ピーター・パン&ウェンディの紹介:2023年アメリカ映画。寄宿学校への入学を控え、大人にはなりたくないウェンディの前に、おとぎ話の中のキャラであるピーター・パンとティンカー・ベルが現れ、子供にとって夢の国であるネバーランドに連れて行く。ディズニーの有名アニメ、ピーターパンの実写版。
監督:デビッド・ロウリー 出演:アレクサンダー・モロニー(ピーター・パン)、エヴァー・アンダーソン(ウェンディ)、ジュード・ロウ(フック船長)、ヤラ・シャヒディ(ティンカー・ベル)、モリー・パーカー(メアリー)、アリッサ・ワバナタック(タイガー・リリー)、ジョシュア・ピカリング(ジョン)、ジャコビ・ジュブ(マイケル)、ほか
映画「ピーター・パン&ウェンディ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ピーター・パン&ウェンディ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「ピーター・パン&ウェンディ」解説
この解説記事には映画「ピーター・パン&ウェンディ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ピーター・パン&ウェンディのネタバレあらすじ:起
ロンドンで暮らすウェンディ(エヴァー・アンダーソン)は、明日寄宿学校に入学するため憂鬱な気分でいましたが、弟のジョン(ジョシュア・ピカリング)とマイケル(ジャコビ・ジュブ)とチャンバラをして遊んでいると鏡を壊してしまい、父親に怒られてしまいます。優しい母にも弟の手本になるようにと諭されてしまい、ウェンディは大人になんかなりたくないと強く願い、眠りにつきます。
その夜、愛らしい妖精ティンカー・ベル(ヤラ・シャヒディ)と、剣を持った緑の衣装の少年ピーター・パン(アレクサンダー・モロニー)がウェンディの前に現れます。空を飛べるとピーター・パンに教えられたウェンディは、妖精の粉をかけてもらい弟たちと自由な空へと飛び立ちます。
あっという間にネバーランドにやってきたウェンディたち。自由に楽しく飛び回るウェンディたちを、ある男が見ていました。それは右手が鉤爪の海賊フック船長(ジュード・ロウ)でした。ピーター・パンに因縁があるフック船長は、自由に飛び回るピーター・パンやウェンディたちを大砲を使って攻撃を仕掛けます。
ピーター・パン&ウェンディのネタバレあらすじ:承
やがて、ピーター・パンたちは大砲の攻撃を食らってしまい吹き飛ばされてしまいます。ウェンディは海に落ち、気がつくと海岸に流れ着いていました。妖精の粉も流れ落ち、飛ぶことも出来ません。すっかりはぐれてしまったウェンディは、謎の一味と遭遇。それはタイガー・リリー(アリッサ・ワバナタック)率いる子どもたち『ロストボーイズ』でした。
彼らに教えられ、ウェンディはジョンとマイケルが海賊に捕まってしまったことを知ります。
ジョンとマイケルが連れて来られたのはドクロ島でした。二人は処刑されるために連れて来られたのです。ウェンディもタイガー・リリーに連れられて助けに来ますが、どうすることも出来ませんでした。
すると、海賊の中に紛れ込んでいたピーター・パンが現れ、海賊を一掃します。そしてフック船長と激突しました。影を引っ張られて転んでしまったピーター・パンが剣を突きつけられ、一転ピンチに陥りますが、ウェンディとタイガー・リリーの助けのおかげで、フック船長はピーター・パンの狙い通りにワニに襲われ、窮地を脱します。その隙に、ウェンディは弟たちを助け出しました。
そして、ピーター・パンとロストボーイズのアジトにやってきます。アジトでウェンディは、ピーター・パンからフック船長が過去にジェームスという名の親友だったことを聞きます。ある日突然いなくなって、帰ってきたら変わってたとピーター・パンは話します。
ピーター・パン&ウェンディのネタバレあらすじ:転
ピーター・パンと話をした後、ウェンディが下に戻ると、子どもたちがいなくなっていることに気づきます。子どもたちはウェンディが寝かしつけるために歌った子守唄を聞きつけてやってきたフック船長に捕まってしまいました。ピーター・パンの隙をついたフック船長はピーター・パンを斬りつけると、ピーター・パンは塔の下へと落ちていきます。
結局みんなフック船長に捕まってしまいます。牢屋に入れられたウェンディは、フック船長から突然いなくなったのではなくピーター・パンに追い出された、故郷が恋しくなったジェームスをピーター・パンが追い出したのだと話します。結局、故郷には戻れず海を彷徨ってるうちに海賊と出会ったのでした。
弟たちの身代わりにウェンディが処刑されることになりました。細い板の先へと歩かされ、海へと落とされるウェンディ。落ちる寸前に捕まっていたティンカー・ベルが飛び出ました。そして妖精の粉でウェンディを飛べるようにしたのです。形勢は一気にウェンディたちに傾きます。
さらに、妖精の粉を使い海賊の船を空中に浮かすことに成功しました。クライマックスとなったフック船長との戦いに、やはり主人公は不可欠でした。タイガー・リリーに助けられたピーター・パンがこの戦いの場に颯爽と現れます。
ピーター・パン&ウェンディの結末
戦いはさらに激しさを増しました。空中で船をひっくり返し乗っていた海賊たちを一掃すると、やがてピーター・パンはフック船長を追い詰めていきます。突きつけた剣を投げ捨てたピーター・パン、そして過去に傷つけたことをフック船長に謝ります。
一瞬戸惑いますが、受け入れられないフック船長はバランスを崩して落ちそうになります。ピーター・パンが鉤爪を掴みました。「楽しいことを思い出して」とフック船長に空を飛ぶように促しますが、「何も思いつかない」と告げると海へと落ちていきました。
戦いは終わり、皆このままではいけないとピーター・パンに諭したウェンディは、空飛ぶ船を現代の世界へと向けました。ウェンディたちとロストボーイズの子どもたちはイギリスへと戻っていきます。
ウェンディはピーター・パンからネバーランドに来た経緯を聞き、ピーターと書かれた煙突を見つけました。どうやら昔ピーターが住んでいた場所のようです。ウェンディは戻るのが怖いと話すピーターに、この世界に戻るよう話します。しかし、船がネバーランドに戻ろうとしたのを見て、ピーターは船へと戻っていきました。
ウェンディはティンカー・ベルとお別れをし、ピーター・パンは去っていきます。ウェンディはピーター・パンと書かれた名前の横に、自分の名前を付け足します。
海に落ちたフック船長は生きていました。どうにか生き長らえたフック船長の眼の前に、永遠のライバルピーター・パンを乗せた船が戻ってきます。
以上、映画「ピーター・パン&ウェンディ」のあらすじと結末でした。
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