映画「ZOMBIO／死霊のしたたり」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ZOMBIO（ゾンバイオ）／死霊のしたたりの紹介：1985年アメリカ映画。アメリカの大学にやってきたハーバード・ウエストは死体を蘇生する薬を発明しました。死んだ猫で実験して成功したため、今度は死体安置所で人間にやってみる事にしましたが、蘇った死体によって修羅場を迎えます・・・という話です。８０年代のホラーブームの中で出されたゾンビ映画です。
監督：スチュアート・ゴードン 出演者：ジェフリー・コムズ（ハーバード・ウエスト）、ブルース・アボット（ダン ）、 デヴィッド・ゲイル（ヒル博士）、バーバラ・クランプトン（メイガン）、ジェリー・ブラック（メイス）ほか
この解説記事には映画「ZOMBIO／死霊のしたたり」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
スイスの大学に男のクーパー博士の部屋から叫び声が響きます。駆けつけると血まみれのクーパー博士と注射器を持った若いハーバード・ウエストがいました。問いかけに答えたウエストは死んだクーパー博士を蘇らせたのだと言いました。場面変わってアメリカの大学です。医学部の学生ダンは学長の娘メイガンと恋仲でした。ダンは一軒家に住んでいて、家の広さゆえ同居人を募っていました。そこにやってきたのがウエストでした。地下室を借りたウエストは自ら研究中の死体を蘇生する薬の開発を行っていました。
そんな時ダンが飼っていた猫が行方不明になりました。ダンが探しているうち地下室のウエストに部屋に入り込み冷蔵庫の中で猫の死体を見つけました。そこに帰って来たウエストに猫の事を問い詰めますが逆に勝手に侵入したことをとがめられました。その夜ウエストは地下室で死んだ猫に蘇生薬を注射しました。すると猫は蘇り暴れだしました。物音に気付いたダンが地下室に降りて行くと、猫と格闘するウエストの姿がありました。この時ウエストは自分の開発した薬の話をしダンに協力を頼みました。了解したダンはウエストと共に大学病院の死体安置所に忍び込み、人間の死体を蘇生させることにしました。
忍び込んだ死体安置で並んだ死体を吟味するウエストです。死後時間のたっていない死体を探しているのです。そして見つけた死体に薬を注射しました。蘇った死体は体格の良い男で暴れ始めました。暴れるゾンビを収めることができなくなっているときに、学長が死体安置室にやってきました。そしてゾンビ男に殺されました。ゾンビ男を骨をカットするカッターでやっと仕留めたウエストでした。学長を蘇生させた二人はゾンビとなった学長をヒル博士の部屋に閉じ込めました。ヒル博士はゾンビとなった学長にロボトミー手術をほどこし、てなづけることに成功しました。そしてウエストの研究が気になったヒル博士はウエストの元へと向かいました。しかしウエストに待ち伏せされ首をはねられてしまいました。ウエストはヒル博士の首と胴体を別々に蘇生させました。ウエストが気を抜いたとき、胴体バラバラのヒル博士がウエストを襲い、彼の研究資料を盗み出し、博士が狙っていたメイガンも連れ去りました。
研究室に戻ったヒル博士は死体を蘇生させ、ロボトミー手術を行い、ゾンビ達を手下にしました。そしてメイガンを全裸にし首だけで楽しみ始めました。一方研究資料を盗まれたウエストとメイガンをさらわれたダンはヒル博士の元に向かいました。大学病院の中は蘇ったゾンビ達であふれていました。修羅場となった病院内では至る所でゾンビに襲われています。どうにかメイガンのところにたどり着いたときはすでにメイガンは死んでいました。思いつめたダンはメイガンに対して蘇生薬を注射するのでした。
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