ジュラシック・ブリーダーの紹介:2013年アメリカ, ロシア映画。アメリカの田舎で、ひっそりを恐竜を育てていた老人が死んでしまい、都会から来た若者たちが恐竜の柵を解放したことから巻き起こる、恐竜VS人間の話です。Z級作品の様な匂いがしますが、CGもしっかりできていて、コメディホラーとして楽しめる作品です。
監督:ダニー・ビショップ 出演者:ヤナ・メイション(アビー)、ロレンツォ・ラマス(ローガン)、デクラン・ジョイス(オライリー)、コールブラウン(ビリー)、ドニー・ボアズ(ルーカス)、コーディー・ヴォーン(シェルドン)、アレクサンドラ・フルム(コリン)、キム・マトゥーラ(ジョーシー)ほか
映画「ジュラシック・ブリーダー」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ジュラシック・ブリーダー」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「ジュラシック・ブリーダー」解説
この解説記事には映画「ジュラシック・ブリーダー」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ジュラシック・ブリーダーのネタバレあらすじ:起
フォッシルリッジという田舎に住むアビーは、母が死んで一人暮らし。この田舎を出て歌手になる夢を持っています。
ある日、目覚めたアビーはビリーからの贈り物を目にします。「これを着て店に来い」と書かれています。母のトラックに乗りますが途中でエンストし、通りかかったケインに、ビリーの店まで乗せて行ってもらいます。ビリーは「お前の母さんに売った車の代金の残りを、その服を着て働いて返してもらう」と言うのです。露出の多い服に、店にいる常連の老人たちは釘付けです。
ケインは自分の農場の倉庫で、”ベス”と名付けた恐竜を飼っていて、一度逃げ出しますが戻って来ていました。
大学に通うルーカスは、友人のシェルドンとビーストを誘い、3人でスキーに出かけます。途中でガソリンが少ない事に気づき、途中のスタンドに寄ることにします。田舎を回ってエンターティメントショーのドサ回りをする、ウィリーとコリン、ジョーシーの3人がボロバスで走っています。ウィリーは「次のガソリンスタンドで止ろう」と話します。FBI捜査官のローガンとオライリーの元へ、フォッシルリッジで大型生物に人が襲われる事件の連絡が入ります。ヒマで仕事の無い二人は現地へと向かいます。
ジュラシック・ブリーダーのネタバレあらすじ:承
フォッシルリッジに入った、ルーカスとウイリー、ローガンの3台の車は、異様な変な匂いに鼻が曲がります。現場に着いたローガンラは女性捜査官のアトウッドから現場の説明を受けます。「3m以上の大型生物の歯型です」と言われ、落ちていた被害者の腕の側の大きな足跡を見せられます。
昼食の為キャリーアンの店に立ち寄ったローガンラは、キャリーアンから「恐竜を調べに来たの?ケイン博士が怪しいわよ」と教えられます。
日も暮れ、ビリーの店にガス欠のルーカスらの車と、煙が出ているウィリーのバスが入って来ます。ガソリンは無いと言うビリーとアビー。ルーカスとビーストはバスから降りてきたジョーシーとコリンを見て興奮します。一方一人冷静なシェルドンは、ケイン博士の家にガソリンがあることを聞き、「連れて行ってくれ」と頼みます。
ウィリーは「店にいる」と言い、ルーカスはジョーシーと「残る」と言います。アビーはシェルドン、ビースト、コリンを連れケインの家に歩いて向かいます。途中で母のトラックを見つけると、大きな吠える声が聞こえ慌てて車で走り出します。そのころアトウッドはローガンに「DNA艦艇の結果、今回の生物は恐竜の可能性が高い」と報告しました。
ジュラシック・ブリーダーのネタバレあらすじ:転
ケインの家に着くと、家の前でケインが倒れています。アビーとルーカスがケインを運びますが、怖がりのビーストは気配を感じ「オレはここに残る」と言って辺りを調べ始めます。近くの小屋で”アクロカウントサウルス”という看板を見つけ中に入ると、恐竜の子供がいます。
ケインが死んでしまい、外に出たルーカスらにビーストが恐竜の子供の話をし、全員で見に行きます。その後、ビーストがガソリンを見つけ喜んで知らせた後、倉庫の制御盤を見つけます。次々レバーを上げると照明がつきはじめます。更にレバーを上げると、それは恐竜の扉で、子供の恐竜から大型恐竜まですべての扉を開けてしまったのです。
あたりが恐竜だらけになり、慌ててアビー、シェルドン、コリンは逃げ出しますが、ビーストは取り残され襲われます。大型恐竜がアビーらを追います。ビリーの家に逃げ込んだものの、ビリーが食われ3人は再び走って逃げます。
SEXの真っ最中のルーカスとジョーシーでしたが、騎乗位のジョーシーの首を恐竜が食いちぎります。そしてトイレに行ったウィリーも食われてしまいます。アビーらがビリーの店に戻ってくると、生き残ったルーカスと合流します。
4人はバスに乗って逃げ出しますが、途中で煙を吹いて町中で止ってしまいます。4人は再び追って来た大型恐竜に襲われ、バスをひっくり返されると、シェルドンを残し3人はビルに逃げ込んだのでした。
ジュラシック・ブリーダーの結末
隙を見てシェルドンも逃げ込むと、ルーカスが空気銃を見つけ、「戦ってくる」と外に出たものの、あっという間に食われてしまいます。アビー、シェルドン、コリンの3人は、共食いを始める恐竜たちの合間をぬって逃げ出します。廃工場へ逃げ込みますが、逃げる途中コリンが転倒し、恐竜に踏みつぶされます。
アビーとシェルドン二人になり、部屋に逃げ込んだものの、恐竜に追い込まれ窓から飛び降ります。外にも恐竜がいて、シェルドンが踏みつぶされます。一人になったアビーは、恐竜に戦いを挑みます。
実は恐竜に殺されたのは、アビーの母だったのでした。再び倉庫の中に入り、化学薬品の貯蔵されている部屋に恐竜をおびき寄せると、ガソリンを撒き火を付けます。燃え上がる火は、薬品に引火し恐竜もろとも倉庫は大爆発を起こします。
この爆発音で目をさましたローガンとオライリーが現場に向います。現場では、唯一の生存者のアンビーが顔を隠され保護されています。ローガンは取材陣に、「ダチョウの突然変異が襲った」と説明し、恐竜の事は隠し通しました。
月日が経ち、アビーは田舎のステージで歌い、観客は大喜びしています。この騒ぎの中、扉から生き残っていた恐竜の子供が見ていました。
以上、映画「ジュラシック・ブリーダー」のあらすじと結末でした。
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