パブリック・エネミーズの紹介:2009年アメリカ映画。1930年代、アメリカを震撼させた実在するギャング、ジョン・デリンジャーを題材とした作品。その苛烈かつ何処か儚げな人生をジョニー・デップが熱演。
監督:マイケル・マン 出演:ジョニー・デップ(ジョン・デリンジャー)、マリオン・コティヤール(ビリー・フレシェット)、ジェイソン・クラーク(ジョン・レッド・ハミルトン)、デビッド・ウェナム(ハリー・ピート・ピアポント)、スティーヴン・グレアム(ベビーフェイス・ネルソン)、ほか
映画「パブリック・エネミーズ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「パブリック・エネミーズ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「パブリック・エネミーズ」解説
この解説記事には映画「パブリック・エネミーズ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
パブリック・エネミーズのネタバレあらすじ:起
その時代を支配していたのはジョン・デリンジャーという男でした。銀行強盗という決して褒められる仕事をしているわけではありませんが、弱きからは盗まず金持ちだけをターゲットに絞った義賊的存在の彼は民衆からの支持も集めています。彼とその仲間は一度警察に捕まるものの、見事脱獄せしめます。その途中仲間の1人が死者を出した為にその男を切り捨てたものも彼らは無事に隠れ家に辿り着きました。
パブリック・エネミーズのネタバレあらすじ:承
大半の地元警察は既に買収済みではあるものの、一部の警察内でジョンを逮捕するための捜査局が設立されました。その支局長に任命されたのはパーヴィスという捜査官です。一方その頃ジョンはビリーという美女と出会っていました。かくしてパーヴィスとジョンの追いつ追われつが始まりました。パーヴィスはジョンを逮捕するため、経験豊富な捜査官達を呼び寄せます。そしてビリーと競馬場で遊んでいたジョンをとうとう逮捕することに成功するのでした。
パブリック・エネミーズのネタバレあらすじ:転
しかしジョンは腕の良い弁護士を雇い、再び仲間と脱獄の計画を立てます。しかし、無事に脱獄したジョンが暫くして仲間の元に戻ると、何故かジョンは一部の人間から邪魔者扱いを受け、そして隠れ家も使えなくなっていたのです。不審に思いつつもジョンは新たな銀行強盗を実施します。しかしその途中仲間の1人が捜査官に捕まり、強制的にジョンの居場所を吐かされてしまったのです。そしてジョンのアジトに攻め入った捜査官達とジョン達の銃撃戦が勃発します。その被害は甚大で、ジョンの仲間はジョンを残して全員殺されてしまいました。
パブリック・エネミーズの結末
そしてジョンにとって最悪なことに、自分と付き合っていた恋人ビリーまでもが捜査官に逮捕されてしまったのです。尋問されるビリーでしたが、決して口を割ることはありませんでした。一方、ジョンには複数の恋人がいました。そのうちのアンナとポリーに接触した捜査官達は、彼女達の弱みを突き買収に成功します。そしてアンナとポリー達の証言によってジョンの居場所を突き止めた捜査官達は、彼を待ち伏せその場でジョンに銃口を向けます。そしてジョンは最期にビリーに言葉を遺し、この世を去るのでした。
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