パンドラムの紹介:2009年アメリカ映画。人口増加により、資源が枯渇状態になった地球から、地球と同じ環境を持つ惑星タニスに向かう巨大移民船エリジウムの中で起きる不可解な出来事を描いたSFサスペンス映画です。映画の流れが名作『猿の惑星』のパターンに少し似ています。
監督:クリスティアン・アルヴァルト 出演:デニス・クエイド(ペイトン)、ベン・フォスター(バウアー)、カム・ジガンデイ(ガロ)、アンチュ・トラウェ(ナディア)、カン・リー(マン)、エディ・ローズ(リーランド)、ノーマン・リーダス(シェパード)、ほか
映画「パンドラム」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「パンドラム」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
パンドラムの予告編 動画
映画「パンドラム」解説
この解説記事には映画「パンドラム」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
パンドラムのネタバレあらすじ:起
2153年増え続ける人口に資源が枯渇しつつある地球から惑星タニスに向かうため出発した移民船エリジウムがありました。指令室では地球からの通信で生き残りは君らだけと伝えられ、地球との交信が途絶えました。一方冷凍カプセル室ではバウアー伍長が目覚めました。周囲のカプセルを見るとクーパー少尉はいなく、ベイトン中尉はまだ眠っていました。やがてペイトン中尉が目覚めました。任務の交代のタイミングですが前任のチームが見当たりませんでした。指令室へのドアは開かず、このままではいけないと思った二人は通気口から指令室へ向かいました。途中でクーパー少尉の死体を発見しました。さらに女性を見つけ追っていると、ミュータントと呼ばれるハンターが乗務員の死体を運んでいるのを見かけました。
パンドラムのネタバレあらすじ:承
記憶の戻ってきたベイトンはバウアーに指令室に行こうと言いますが、バウアーは武器を持って原子炉を再起動させるといいました。向かう途中二人はハンターの罠にかかった男を救出します。彼もまたベイトンらと同じ任務でしたがすぐハンターに捕らわれ殺されました。そしてハンターに襲われたとき武装したマンという男に助けられました。3人は一緒に行動しますが途中で女性ナディアに襲われ格闘となりますが、マンの仲裁により、行動を共にすることになりました。その後ベイトンは裸でいたギャロ伍長を助け出します。体全体ヌルヌルの液体で覆われていました。ギャロ伍長は前任のチームのメンバーで、軌道機能障害といわれるパンドラム状態に皆がなりこうなったと言いました。
パンドラムのネタバレあらすじ:転
ベイトンらはコックのリーランドに会いました。そして6万人が乗っていたエリジウムの船内で何が起こったのか話し始めました。地球は最後の通信の後消滅しました。指令室の3人はその後殺し合いを行い、生き残った一人がエリジウムを支配しました。その男は乗客らに殺し合いや共食いをさせ生き残った者がハンターになったと言います。そしてリーランドは今、生き残りの人間を殺し食糧にしているのでした。その時エリジウムから異音がし始めました。リーランドがナディアをナイフで襲いましたが、バウアーは再起動しないと船もろとも全員死ぬと言うと、リーランドも一緒に行動することになり原子炉へ向かいました。そこはハンターだらけでした。マンも首を切られ殺されましたが、バウアーは再起動に成功しました。
パンドラムの結末
カプセル室にいたぺイトンはギャロともめていました。そこにリーランドがやって来てペイトンに鎮圧銃で殺されました。バウアーとナディアが着いたときにはギャロもペイトンもいませんでした。バウアーらは指令室に向かいます。そこにはペイトンがいましたが彼は自分はギャロだと言います。実はギャロがこの船を制圧したのでした。窓の外にエイが泳いでいるのを見たバウアーはここは惑星タニスの海底だという事を知りました。そしてギャロと格闘になりました。バウアーの放った鎮圧銃が窓に当たり、海水が侵入し始めました。バウアーとナディアは脱出カプセルに乗り脱出しました。海面に浮きあがるとカプセルが空き、二人が目にしたものは海に突き刺さった巨大なエリジウムと、生存者の乗ったカプセルが水面に浮きあがる壮大な風景でした。
この映画の感想を投稿する