麗しのサブリナの紹介:1954年アメリカ映画。「ローマの休日」で成功を収めたオードリー・ヘプバーンが次回作として出演した本作は、アカデミー衣装デザイン賞を受賞し、細身の彼女のために作られたズボンが「サブリナパンツ」と呼ばれて大流行するなど、社会現象を巻き起こすほどの大ヒットを記録。公開当時の大スターであるハンフリー・ボガートやウィリアム・ホールデンが共演していることでも話題となった。
監督:ビリー・ワイルダー 出演者:オードリー・ヘプバーン(サブリナ・フェアチャイルド)、ハンフリー・ボガート(ライナス・ララビー)、ウィリアム・ホールデン(デイヴィッド・ララビー)、ジョン・ウィリアムズ(トーマス・フェアチャイルド)、ウォルター・ハンデン(オリヴァー・ララビー) ほか
映画「麗しのサブリナ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「麗しのサブリナ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「麗しのサブリナ」解説
この解説記事には映画「麗しのサブリナ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
麗しのサブリナのネタバレあらすじ:起
大富豪のララビー一家専属の運転手を務めるトーマス・フェアチャイルド(ジョン・ウィリアムズ)の娘サブリナ・フェアチャイルド(オードリー・ヘップバーン)は、大富豪一家の次男であるデイヴィッド・ララビー(ウィリアム・ホールデン)に恋をしています。しかし、肝心のデイヴィッドは女好きのプレイボーイで、別の女性に夢中です。社会的地位の差を気にするトーマスから不毛な恋心を抱くのは止めるように言われたサブリナは傷つき、車庫にある車を全て空吹かし、自殺を図りますが、そこへララビー一家の長男ライナス(ハンフリー・ボガート)がやって来て彼女を助けます。サブリナはトーマスからパリに行くことを勧められ、2年間の留学をすることになります。料理教室へ通い始めたサブリナは、初めのうちは身が入らなかったものの、教室で年老いた紳士と出会い、彼からフランス仕込みの振舞い方やセンスを教わるのでした。
麗しのサブリナのネタバレあらすじ:承
帰国したサブリナは、車で家まで送ったデイヴィットが気付かないほど美しい女性へと成長していました。デイヴィッドは一家の事業拡大のために、父のオリヴァー・ララビー(ウォルター・ハンデン)やライナスから、合併先の実業家の娘との望まぬ結婚を命じられていたのです。その晩、サブリナをパーティーに誘ったデイヴィッドは、彼女の美しさに惚れ込み、二人きりになるために会場を抜け出そうとしますが、オリヴァーに呼び出されて口論になり、その弾みで大怪我を負ってしまいます。デイヴィッドを待つサブリナの元へライナスがやって来て、彼女の相手をしますが、ライナスは合併の障害となっているサブリナをパリへ追いやろうと考えていました。しかし、美しい彼女の姿に段々と惹かれていってしまいます。
麗しのサブリナのネタバレあらすじ:転
あくる日、ライナスは計画実行のためにパリ行きの乗船券を2枚購入します。その晩ライナスのオフィスを訪ねたサブリナは、彼に料理を振舞おうとして、その乗船券を見つけます。パリへ向かうライナスが、自分も一緒に連れて行ってくれるのだと思い込んだサブリナは喜びをあらわにしますが、ライナスは彼女に嘘をつき続けることが出来ず、計画を全て話します。ライナスは、本当はデイヴィッドを共に行かせようとしていたのです。ショックを受けたサブリナはオフィスを出ていくのでした。一人でパリに行くことを決意したサブリナは、回復したデイヴィッドに会いに行き、別れを告げます。その頃、ライナスは彼女を深く傷付けてしまったことを後悔し、考えを改めるのでした。
麗しのサブリナの結末
次の日、急遽会議を開いたライナスは、重役たちの前で合併を取り消すことを宣言し、デイヴィッドとサブリナが婚約することを伝えようとしますが、そこへデイヴィッドが現れます。彼はライナスとサブリナが結婚するという記事が載った新聞を手に、ライナスにパリへ行くよう説得します。彼は、ライナスとサブリナが相思相愛であることを知り、二人の仲を後押ししたのです。そのデイヴィッドの説得によって、自分がサブリナを愛していると確信したライナスはオフィスを飛び出し、デイヴィッドが用意した船でサブリナが乗っている船へと急ぎます。そして再会した二人は、抱き合うのでした。
とても良い時代の素敵な映画ですね!
ハンフリーボガードはとても渋くてチャーミング ヘップバーンも完璧に綺麗⭐️
何度も繰り返し観たくなりますねぇ〜!