Viva!公務員(別題:ビバ!公務員/公務員はどこへ行く?/オレはどこへ行く?)の紹介:2015年イタリア映画。子供の頃からの夢を叶えリストラの心配のない公務員になったキッコだが、突然発表された公務員の人件費削減という政府の方針でリストラの対象になってしまい、退職勧告されてしまう。退職を拒否するキッコにリストラ担当者は人事異動を告知。僻地で勤務させ、何とか自主退職の書類に署名させようとするが…。 2016年にイタリアで公開された、喜劇俳優のケッコ・ザローネが主演のコメディ映画。
監督:ジェンナーロ・ヌンツィアンテ 出演者:ケッコ・ザローネ(ケッコ)、エレオノーラ・ジョヴァナルディ(ヴァレリア)、ソニア・ベルガマスコ(シローニ女史)、マウリッツィオ・ミケーリ(ペッピーノ(ケッコの父親))、ルドビカ・モドゥーニョ(カテリーナ(ケッコの母親))ほか
映画「Viva!公務員」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「Viva!公務員」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
Viva!公務員の予告編 動画
映画「Viva!公務員」解説
この解説記事には映画「Viva!公務員」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
Viva!公務員のネタバレあらすじ:起
アフリカでタクシーに乗ってある場所へ向かっていたケッコは車の故障で運転手と共に歩いて目的地へ向かおうとしていたが原住民に捕まり部族の長の前で自身の人生を語る事になる。ケッコは子供の頃からの夢を叶えリストラの心配のない公務員として働いていた。恋人はいるが結婚する気は無く実家で悠々自適な日々を過ごしていたが公務員を削減するという突然の政府のからの発表によりリストラの対象になってしまう。リストラの対象になってしまった事で恋人に振られてしまい、リストラ担当のシローニ女史はキッコに自主退職の書類にサインをさせようとノルウェーの離島にある観測所へ移動させてしまう。
Viva!公務員のネタバレあらすじ:承
シローニ女史の意に反し、観測所の研究員ヴァレリアに恋をしたケッコはノルウェーでの生活を満喫していた。ヴァレリアの家に招待されたキッコは彼女に父親の違う3人の子供がいる事を知り驚くが、やがて一緒に暮らし始めます。シローニ女史はキッコが自主退職に応じないと自信がリストラされてしまうことから書類にサインさせようとケッコを訪ねて来るも失敗に終わります。極夜の時期に入り、イタリアのサンレモ音楽祭をテレビで見ていたキッコは突然ホームシックに襲われイタリアへ帰国する事を決意。ヴァレリアも子供達を連れて一緒について行きます。
Viva!公務員のネタバレあらすじ:転
帰国したケッコはカストロヴィツィオで森林警備の仕事を始めます。シローニ女史は退職金を増額したにもかかわらず自主退職のサインを拒否され怒りが治りません。ある日ヴァレリアは動物保護も兼ねて動物園を始めようと考えますが運営の為の補助金がなかなか下りず動物達の餌代にも困るようになります。公務員という職にしがみつきイタリア独特の考え方や習慣に我慢の限界を超えたヴァレリアは子供達を連れてケッコの元から去ってしまいます。独りになって弱っているケッコへシローニ女子が色仕掛けで書類にサインさせようとしますがこれも失敗に終わります。そして、ここまで話を聞いていたアフリカの原住民達はヴァレリアより公務員という職を選んだケッコを避難します。
Viva!公務員の結末
実家に戻って来たケッコは自堕落な日々を過ごしていましたが、ケッコの元へ一通の書面が届きケッコは自身の職を取り戻します。喜ぶケッコでしたが何かか足りないと感じていました。そんな時ヴァレリアから電話がありケッコの子供を妊娠している事を告げられます。数時間後に父親になる事を言い、ケッコは原住民の長に解放してくれるよう頼みます。無事に出産したヴァレリアに予防接種はアフリカでは高価で受けられないと聞き、ケッコはシローニ女史に自主退職の書類にサインをすると電話をし、予防接種の費用を負担するため退職金の増額を要求し書類にサインをしてヴェレリアと暮らすことにします。病院に予防接種の薬が届き、キッコの両親は孫の顔を見にアフリカへ来ます。シローニ女史はケッコが送ったアフリカの子供達のビデオレターを見て感動し涙します。
以上、映画Viva!公務員のあらすじと結末でした。
「Viva!公務員」感想・レビュー
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良くも悪くもイタリア! 北欧になじんだ彼もやがてイタリアが恋しくなり.. イタリア人をよく知ってるのであるあるでした ヴァレリアもダイナミックで自由な人ですね
最近見たコメディ映画の中でいちばん面白かったです!! あの手この手を尽くして公務員の職にしがみつこうとする主人公・ケッコのふてぶてしさと逞しさに爆笑しつつも、少し見習いたいような気もしました。 最後はハッピーエンドを迎えるところもよかったです。