、叔母がユジョンに精神病院ではなく叔母がいつも行っている刑務所で死刑囚に会いに行く‘仕事’を一緒にやってみたらどうかと提案します。ユジョンは仕方なく病院に入院されるよりはましだと思って叔母の提案を受け取ることにします。そしてユジョンは初めての訪問でユンスと出会います。
私たちの幸せな時間のネタバレあらすじ2
ユンスは最初から自分には迷惑だからもう来なくていいと言い、死刑を早めて早く殺してくれと話していました。全然生きたくない人のように。でも、ユンスは叔母が一緒に連れてきたユジョンのことを見て興味を持ちます。普通、自分たちに会いに来る人は大体、自分を同情するか憎悪かどっちかなのに自分を見ながらなんとも思ってなさそうなユジョンの視線が意外に気になっていました。ユジョンは最初の出会いが終わって叔母に二度と来ないと話すが、気になっていました。ある時叔母が行けなくなり頼みたいと言われ結局一人で行くことにします。
私たちの幸せな時間のネタバレあらすじ3
二人の会う時間が重なって二人は今まで誰にも話してなかった自分たちの過去に対して正直に話しあう関係になります。ユジョンは15歳のときに結婚している親戚の兄にレイプされます。そのことを母に話したら母から返ってきた言葉はユジョンが誘惑してそうなったのではないかという返事でした。そしてその事がなかったことのように隠します。それからユジョンは母に対する憎悪でうつ病になるのです。ユンスは目が見えない弟がいたが、子供のときにユンスと弟は母に捨てられて結局二人っきりで生きてきました。体が弱かった弟がある日ユンスの目の前で死んでしまってからは、ユンスは一人きりで成長して来ました。大人になったユンスにも愛する人ができて、また明るい世界が訪れたものの、彼女が子宮外妊娠をしてしまい、お金が必要になります。友達と泥棒をしようとするけど、友達が泥棒に入った家の人たちを二人殺して、ユンスも家政婦の人を一人殺してしまいます。そのことで警察に捕まるけど、友達が殺した話はせずに自分が3人とも殺したということにします。
私たちの幸せな時間の結末
二人はお互いの過去のことを全て話すようになり、二人だけがお互いのことを本当に理解して慰める存在になります。ユジョンはもう自殺する気持ちがなくなり、ユンスはまた死にたくないと思うようになります。でも、ユンスは自分にあまり時間がないことを気付いていました。ユジョンはどうしてもユンスを生かすために二人を殺した友達に会いに行き事実を全部話したほうがいいと頼みますが、結局ユンスの死刑が執行されてしまいます。ユンスが死んでこの映画は終わります。
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