新源氏物語の紹介:1961年日本映画。週刊文春連載の、川口松太郎が源氏物語を元に著した小説『新源氏物語』を原作とする。市川雷蔵演じる光源氏が禁断の恋の果てに全てを失って都を去るに至る、源氏物語明石の巻の前までに相当するストーリー。まだ宝塚歌劇団在籍中だった寿美花代をはじめとして多彩な女優陣が配された華やかなカラー映画。源氏の父である帝を演じる市川壽海は歌舞伎界の名優で市川雷蔵の養父。
監督:森一生 出演:市川雷蔵(光源氏)、寿美花代(藤壷・桐壷)、若尾文子(葵の上)、中村玉緒(朧月夜)、水谷良重(末摘花) 、水戸光子(弘徽殿女御)、中田康子(六条御息所) 、ほか