映画「案山子男 オン・ザ・ビーチ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
案山子男 オン・ザ・ビーチの紹介：2004年アメリカ映画。とある大学の野球部にて伝統である新入生イジメをしていた学生たちは、恐ろしい噂のあるとうもろこし畑へと向かう。そこで一人の生徒をとうもろこし畑に残し近くのビーチへと向かった学生たち。しかしそこへ噂の案山子男が現れ学生たちを次々に殺していくのだった。
監督：ブライアン・カットキン 出演：ケン・シャムロック（ラムジー）、マシュー・リンハード（ジャック）、サマンサ・アイリング（ベス）、ケイレブ・ローリグ（サム）、デヴィッド・ゼリーナ（マイク）、ジェフ・レクター（レイ）、ほか
この解説記事には映画「案山子男 オン・ザ・ビーチ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
とある大学の野球部では、毎年恒例の新入生いじめを行っていた。チームのキャプテンであるジャック（マシュー・リンハード）は、コーチであるラムジー（ケン・シャムロック）からいじめをやめるよう言われる。
ジャックは最優秀選手であるマイク（デヴィッド・ゼリーナ）に新入生へのいじめをやめるよう言った。面白くないマイクは、ビーチに行くと嘘を言って案山子男が出るという噂がある、とうもろこし畑へと車を走らせた。
ジャックの勧めで野球部に入部していたルームメイトのサム（ケイレブ・ローリグ）も連れて行かれ、とうもろこし畑でマイクたちによる酷いシゴキを受けることとなる。
糖尿病の持病を持っていたサムは、低血糖の症状で気性が荒くなり、マイクたちに拳を振り上げた。マイクたちは反抗するサムを案山子男が縛られている場所に拘束し、ビーチへと向かった。
ぐったりするサムを心配した他のメンバーは、新入生たちにサムの様子を見てくるよう促す。新入生たちはコーチの電話に留守電を残し、サムの縄をほどこうとするも、案山子男が現れて殺されてしまう。
一方、ジャックはマイクたちと海へ行かず、ベス（サマンサ・アイリング）と恋仲になり一夜を過ごしていた。入った留守電からサムの状況を知り、とうもろこし畑へ向かいぐったりしたサムを見つける。
ベスの義理兄で腕利きの医者であるレイ（ジェフ・レクター）の診察を受け、一命を取りとめたサム。しかし、意識は戻らなかった。
ビーチで楽しむマイクたちは、あることがきっかけで喧嘩をしてしまい、はぐれた仲間は案山子男によって殺される。遅れてきたジャックはマイクたちを問い詰め大喧嘩するも、夜には落ち着きみんなでキャンプファイヤーをしていた。
そこへ案山子男が現れ、仲間を数人殺され、ベスは案山子男によって重傷を負う。間一髪の所で留守電を聞き、かけつけたラムジーコーチに助けられたジャックたち。案山子男と意識の戻らないサムは、何らかの関係があると思ったジャックたちは、サムのいる病院へと急いで向かった。
先に病院に到着していた案山子男を警戒しながらも、サムの意識を戻そうと試みる。案山子男との激しい乱闘の末、サムの意識が戻り、案山子男はただの案山子となった。
３週間後、学校に復帰したサム。あまり目立たない存在だったサムは、案山子男に勝った男として学校では有名になっていた。
案山子男との闘いの末、生き残っていたラムジーコーチは一流プレーヤーたちのいるチームの監督へと就任し、夜行便で町を発つつもりだった。サムは、マイクと共にパーティーへと向かう計画をしていた。
しかしその夜、ひと気のない場所でマイクを殺したサム。鏡に映るサムはサムではなく案山子男だった。コーチを驚かせるためにジャックたちは学校を訪れ、最後の別れをしようと計画していた。しかし、そこには変わり果てたコーチの姿があった。
サムに案山子男が乗り移ったと確信したジャックは、ベスと共に教会へと逃げ込む。追ってきたサムと激しく争う。争いの最中、鏡に映る自分が案山子男の姿をしていることに気づいたジャックは、教会の十字架の杭に自ら胸を刺して自決するのだった。
以上、映画「案山子男 オン・ザ・ビーチ」のあらすじと結末でした。
この映画の感想を投稿する