映画「血塗れた道の悪夢」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
血塗れた道の悪夢の紹介：2015年チリ映画。ベルリンへの留学が決まったアナのお祝いのために、友人の家に行くことになった若者５人が、田舎の村で、監禁殺人一家に捕らわれ、驚愕の体験をするという内容の、チリ版『悪魔のいけにえ』的なホラー映画です。
監督：ルシオ・A・ロハス 出演者：アンドレア・ガルシア＝ウイドブロ（アナ）、ソフィア・ガルシア（スザーナ）、ディエゴ・カサヌエバ（アルフレッド）、ハビエラ・エルナンデス（フラン）、アリエリ・グティエレス（カルメン）、ギレルモ・アルファロ（ロナルド）、フェリペ・コントレラス（ペドロ）、トマス・ビディエーリャ（グスタボ）、ダニエル・アンティヴィロ（ホアン）ほか
この解説記事には映画「血塗れた道の悪夢」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
アナのベルリン留学祝いのため、スザーナ、フラン、フェリベ、アルフレッドは車でレオの家に向かいました。途中でフェリベが道を間違い、引き返して別の道に入りました。田舎道の途中で犬の死骸があり、車を止めて確認した後、エンジンがかからなくなりました。そこに中年の男ホアンと若い女のチェリーダが歩いてきました。
ホアンがエンジンを見てやるといって修理するとエンジンがかかりました。アルフレッドがお礼に金を渡そうとするとホアンは怒り出しました。そしてこの辺は危険だから早く行けと忠告して立ち去りました。しばらく走ると道の途中に若い女性が血まみれで座っていました。フェリベは通り過ぎようと言いましたが、正義感の強いアナは止めて助けようと言い、車を止めて皆で女性の様子を見ました。
そこに一台のトラックが来ました。助かったと思った瞬間、二人の男が降りてきて棒で襲い掛かりました。逃げるフランは足をショットガンで撃たれました。アナが目覚めると大きな家の中でした。目の前でアルフレッドが鎖で縛られていました。フェリベは暗い部屋に監禁されていましたが、周囲にも監禁された人達がいました。そしてスザーナとフランは同じ部屋でした。その家は中年女のカルメンが二人の男を使っていました。
翌朝、カルメンはアナとスザーナ、フランの３人を朝食に呼びました。その時ホアンが配達に来ました。助けを求めるアナを見たホアンはアナに車に乗るように言いますが、感づかれて逆に家の中に入るように言われました。ホアンはカルメンに罵倒されました。そして肩を撃たれ、チェリーダと共に監禁されました。その後カルメンはアナとフランを外に連れ出しました。アナにショットガンを渡し、袋を被せた男を射殺しないと、フランを殺すと言い出しました。アナはショットガンで撃ち殺しました。袋を取ると殺した男はフェリベでした。
兄を殺されたフランは、アナにお前があそこで止まれと言ったからこうなったと罵声を浴びせ始めました。アルフレッドが隙をついて、男を襲い、アナと逃げ出しました。途中で、車に乗った親子に助けを求め、トラックの荷台に隠れますが、追ってきた男たちに親子は殺されました。銃を奪ったアルフレッドが威嚇しながら逃げましたが、途中で罠に足を挟まれました。アナはカルメンの従弟のホルヘに捕まり連れ戻されました。
そのころホアンはチュリーダのロープを口でほどいて逃がしました。ホアンも自分の手の皮を剥ぎながら鎖から抜け出しました。しかしホアンはカルメンに首をはねられ殺されました。しばらくするとカルメンらを取り仕切る老人グスタボがやってきました。従弟のホルヘが一緒に仕事をしたいと言うと射殺されました。そして足を撃たれて歩けないフランの手首を切断しました。そしてアナとスザーナに私の国に来て子供を産んでくれと言いました。
チェーンで縛られ鍵を掛けられ監禁されているところへチェリーダがやって来ました。アナは鍵のありかを教え解放してもらいました。5人で逃げますが、罠で足をやられたアルフレッドは、自分が注意をひいて奴らをここにとどめると言って残りました。しかしフランが追ってきた男に撃ち殺されました。途中でスザーナが捻挫をし、アナとチェリーダの二人で逃げました。アナが男を殺し、車を盗んで発進しようとすると、鎖でアルフレッドが繋がれていたため殺してしまいました。アナとスザーナはカルメンとグスタボに追い込まれました。アナはショットガンで二人を狙いますが、カルメンがスザーナを射殺したため、怒ったアナがカルメンを射殺しました。諦めたグスタボは歩いて立ち去りました。一人で逃げるアナは途中で女性の乗った車に助けを求めました。そして早く車を走らせろというアナの言うとおりにしない女性を、アナは射殺するのでした。
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