シャコタン★ブギの紹介:1987年日本映画。高級車をシャコタンに改造した、80年代の若者たちの青春を描いたヤンキー映画です。当時を知る年代には、たまらないほどの改造車や、車に関する専門用語が満載の作品で、撮影場所や舞台の地域がマニアには聖地にもなっています。
監督:中原俊 出演者:木村一八(コージ)、金山一彦(ハジメ)、佐野量子(ユミ)、藤井一子(マリコ)、森一馬(ジュン)、木築沙絵子(沙世子)、松本浩一(アキラ)、松本友里子(カオリ)、田中博行(マコト)、渡辺祐子(ケイコ)、仲村トオル(白いゴルフの男)ほか
映画「シャコタン・ブギ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「シャコタン・ブギ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「シャコタン・ブギ」解説
この解説記事には映画「シャコタン・ブギ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
シャコタン★ブギのネタバレあらすじ:起
ミニバイクのコージは先輩のハジメの家に行きました。するとハジメは親に買ってもらったソアラをシャコタンに改造し、コージに自慢げに見せました。高校卒業後、農業を継ぐと言ったら買ってくれたという事でした。早速二人はソアラで街に走りに出ました。車内はもちろん土足禁止です。早速フェアレディZが煽ってきました。ハジメは勝負しましたがあっさり負けてしまいました。彼らの兄貴分のようなチューンアップ工場のジュンの所へ行きました。するとそのフェアレディZはジュンがL-28を3リッターにチューンアップしたもので、乗っているのはアキラだと言いました。二人はヨコナミへ走りに行きましたが、閉鎖中で仕方なくバックすると、後ろのカマロにぶつけてしまいました。カマロから降りてきたマコトに暴行されますが、恋人のケイコに助けられました。
シャコタン★ブギのネタバレあらすじ:承
夜になり、ハジメとコージは夜の街にナンパに行きました。女の子をナンパできない二人は、アキラたちのたまり場に出くわしました。そこで、誰でもやらせてくれるという、『サセコ』の話を聞きました。ホテル『ナポリ』にいつもいて、近くのレストランでエビフライを食べる女だと言いました。探しに行こうと言うハジメでしたが、ソアラを覗き込むユミとマリコがいました。探すのを止めてユミとマリコを車に乗せることになりました。ユミはコージを気に入っていますが、マリコはハジメを嫌がっていました。そのころジュンは彼女である沙世子とレストランにいました。この沙世子こそ噂のサセコでした。ジュンとの待ち合わせがホテル『ナポリ』で、終わった後レストランでエビフライを食べるのが常でした。この日もエビフライを食べながら、ベンツを買ってくれた男との結婚に悩み、相談していました。ジュンは金持ちではないので好きにしろと言いました。
シャコタン★ブギのネタバレあらすじ:転
ハジメたちは海に行きました。コージとユミは別行動をしました。そのころ、マコトがケイコが事故で死んだマコトの兄の事故現場にいました。そこにはジュンもいました。ジュンとマコトの兄がレースをして、マコトの兄が事故死した命日でした。マコトはジュンに勝負しようと申し込みました。マコトの態度にあきれたケイコは歩いて帰り始めました。コージとユミはキスをしていました。そこにケイコが通りかかりました。気まずいムードになり、ユミが怒りだし、歩いて帰り始めました。そのユミをマコトが車でナンパしました。ケイコはハジメのソアラに乗せてもらい帰ることになりました。一方マコトはユミを強姦しようとしていました。聞きつけたジュンとコージが駆けつけ、ジュンがマコトに暴行しました。やがて深夜0時を越え、シャコタン車が次々ヨコナミに集結しはじめました。
シャコタン★ブギの結末
そして、ジュンとマコトの勝負が始まりました。ジュンの車は自分で改造したハコスカ(スカイラインの3代目モデル)です。一進一退のレースでしたが、パトカーに追いかけられた、ハジメとコージが逃げ込んだ山道はヨコナミに抜ける道でした。そしてヨコナミに出た途端、マコトの車に接触しました。その後再びレース中の車に出くわし、マコトのカマロは停車中のトラックに激突し炎上し、ジュンのハコスカは山に突っ込みました。ジュンが燃えるカマロからマコトを助け出しました。沙世子はベンツの男との結婚をやめ、ジュンについて行く決心をしました。アキラはカオリにプロポースしました。マコトはケイコと帰りました。ハジメはソアラを水玉模様にして、コージと一緒に走り始めました。
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