ソウ3の紹介:2006年アメリカ・カナダ映画。救急病院の医師リン・デンロンは夫との関係がうまくいかず、悩んでいた。ある日猟奇殺人器ジグソウのゲームに参加を余儀なくされた彼女はジョン・クレイマーという末期患者の男あるゲームの間生かすように命じられる。モニターには別の人物が許しを施すためのゲームを行っていた…。
監督:ダーレン・リン・バウズマン 出演:トビン・ベル(ジグソウ)、ショウニー・スミス(アマンダ)、アンガス・マクファーデン(ジェフ)、バハー・スーメク(リン・デンロン医師)、ディナ・メイヤー(ケリー)、ほか
映画「ソウ3」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ソウ3」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ソウ3の予告編 動画
映画「ソウ3」解説
この解説記事には映画「ソウ3」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ソウ3のネタバレあらすじ:起
猟奇殺人犯ジグソウを追うアリソンは、彼の手口が変わってきたことに気づきました。今まで勝者は必ず生き延びる道があったにもかかわらず、脱出できないように細工されているからです。ところが不審がっていたのもつかの間、彼女はジグソウに捕らえられ、無残な死を遂げます。医師のリン・デンロンは夫との関係がうまくいかず、勤め先の病院でも同僚に叱責されるほど。彼女もある日ジグソウに拉致されてしまいます。そこには瀕死の老父と女性がいました。老父はジョン・クレイマー、ジグソウと呼ばれ世間を震撼させた猟奇殺人鬼でした。女性はアマンダといい、ジョンの右腕で彼を父のように慕っていました。リンは「ある男」のゲームの間中確実にジョンを生かすよう要求されます。リンの首には禍々しい金属の装置が取り付けられました。ジョンが死ぬと装置の弾丸が彼女の顔に向かって発射される仕組みです。
ソウ3のネタバレあらすじ:承
アマンダの見つめる先には「ある男」のゲームのリアルタイムな様子が映し出されていました。男はジェフといい、数年前交通事故で幼い息子を亡くしていました。ジェフは迷路のような出口のない建物の中をさ迷い歩きます。彼がたどりついたのは冷凍室。事故の目撃者の女性が全裸で放置されていました。ジグソウの指示と各人のカルマが記録されたテープレコーダーを再生すると、「臆病にも事故の証言しなかった彼女を許すことができるか?」と問いかけがジェフにされました。彼女の頭上から冷水のシャワーが降り始め、彼女は悶え苦しみます。あっという間に彼女は凍りつき、ジェフは部屋を後にします。次の部屋には異臭が立ち込めていました。大きなタンクの中には初老の男が一人。彼はハルディンといい、事故の裁判を担当した裁判官でした。「犯人に軽い判決を下した彼を許すことが出来るか?」というジグソウの問いかけの後、ハルディンの頭上のベルトコンベヤが稼働し始めました。かつて屠殺場だったそこには大量に腐った豚肉があり、ぐじゅぐじゅに溶けたミンチとなってハルディンに降りそそぐのでした。助けを求める彼にジェフは救いの手を差し伸べるべきか迷います。彼を救う鍵は亡き息子の遺品を焼いた後に残るすすの中にしかありません。結局ジェフは息子の遺品が焼けるのを待ち、鍵を取り出してハルディンを助けました。
ソウ3のネタバレあらすじ:転
一方のリンはジェフのゲームが終わるまで、ジョンの脳圧を下げるため切開手術をすることになりました。血液で圧迫された彼の脳はいまやかつて自分が愛した女性の幻覚を見せるほどに変容しています。数少ない手術道具をうまく使って手術は何とか成功しました。しかし、ジョンがリンを信頼する様子にアマンダはふつふつと怒りを覚えるのでした。
ハルディンと共に次なる部屋へと向かうと、若い黒人の男が手首足首そして頭に装置を取り付けられていました。テープレコーダー曰く、彼がジェフの息子を殺した犯人の男なのです。装置は歯車のように軋み、彼の手首や腕をあらぬ方向にねじっていきます。ハルディンはジェフに復讐をしてはいけないと諭しますが、ジェフは良心と復讐心の間で葛藤します。彼を救うためにライフルの銃口の手前にある鍵を手に取りました。ライフルが誤作動を起こし、ハルディンが倒れました。ジェフは混乱しながらも犯人の男の喉元にある鍵穴に近づきましたが、時すでに遅し。男はなくなっていました。
ソウ3の結末
ジョンと親しげに話すリンの姿にアマンダは業を煮やしていました。ジェフが今こそ建物を抜けようとしていた時、ついに彼女はリンに銃口を向けました。ジョンは「リンが私たちの命を握っている」とアマンダをなだめますが、アマンダは引き金を引き、リンは腹部に重傷を負います。ジェフがジョンのもとにやってきました。建物とジョンの居場所は繋がっていたのです。リンは、ジェフの妻でした。ジェフは彼女が瀕死になっているのを見つけ、発砲したアマンダを殺害します。ゲームが終わってもなお、ジョンは彼に「私にふくしゅうをするな」と畳みかけます。ジェフは妻をひどい目に合わせたジョンの首を電動のこぎりで掻っ切りました。ジョンは手元のテープレコーダーを再生し、ジェフに伝えます。「空気が徐々に減っていく場所に娘をさらった」と。そしてジョンの命がついえた瞬間、リンの首が吹っ飛ぶのでした。
大好きなSAWシリーズ第三弾。
R指定はないものの、未成年のお子様へのご配慮をと注意書きがあるくらいです。
ジグソウのことを父のように慕うアマンダとありますが、恋愛感情がそこにはあるのではないかと思うくらいジョンに対しての執着心が凄まじいです。
主人公は殺さないだろうと高を括っていたわたしですが、ジグソウが死んでしまうという衝撃的な展開に頭がついていけませんでした。
SAWシリーズは一気に全てのシリーズが見られるなら見た方が気持ちよく眠れます。ホラー映画にくくられると思いますが、サスペンス要素もあり、ストーリーにもとても引き込まれます。
他のスプラッターホラー映画と違い、ストーリーも楽しめます。