カリフォルニア・ディストラクションの紹介:2015年アメリカ映画。その日は、明日かもしれない…。ロサンゼルス一帯に迫り来る超巨大地震。予知システムを開発した地震学者の女性が夫の連れ子である娘を救うため奔走する姿を描いたB級災害スペクタクルアクション作品です。
監督:ジョン・バウムガートナー 出演者:ジェイ・キャッスルズ(モリー・ダン)、グレイス・ヴァン・ディーン(アリ)、ジェイソン・ウッズ(ニック)、レイン・タウンゼンド(ハンク)、エレイン・パートナウ(ローウェンスタイン夫人)、カイル・バーク(ダニー)ほか
映画「カリフォルニア・ディストラクション」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「カリフォルニア・ディストラクション」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
カリフォルニア・ディストラクションの予告編 動画
映画「カリフォルニア・ディストラクション」解説
この解説記事には映画「カリフォルニア・ディストラクション」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
カリフォルニア・ディストラクションのネタバレあらすじ:起
女性地震学者のモリー・ダン(ジェイ・キャッスルズ)は、ヘリコプターのパイロットである夫・ハンク(レイン・タウンゼンド)、ハンクの連れ子である義理の娘のアリ(グレイス・ヴァン・ディーン)との3人家族で暮らしています。しかし、ハンクとは関係は良好なものの多忙により中々一緒に過ごせず、大学を休学してロサンゼルス市内のホテルで働くアリには血の繋がりがないこともあって中々復学してほしいということも、彼氏を家に招いてはどうかという提案も言い出せずにいました。
モリーは幼い頃に父を大地震で失って以来、少しでも父のような犠牲者を減らそうと地震予知システムの開発に心血を注いでいました。
カリフォルニア・ディストラクションのネタバレあらすじ:承
その日、モリーは大学で授業をしていると、奨学生のニック(ジェイソン・ウッズ)という若い男がやたらとモリーに絡んできました。モリーは数年前に自身が開発した地震予知システムの不具合により誤った避難勧告を出してしまったという苦い過去があり、どうしても単位が欲しいニックはそのことを突っついてきたのです。モリーとニックが大学内のカフェにいたその時、マリブ近辺を震源地とするマグニチュード5.1の地震が発生、そしてモリーの開発した予知システムは、カリフォルニアの地下にあり1300Kmにおよぶサンアンドレアス巨大断層が大変動を起こし、数分以内にロサンゼルスにマグニチュード10を超える超巨大地震が来ると警告を発してきました。
カリフォルニア・ディストラクションのネタバレあらすじ:転
モリーは慌ててカフェにいる人々に避難を促しますが誰も彼女の話を信じず、一計を案じたモリーはニックを銃を持つ不審者呼ばわりしてその場でパニックを起こし、ようやく人々を避難させることに成功しましたが、予知より1分遅れでロサンゼルスにマグニチュード12ともいわれる地震の余震が襲い掛かってきました。地盤は崩壊、陸地の一部は海に沈み、ロサンゼルスの街は大パニックに陥りました。
モリーは避難要請を出し、仕事中のハンクに連絡してホテルで働くアリを救出してほしいと頼みましたが、ハンクが途中で給油している最中に肝心のヘリコプターは壊れてしまいました。仕方なくモリーは自分の車でホテルに向かおうとしましたが車は瓦礫に押しつぶされてしまっており、モリーは協力を買って出たニックの車でホテルへ向かいました。実はニックはモリーに内緒でアリと付き合っているのです。
カリフォルニア・ディストラクションの結末
モリーとニックは危険を承知の上でアリのホテルを目指しましたが、途中で地割れに遭い車は故障してしまいました。何とか道端の車を拝借して急ぐモリーとニックでしたが、今度は動物園から脱走してきた猛獣の群れに見舞われました。車を避難民に奪われたモリーとニックは徒歩で地下通路に入り、ようやくアリのホテルに辿り着きました。その頃、アリは発作を起こした老夫婦を脱出用のバスに乗せようと手伝っていました。しかし、老夫婦の夫は亡くなってしまい、バスに乗れる定員もオーバーしてしまい周囲はパニックに陥りました。駆け付けたニックはパニックを制し、モリーやアリ、生き残った人々は屋上へと逃げ込みました。そこへようやくハンクの操縦するヘリコプターが到着、ギリギリのタイミングで何とか脱出を果たしたモリーとアリは抱擁し合いました。
ドウェインジョンソン主演の「カルフォルニア・ダウン」の前章譚か前日譚とうたっている作品ですが、ジェイ・キャッスルの危機感のなさの演技で観る前の期待が半減しましたよ。B級映画なのでしょうか。前章譚とか前日譚とか歌うなら、ドウェイン・ジョンソンで撮ってほしかったです。