パトリオット・デイの紹介:2016年アメリカ映画。2013年4月15日、「パトリオット・デイ」(愛国者の日)に発生したボストンマラソン爆弾テロ事件をベースに、架空の警察官の視点から描いたクライムサスペンスです。
監督:ピーター・バーグ 出演者:マーク・ウォールバーグ(ボストン警察巡査部長 トミー・サンダース)、ジョン・グッドマン(ボストン警察警視総監 エド・デイヴィス)、ケヴィン・ベーコン(FBI特別捜査官 リック・デローリエ)、J・K・シモンズ(ウォータータウン警察巡査部長 ジェフ・ピュジリーズ)、ミシェル・モナハン(キャロル・サンダース)、ほか
映画「パトリオット・デイ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「パトリオット・デイ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
パトリオット・デイの予告編 動画
映画「パトリオット・デイ」解説
この解説記事には映画「パトリオット・デイ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
パトリオット・デイのネタバレあらすじ:起
2013年4月15日。毎年4月の第3月曜日は「パトリオット・デイ」(愛国者の日)とされ、この日は毎年恒例のボストンマラソンが開催される日でした。約50万人の人出が見込まれるなか、タメルラン(テモ・メリキッゼ)とジョハル(アレックス・ウルフ)の兄弟は爆弾テロを計画していました。そしてマラソン当日、会場の警備にあたっていたボストン市警の巡査部長トミー(マーク・ウォールバーグ)は爆弾テロの現場に遭遇、仲間たちと必死の救護活動にあたります。事件発生から47分後、FBIの特別捜査官リック(ケヴィン・ベーコン)らが現場を訪れ、この事件をテロと断定し特別捜査本部を設置しました。
パトリオット・デイのネタバレあらすじ:承
捜査本部は監視カメラの映像を解析、黒い帽子と白い帽子の二人の男が捜査線上に浮かびあがりましたが、映像の画質が悪いうえに決定的な証拠も見当たらないこと、いたずらに容疑者を刺激すべきではないとの考えから、リックは映像の公開を許可しませんでした。しかし、一部マスコミが情報をリークしようとしたため、リックは先手を打って情報の公開に踏み切ります。一方、容疑者のタメルランとジョハル兄弟はテレビ報道を見るや、ニューヨークで次なるテロを起こそうと計画します。その頃、ジョハルが通っていたダートマス大学の寮には爆弾の材料が隠されていました。
パトリオット・デイのネタバレあらすじ:転
タメルランとジョハルは警察官を殺害して銃を奪おうとするも失敗に終わり、続いて路上駐車していた黒いベンツを奪い、持ち主の中国人ダンを人質にして逃走します。その途中、兄弟はダンにATMで現金を引き下ろさせ、ガソリンスタンドに立ち寄ると、ダンは一瞬の隙を突いて逃走、すぐさま警察に通報します。兄弟のベンツは警察のパトカーらとカーチェイスを繰り広げ、兄弟は警察に手榴弾を投げつけて抵抗しますが、警察もタメルランの足を撃って負傷させ、ジョハルは逃げる際にタメルランを轢いてしまい、タメルランは搬送先の病院で死亡します。やがてタメルランの妻が逮捕されますが、彼女は黙秘を続るのみでした。
パトリオット・デイの結末
ジョハルは住宅街でベンツを乗り捨て、徒歩で逃走します。翌日、ボストン市内全域に外出禁止令が発令され、警察やFBI、SWATなどが総出で各家庭を一軒一軒しらみつぶしに捜索しますが中々手掛かりは見つかりませんでした。そんな時、ある家の主人が庭に置いているボートの異変に気付き、すぐさま警察へ通報します。現場に急行したトミーら警官隊とFBIはボートの周囲を厳重に包囲、威嚇射撃の後に催涙弾を撃ち、遂に投降してきたジョハルを逮捕します。後日、ボストン・レッドソックスは試合前に追悼セレモニーを開き、決してテロには屈しないと宣言しました。
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