シャン・チー/テン・リングスの伝説の紹介:2021年アメリカ映画。アメリカ、サン・フランシスコでホテルマンとして働く、地味な青年シャン・チー。同僚であり居候させてもらっているケイティと平穏な暮らしを送っていたある日、犯罪組織テン・リングスの刺客に襲われる。実はテン・リングスのリーダーこそ、シャン・チーの父親ウェンウーだった。シャン・チーは父の魔の手から逃れられていなかったことを悟り、過去と向き合う決意をする。伝説の腕輪テン・リングスを操るウェンウーを相手に、シャン・チーもかつて父から授かった力を解き放つ。マーベル・シネマティック・ユニバースから、新たな時代を築く武術を使うヒーローが誕生した。
監督:デスティン・ダニエル・クレットン 出演:シム・リウ(ショーン/シャン・チー)、オークワフィナ(ケイティ)、メンガー・チャン(シャーリン)、ファラ・チャン(リー)、フロリアン・ムンテアヌ(レーザー・フィスト)、ベネディクト・ウォン(ウォン)、ミシェル・ヨー(イン・ナン)、トニー・レオン(ウェンウー)ほか
映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
シャン・チー/テン・リングスの伝説の予告編 動画
映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」解説
この解説記事には映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
シャン・チー/テン・リングスの伝説のネタバレあらすじ:起
アメリカ、サン・フランシスコ。
ホテルでバレーサービスを担当している駐車係のショーンは、同僚であり居候させてもらっている親友のケイティと共に、穏和な暮らしを送っていました。
いつものように2人でバスに乗り込むと、突如片腕のレーザー・フィストを始めとする凶悪な刺客に襲われました。
ショーンはこれまで秘めていた戦闘力を発揮し、次々と敵を倒していきます。
そんな相棒の姿に驚くケイティ。しかし運転手が気絶しバスが暴走してしまいます。ショーンが最後の敵レーザー・フィストと戦っている間、ケイティは持ち前のドライブ・テクニックでバスの運転を仕切ります。
2人の息はぴったり合い、刺客を撃退しました。
シャン・チー/テン・リングスの伝説のネタバレあらすじ:承
正体を尋ねられたケイティに、ショーンは本当の名前はシャン・チーだと名乗りました。
不老不死を手に入れ1000年以上生きる父ウェンウーは犯罪組織テン・リングスのリーダーであり、その後継者としてシャン・チーは幼少時より戦闘教官デス・ディーラーからあらゆる殺人術を教え込まれてきたのでした。
しかし、シャン・チーは無闇に力を振るうことを好まない優しい性格でした。青年になると父から逃げ出しアメリカに身を隠しましたが、ウェンウーは息子を連れ戻すため、アメリカへ刺客を送ったのでした。
父の魔の手から逃れることができないと悟ったシャン・チーは過去と向き合う決心をするために、亡き母リーが眠る故郷、神秘の村ター・ローに向かいました。そんなシャン・チーを放っておけないケイティも同行することにしました。
シャン・チー/テン・リングスの伝説のネタバレあらすじ:転
マカオに着いたシャン・チーは妹のシャーリンと再会しました。しかし、ここにもテン・リングスの追っ手がやってきて、シャン・チーらは捕まってしまいます。再会した父ウェンウーは秘境の村へ続く道を探し出し、さらにパワーを授かり、世界を脅かす陰謀を企てていると話しました。
なんとしてでも阻止したい3人は閉じ込められた檻で、6本足と4枚の翼に顔を持たない不思議な生き物モリスと、モリスの鳴き声を理解することができる舞台役者トレヴァーに出会いました。
檻を抜け出し、モリスの案内で秘境の村にやってきた3人は、叔母のイン・ナンと出逢います。
間もなくウェンウーが襲ってくることを告げ、村人たちは戦いの準備に取り掛かりました。ケイティもマスターに弓矢を教えてもらい、準備が整ったところへテン・リングスがやってきました。
激しい戦いが行われる中、ウェンウーが向かったのは、この村の祖先が多くの犠牲を払って魔物を封じ込めた異次元の門、ダーク・ゲート。ウェンウーは闇の魔物に導かれ門を開けようとしていました。
戦いをシャーリンに任せ、ウェンウーと対峙するシャン・チーは、亡き母は今のお前を愛さないと言い攻撃を仕掛けますが、ウェンウーの腕に光るテン・リングスの威力により、シャン・チーは湖に沈められてしまいました。
魔力によりリーの声を聞いたウェンウーはダーク・ゲートを壊そうとします。すると壁の隙間から、おびただしい数の魔物たちが飛び出し、村人とテン・リングスのメンバーたちの魂を吸い取っていきます。
敵味方関係なく協力しないと助からない状況の中、村人とテン・リングスは一緒になって未知の魔物に攻撃をしかけました。
シャン・チー/テン・リングスの伝説の結末
シャン・チーは湖に沈んでいきながら母の声を聞きました。同時に、底に眠る龍を呼び起こすと、ダーク・ゲートを壊そうとするウェンウーと再び対峙し、攻撃をしかけました。
激しい戦いの末、ウェンウーを一度は押さえ込んだシャン・チー。しかしその瞬間、ダーク・ゲートが開き、巨大な闇の魔物が現れシャン・チーを襲います。ところが、ウェンウーが身代わりとなり闇の魔物の餌食となりました。
ウェンウーはテン・リングスを腕から外し、シャン・チーに託すと息を引き取りました。
村人とテン・リングスのメンバーも大量の犠牲を払いながらも、シャン・チーとシャーリンそして、弓矢を使いこなすケイティの協力により、見事に闇の魔物を倒すことができました。
戦いは終わり、アメリカに戻ったシャン・チーとケイティはウォンに連れ出されます。
そこには、ブルース・バナー博士とキャロル・ダンヴァースがヴァーチャルで現れ、シャン・チーがウェンウーから譲り受けた腕輪テン・リングスは特別な鉱物でできており、何かの信号を発信していると告げました。
こうして、新しい世界に足を踏み入れたシャン・チーとケイティ。
しかしその日の夜、2人はウォンを連れていつも通りカラオケに行きこれまでと変わらない日常を送っていました。
一方、シャーリンはテン・リングスの解体をするはずでしたが、リーダーの椅子に座り組織をまとめていました。
以上、映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」のあらすじと結末でした。
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