殺人魚フライングキラーの紹介:1981年アメリカ,イタリア映画。改良肉食魚の恐怖を描いた「ピラニア」の続編。「タイタニック」でアカデミー監督賞を受賞したジェームズ・キャメロンの監督デビュー作です。軍が開発した生物兵器だったピラニアが海に出てトビウオと交配、その結果、空飛ぶ殺人魚が誕生してします。殺人魚がカリブ海のリゾート地を襲う!
監督:ジェームズ・キャメロン 出演:トリシア・オニール(アン)、ランス・ヘンリクセン(スティーブ)、スティーブ・マラチャック(タイラー)、リッキー・ポール・ゴルディン(クリス)、テッド・リチャート(ラウル)、ほか
映画「殺人魚フライングキラー」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「殺人魚フライングキラー」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「殺人魚フライングキラー」解説
この解説記事には映画「殺人魚フライングキラー」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
殺人魚フライングキラーのネタバレあらすじ:起
カリブ海のリゾート島のホテルに宿泊している海洋生物学者のアンはアルバイトでダイビング教室の講師をしています。息子のクリスがガイドとしてデュモンの船に同乗して行った後、アンは生徒たちを連れて沈没船の見学に行きます。立入禁止と説明を受けていたにも関わらず、一人だけグループから離れ勝手に船内に入った生徒ヘイウッドが全身を噛みちぎられた状態で死亡しているのをアンが発見します。アンの別居中の夫の保安官スティーブが事件の捜査にあたります。
殺人魚フライングキラーのネタバレあらすじ:承
その夜、食事に誘おうと言い寄って来たダイバーのタイラーを道連れに、アンは死体置き場に忍び込み、ヘイウッドの死体の写真を撮っているところを宿直の看護師に見つかり追い出されます。その後、死体から羽の生えた魚が飛び出して、看護師を食い殺すと、窓を破って逃げていきました。撮影した写真の傷口から、アンはピラニアを遺伝子操作して育成した新種の魚によるものと推察します。その夜、タイラーとアンは一夜をともにします。一方、ホテルのコックをだまして食材を盗んだ二人の美女の船に殺人魚が侵入し、二人は殺されます。
殺人魚フライングキラーのネタバレあらすじ:転
翌朝、スティーブがアンのホテルにやって来ます。アンが死体置き場に身分証を忘れたことから、スティーブは一連の殺人にアンが何らかのかかわりがあると疑っているようです。アンは事態がはっきりするまでダイビングを含む海の行事をすべて中止すべきだと支配人に申し入れますが、逆にクビを言い渡されます。アンはタイラーとともに沈没船付近に潜水し、殺人魚の存在を確認します。タイラーは自身が殺人魚の育成に携わっていた生化学者であることをアンに打ち明けます。殺人魚は陸で産卵するグルニオンとピラニアの交配種で沈没船にはその殺人魚の卵が積まれていたのです。
殺人魚フライングキラーの結末
アンはスティーブとともに改めてホテルの支配人にすべてを明かし行事の取りやめの談判に行きますが支配人は聞き入れません。一方スティーブは、デュモンの娘アリソンとボートで出かけた息子のクリスをヘリで捜索に行きます。イワシの産卵を見物しよう浜辺に詰めかけた宿泊客たちに殺人魚たちが襲いかかり、ホテルはパニックに陥ります。アンとタイラーは殺人魚を全滅させるために沈没船にダイナマイトをしかけますが、ダイナマイトが爆発する前にタイラーは殺人魚に襲われ死亡します。何とか生還して海面に浮上したアンはクリスとアリソンの救出に成功したスティーブに助け上げられました。
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